20代におすすめの転職職種15選|未経験から狙える仕事と選び方を徹底解説

20代未経験の転職におすすめの職種10選

20代におすすめの転職職種15選|未経験から狙える仕事と選び方を徹底解説

20代で転職を考えたとき、「どの職種を選べばいいかわからない」という壁にぶつかる人は多い。


新卒で入った会社が合わなかった、給与が上がらない、将来性を感じられない。理由はそれぞれ違っても、次の一手を間違えると「また失敗した」を繰り返すことになる。


この記事では、20代 転職 おすすめ職種を15種類ピックアップし、各職種の特徴・平均年収・未経験からの難易度を具体的に解説する。さらに、自分に合う職種の選び方と、20代のうちに動くべき理由も整理した。


読み終わる頃には、「次はこの職種を狙う」という具体的な方向性が決まる。


この記事でわかること


  • 20代転職でおすすめの職種15選と各職種の詳細情報
  • 未経験OKの職種・経験者有利の職種の違い
  • 自分に合う職種の選び方(4つの判断軸)
  • 20代のうちに転職すべき理由と30代以降との違い

20代が転職で職種選びに失敗する3つのパターン


職種選びのコツを説明する前に、失敗パターンを先に押さえておく。同じ轍を踏まないために重要だ。


「給与が高そう」だけで選ぶ


年収800万・1,000万という数字に引き寄せられて職種を選ぶパターンは、入社後の離職率が高い。


高年収職種には相応の要件がある。ITエンジニアなら技術習得に数年かかる。コンサルタントなら長時間労働・高い成果圧力が常態化している。「給与だけ見て飛び込む」と、現実とのギャップで半年以内に辞めるケースが後を絶たない。


「未経験OK」という言葉だけで飛びつく


未経験OKと書いてあっても、入社後の成長環境は職種・企業によって天と地ほど差がある。研修制度が整った企業もあれば、「見て覚えろ」のブラックに近い職場もある。


未経験OKの求人を見るときは、「なぜ未経験を採用できるのか」を企業視点で考えることが必要だ。教育コストをかけられる体力がある企業か、単に人手不足で採用ハードルを下げているだけかを見極める必要がある。


「なんとなくかっこよさそう」で選ぶ


マーケター・コンサルタント・エンジニアといった職種名に憧れて選ぶパターン。実際の業務内容と自分の適性がマッチしていないと、入社後に「思っていたのと違う」となる。


職種選びは「何をやりたいか」ではなく「何が得意で、何の役に立てるか」から考えるほうが、転職後の定着率も成長速度も高くなる。


20代転職でおすすめの職種【定番・安定系】


まず、求人数が多く転職しやすい定番職種を紹介する。未経験歓迎求人も多く、20代の初めての転職に向いている。


法人営業(BtoB営業)


企業を相手に商品・サービスを提案する営業職。日本で最も求人数が多い職種の一つで、未経験可の求人が豊富だ。


項目詳細
平均年収350〜600万円(成果報酬次第でそれ以上)
未経験難易度低〜中(コミュニケーション力があれば入りやすい)
向いている人人と話すのが苦にならない、目標数字で動ける人
将来性高(どの業界でも必要とされる)

営業経験は転職市場で最も汎用性が高いスキルの一つ。「提案→交渉→クロージング」のプロセスを身につけると、業界を変えても通用する。IT・SaaS・人材・不動産など業界の幅も広い。


注意点は、インセンティブの有無によって年収の振れ幅が大きいこと。固定給の比率と歩合の設計を求人票でしっかり確認すること。


事務職(一般事務・営業事務)


書類作成・データ入力・スケジュール管理など、オフィス業務全般を担う職種。安定志向の人に人気が高い。


項目詳細
平均年収250〜380万円
未経験難易度低(Excel・Word・PCスキルがあれば可)
向いている人正確さ・丁寧さがある、コツコツ作業が得意な人
将来性中(AIによる自動化の影響を受けやすい)

正直なところ、一般事務は今後AIやRPA(業務自動化ツール)に置き換えられていく職種の筆頭だ。競争が激しく求人倍率も低め。ただし、営業事務や経理事務・人事事務など専門性を加えた事務であれば市場価値は上がる。


「事務をやりたい」という人は、どの専門領域の事務を目指すかを明確にして求人を探すことをすすめる。


販売・接客スタッフ


小売店・飲食・ホテルなどで顧客対応を行う職種。接客業の経験は、その後のキャリアでも活きる対人スキルの基盤になる。


項目詳細
平均年収230〜380万円
未経験難易度非常に低(学歴・職歴不問の求人が多い)
向いている人人と接することが好き、気遣いが得意な人
将来性中(体力的な制約あり、店長・SVへのキャリアアップが必要)

20代のうちはいいが、30代以降も現場スタッフのままでいると体力的・年収的に限界が来る。販売職を選ぶなら「スーパーバイザー(SV)や店長→本部のMD・バイヤー」というキャリアパスを描けるかを最初から確認しておく必要がある。


20代転職でおすすめの職種【IT・デジタル系】


ITスキルは市場価値が高く、年収アップを狙う20代に特に人気の分野だ。未経験からでも入れる職種と、ある程度の前提知識が必要な職種がある。


Webマーケター


Web広告・SEO・SNS運用など、インターネットを通じた集客・販促を担う職種。デジタルマーケティングとも呼ばれる。


項目詳細
平均年収350〜600万円
未経験難易度中(独学でも入れるが、数字への強さが必要)
向いている人データを見て仮説を立てるのが好き、広告・SNSに興味がある人
将来性高(デジタル化が進む中で需要増加中)

未経験から入るなら、Google広告・Meta広告の基本操作やGoogleアナリティクス(GA4)の見方を独学で予習しておくと、選考通過率が上がる。


Webマーケターのキャリアは、「運用担当→戦略立案→マネジメント→CMO(最高マーケティング責任者)」という上流へ向かうルートと、フリーランスとして独立するルートがある。どちらも20代のうちに経験を積めば30代で大きく年収を伸ばせる職種だ。


ITエンジニア(プログラマー・システムエンジニア)


システム・アプリ・Webサービスの設計・開発を行う職種。未経験者向けのエンジニア転職は今も活況だが、参入者増加で競争も激化している。


項目詳細
平均年収400〜700万円(スキル・経験年数で大きく変動)
未経験難易度中〜高(独学3〜6ヶ月の学習は必須)
向いている人論理的思考が得意、問題解決が好き、コードを書くことへの抵抗がない人
将来性非常に高(AI・DX需要で人材不足継続中)

未経験からエンジニアに転職する場合、入社後の最初の1〜2年が最も辛い。「書けない・わからない・聞けない」の三重苦にぶつかる。それでも乗り越えると、30代以降の市場価値は別次元になる。


プログラミングスクールに通うかどうかは任意だが、「独学で小さいアプリを一つ完成させた」という実績を持って転職活動するほうが、スクール卒業証明書より選考で評価される。


インフラエンジニア・クラウドエンジニア


サーバー・ネットワーク・クラウド環境の構築・運用を行う職種。開発系エンジニアほど注目されないが、需要は安定して高い。


項目詳細
平均年収400〜650万円
未経験難易度中(Linux基礎・ネットワーク基礎の知識があると有利)
向いている人安定志向、細かい作業が得意、トラブル対応を冷静にできる人
将来性高(AWSなどクラウド移行需要で継続的に需要増)

AWS・Azure・GCPなどのクラウドサービスへの移行需要が爆発的に増えており、クラウドエンジニアの人材不足は深刻だ。AWSの認定資格(AWS SAA)を取得してから転職活動すると、20代未経験でも面接まで進めるケースが多い。


ITサポート・カスタマーサクセス


ITツール・SaaSサービスの導入支援・活用サポートを行う職種。エンジニアほどの技術知識は不要で、コミュニケーション力と学習意欲があれば未経験から入りやすい。


項目詳細
平均年収300〜500万円
未経験難易度低〜中(PC操作に抵抗なければOK)
向いている人人の役に立つことが好き、教えることが得意な人
将来性高(SaaS市場の拡大とともに需要増)

カスタマーサクセスは、Salesforceやkintoneなどのビジネスツールが普及した結果として生まれた比較的新しい職種だ。「顧客が使いこなせるよう伴走する」役割で、離職率の低い優良企業が多いのも特徴。エンジニアへのキャリアチェンジの踏み台にもなる。


Webデザイナー・UIデザイナー


WebサイトやアプリのビジュアルデザインをPhotoshop・Figmaなどのツールで制作する職種。


項目詳細
平均年収300〜500万円(スキル次第で高め)
未経験難易度中(ポートフォリオが必須で制作時間がかかる)
向いている人デザインに興味がある、細部のこだわりが強い人
将来性中〜高(AIツールの台頭で単純作業は代替されつつある)

Webデザイナーで転職成功するためにはポートフォリオが命だ。架空のサイトでも、実際に動くものを3〜5点作って提出できる状態を目指す。デザインだけでなく「なぜそのデザインにしたか」を言語化できるかどうかが選考の分かれ目になる。


20代転職でおすすめの職種【コンサル・企画系】


論理的思考力や提案力を活かせる職種。年収が高めで成長速度も速い分、求められる水準も高い。


経営コンサルタント・ITコンサルタント


企業の経営課題・IT戦略の解決策を提案し、実行を支援する職種。コンサルティングファームや事業会社のコンサル部門に所属する。


項目詳細
平均年収500〜900万円(外資系トップファームは1,000万超)
未経験難易度高(論理的思考・コミュニケーション・英語力が問われる)
向いている人問題解決が好き、論理的に話せる、プレッシャー耐性がある人
将来性高(DX・AI導入需要でITコンサルは特に高需要)

未経験からコンサル業界に入るなら、25〜27歳が現実的なタイムリミットだ。28歳以上になると「なぜこの年齢で未経験?」という採用側の疑問が強くなり、書類通過率が落ちる。


選考では「ケース面接」(お題に対して論理的に解決策を提案する面接形式)が行われることが多い。対策本(「東大生が書いたケース問題集」など)で事前に練習が必要だ。


人事・採用担当


採用活動・社員研修・評価制度の運用・労務管理など、「人」に関わる業務全般を担う職種。


項目詳細
平均年収350〜550万円
未経験難易度中(営業・接客経験があると有利)
向いている人人と話すのが好き、組織・人材への関心が高い人
将来性中〜高(人的資本経営の注目度上昇で重要性増加中)

人事の仕事は「採用」だけではない。育成・評価・労務・制度設計と幅広い。まず採用担当として入り、他の領域に横展開するキャリアが多い。スタートアップや成長企業の人事は裁量が大きく、若手でも経営に近い仕事ができる。


事業企画・経営企画


会社の事業戦略・新規事業・予算管理などを担う、経営に近い職種。キャリアの上流を担う分、経験が求められる。


項目詳細
平均年収500〜800万円
未経験難易度高(前職で何らかの数値管理・企画経験が必要)
向いている人データ分析が得意、組織全体を俯瞰できる人
将来性高(経営者候補の育成ポジションとして需要安定)

20代後半で経営企画を目指すなら、「営業で数値達成→事業企画」か「コンサル経験→事業企画」というルートが現実的だ。未経験直接応募は難しいため、ステップストーンになる職種を経由して狙う戦略をとる必要がある。


20代転職でおすすめの職種【医療・福祉・専門職系】


資格があれば安定して働けるライフライン系の職種。年収の高さより安定性・やりがいを重視する人向けだ。


看護師・医療事務


看護師は国家資格が必要だが、資格さえあれば全国どこでも働ける最強の安定職種の一つだ。医療事務は未経験からでも入れる。


項目詳細
平均年収(看護師)450〜600万円
平均年収(医療事務)250〜350万円
未経験難易度看護師:資格必須 / 医療事務:低
向いている人人の役に立てる仕事がしたい、安定した収入を求める人
将来性非常に高(超高齢化社会で人材需要は増加の一途)

看護師は転職時の引き止めが激しく、転職活動を1人で進めると条件交渉が難しい場面がある。転職エージェントを活用して非公開求人にアクセスしつつ、条件交渉を代行してもらう方法が最も効率的だ。


介護・福祉職


高齢者・障がい者の生活支援を行う職種。人手不足が深刻で、未経験・無資格でも採用される求人が多い。


項目詳細
平均年収280〜400万円(介護福祉士資格取得で上昇)
未経験難易度非常に低(初任者研修修了で入りやすい)
向いている人人と関わることが好き、体力がある、誰かを支えることに意義を感じる人
将来性高(高齢化で需要増加は確実)

介護職の課題は年収の低さだ。ただし、ケアマネジャー・サービス管理責任者・施設管理職などのポジションに進めば年収500万円以上も十分狙える。20代で介護業界に入るなら、最初から「資格取得→管理職」のキャリアパスを設計して動くことを強くすすめる。


20代転職でおすすめの職種【建設・製造・物流系】


体を動かす仕事・現場に近い仕事で年収を安定させたい人向けの職種を紹介する。


施工管理・現場監督


建設現場の工程・品質・安全・コストを管理する職種。職人上がりではなく、管理側として現場を統括する。


項目詳細
平均年収450〜650万円
未経験難易度低〜中(未経験歓迎求人が多い)
向いている人体力がある、現場仕事に抵抗がない、リーダーシップがある人
将来性高(建設業界の人手不足は深刻で有資格者は引く手あまた)

施工管理技士の資格(1級・2級)を取得すれば転職市場での価値は一気に上がる。2024年の建設業界の「時間外労働規制」適用開始もあり、若手施工管理の採用に積極的な企業が増えている。


20代で入社→資格取得→30代で1,000万円プレイヤーというルートは、建設業界では珍しくない。


ドライバー・物流スタッフ


トラック運転手・配送ドライバー・物流センタースタッフなど。普通自動車免許があれば入れる求人から大型・中型免許が必要な高収入求人まで幅広い。


項目詳細
平均年収300〜550万円(大型トラックは高め)
未経験難易度低(普通免許持ちなら軽貨物・宅配便から入れる)
向いている人1人作業が好き、運転が好き、コツコツ稼ぎたい人
将来性中(自動運転の進化に注意が必要。当面は人手不足が継続)

物流業界は2024年問題(時間外労働規制)の影響でドライバー不足がさらに深刻化し、待遇改善が進んでいる。フリーランス軽貨物(委託ドライバー)として独立して月収60〜80万円を稼ぐ人も増えている。


自分に合う職種の選び方|4つの判断軸


15職種を紹介したが、「どれも良さそうで迷う」という人のために、職種選びの判断軸を整理する。


判断軸①「やりたいこと」より「得意なこと」を優先する


「やりたいこと」は変わる。10代の頃なりたかった職業と今なりたい職業が変わっているように、仕事への興味は経験によって更新される。


一方、「得意なこと」は変わりにくい。人と話すのが得意なら営業・接客・カスタマーサクセス。数字を扱うのが得意なら経理・分析・マーケター。論理的に整理するのが得意ならコンサル・企画・SE。


まず自分の得意パターンを洗い出し、それが活かせる職種に絞ることが、転職後の定着率と成長速度を高める最短ルートだ。


判断軸②「市場価値」が上がる職種を選ぶ


今の年収だけでなく、3〜5年後の市場価値を見て選ぶ。職種によって、経験を積んだ後の転職市場での評価が大きく違う。


市場価値が上がりやすい職種市場価値が上がりにくい職種
ITエンジニア、コンサルタント、Webマーケター、施工管理一般事務、単純作業系、高度化されにくいルーティン業務

「今すぐ年収が高い」より「3年後に市場価値が高い」職種を選ぶ視点が、20代のキャリア戦略の核心だ。


判断軸③「働き方」の条件と照らし合わせる


在宅勤務ができるか、残業時間は許容できるか、土日休みが必要かどうか。ライフスタイルに合わない職種を選ぶと、どんなに好きな仕事でも長続きしない。


  • 在宅比率が高い職種:ITエンジニア、Webマーケター、Webデザイナー、事務職
  • 残業が多い職種:コンサルタント、営業(業界による)、施工管理
  • 土日祝休みが取りにくい職種:販売・接客、介護、ドライバー

転職後に後悔しないために、給与・仕事内容・働き方の3つが揃う求人を探す視点を持つことが大切だ。


判断軸④「未経験から成長できる環境」を見極める


未経験からの転職成否は、本人の努力だけでなく職場環境で大きく変わる。次の要素を求人票や面接で必ず確認する。


  • 研修制度・OJT体制が明文化されているか
  • 入社後1〜2年の先輩社員の成長事例があるか
  • 未経験入社者の定着率・離職率(聞けるなら聞く)
  • 評価軸が数字・成果で明確になっているか

「アットホームな職場」という表現は何も言っていない。具体的な育成プロセスを話せない会社は、未経験者の成長環境が整っていないケースが多い。


20代のうちに転職すべき理由|30代以降との決定的な違い


「転職はいつでもできる」と思っているなら、それは誤解だ。20代と30代以降では、転職市場での評価基準が根本的に変わる。


20代は「ポテンシャル採用」が通用する唯一の期間


企業が20代を採用するとき、スキルや実績よりも「成長の伸びしろ」を評価する。これをポテンシャル採用と呼ぶ。


30代以降は即戦力採用が原則だ。「この人は何ができるか」「現場に投入してすぐ成果が出るか」で判断される。未経験職種への転職は30代から一気に難しくなる。


つまり、20代は職種変更が最もコストが低い期間だ。「やってみて合わなければ変える」という修正が利くのは、実質30歳前後まで。それを過ぎると選択肢が急速に狭まる。


20代前半と後半で戦略を変える必要がある


年齢帯転職市場での強み採用企業の期待推奨アクション
20代前半(〜25歳)素直さ・成長速度ゼロから育てる前提大手・成長企業への転職で環境を変える
20代後半(26〜29歳)実務経験・専門性の芽3年以内に即戦力化前職の経験を活かせる職種で年収アップを狙う

20代前半なら「成長できる環境」重視で大手・ベンチャーを問わず選ぶ。20代後半なら「市場価値が上がる職種×前職の経験が活きる」組み合わせで勝負する。この戦略の違いが、30代のスタートラインを大きく左右する。


最初の転職で「職種の方向性」を決める重要性


20代の転職回数は1〜2回が最も評価されやすい。3回を超えると「定着しない人」という印象を持たれるリスクが出てくる。


だからこそ、最初の転職で職種の方向性(IT系・営業系・専門職系など)を正しく選ぶことが重要だ。細かい職種や会社の違いは後からでも修正できるが、「営業からエンジニアへ」「販売から経営企画へ」という大きな職種転換は、時間が経つほど難しくなる。


20代転職で職種を変える前に確認すべきこと


職種を変えることが正解とは限らない。今の会社・業界でキャリアを積み続けたほうが有利なケースもある。動く前に、以下の点を確認しておく。


「職種を変えたい」のか「会社を変えたい」のかを区別する


転職したいという気持ちの根本が「今の仕事内容が嫌」なのか「今の会社環境が嫌」なのかによって、打ち手が変わる。


  • 仕事内容が嫌:職種変更が正解。今の記事を参考に次の職種を決める
  • 会社環境が嫌:同職種・同業界で転職すれば解決する可能性が高い
  • 両方嫌:職種も業界も変えるより、どちらか一方を固定して変える戦略が安全

職種と業界を同時に変えると、即戦力性がゼロになり採用難易度が大幅に上がる。転職活動でうまくいかない人の多くが、この「変えすぎ」パターンにはまっている。


前職の経験を「翻訳」して活かせるか考える


全く異なる職種でも、前職で身につけたスキルが活かせるケースは多い。転職市場では、この「スキルの翻訳」ができるかどうかが評価に直結する。


前職の経験翻訳して活かせる職種の例
接客・販売(顧客対応力、観察力)法人営業、カスタマーサクセス、人事採用
事務・総務(正確性、段取り力)人事・労務、営業事務、経理事務
製造・現場(安全管理、工程把握)施工管理、品質管理、生産管理
飲食・サービス(チームワーク、忍耐力)営業、介護、販売管理職

「前職で何を学んだか」を言語化できれば、未経験職種でも「ゼロからのスタートではない」ことをアピールできる。これが転職活動の選考突破において最大の武器になる。


転職後の収入ダウンを許容できるか確認する


職種変更転職では、最初の1〜2年は収入が下がるケースが多い。特に未経験職種に飛び込む場合、前職と同等以上の年収からスタートできることはほぼない。


ただし、正しい職種を選べば3〜5年後には前職の年収を大きく超えられる。短期の収入ダウンを投資として捉えられるかどうかが、20代のキャリア戦略の分岐点だ。


生活費の試算をして「月いくら下がっても生活できるか」を事前に把握しておくことで、転職活動中の焦りを防げる。


転職活動に使える時間を現実的に見積もる


転職活動の平均期間は3〜6ヶ月だが、職種変更を伴う転職は6〜12ヶ月かかることも珍しくない。求人への応募・書類選考・面接の往復に加え、スキル習得の時間が加わるためだ。


在職中に転職活動を行う場合は、「毎週何時間を転職活動に充てられるか」を先に決めておく。週に5〜10時間確保できれば、6ヶ月以内に内定を出せるケースが多い。


よくある質問(FAQ)


Q. 20代で転職回数が多いと不利になりますか?


2〜3回程度であれば大きなマイナスにはならない。ただし、転職の度に職種が変わっていると「一貫性がない」と判断される可能性がある。大切なのは回数より「各転職に理由があるか」「キャリアのストーリーとして説明できるか」だ。面接では転職理由を前向きに・論理的に説明できれば問題ない。


Q. 未経験転職は何歳までが現実的ですか?


職種によって異なるが、ITエンジニア・Webマーケター・コンサルタントへの未経験転職は28〜29歳が現実的な上限に近い。看護師・介護職・施工管理など資格・体力系の職種は30代でも入りやすい。どの職種を目指すにしても、「今すぐ動く」が最優先だ。迷いながら1年過ごすより、今日応募する1社のほうが価値がある。


Q. 転職エージェントと転職サイトはどちらを使うべきですか?


目的によって使い分ける。転職サイト(Indeed・リクナビNEXT等)は求人数が多く自分で検索できるが、選考対策・給与交渉のサポートはない。転職エージェントは非公開求人へのアクセス・応募書類の添削・面接対策・給与交渉の代行が受けられる。特に未経験職種への転職や、現職に知られたくない転職活動には、エージェントの活用をすすめる。


Q. 転職後すぐ辞めてしまいそうで不安です。どうすれば入社後の失敗を防げますか?


最も効果的な対策は「入社前に現場の実情を把握すること」だ。面接で聞けること(1日のスケジュール・評価基準・上司のマネジメントスタイル・離職率)は積極的に聞く。転職エージェントを使っている場合は、担当者を通じてより踏み込んだ情報を取れることも多い。また、内定後に職場見学を申し込むのも有効だ。入社後の働き方をリアルにイメージできていれば、ミスマッチは大幅に減らせる。


Q. 今の仕事を続けながら転職活動するのは難しいですか?


在職中の転職活動は可能だ。平均的な転職活動期間は3〜6ヶ月で、週末・平日夜を使いながら進める人がほとんど。ただし、面接日程の調整が難しいケースもあるため、転職エージェントに日程調整を一任すると負担が減る。「辞めてから転職活動」は収入が途絶えるプレッシャーから焦りが生まれ、妥協した転職先を選びやすくなる。特に理由がなければ在職中に活動を終わらせることをすすめる。


まとめ:20代の転職職種選びは「3〜5年後の自分」から逆算する


この記事で紹介した20代転職でおすすめの職種を改めて整理する。


カテゴリ職種未経験難易度将来性
定番・安定法人営業、事務職、販売・接客低〜中中〜高
IT・デジタルWebマーケター、ITエンジニア、クラウドエンジニア、カスタマーサクセス、Webデザイナー中〜高
コンサル・企画コンサルタント、人事・採用、事業企画
医療・福祉看護師・医療事務、介護・福祉職低〜高非常に高
建設・物流施工管理、ドライバー・物流低〜中中〜高

職種選びで大切なのは、「今の自分」ではなく「3〜5年後になりたい自分」から逆算することだ。どんなスキルを持ち、どんな年収で、どんな働き方をしているか。その未来に最も近い職種が、今選ぶべき答えだ。


20代の転職は、やり直しが利く最後の機会でもある。「いつかやろう」は選択肢を減らすだけだ。


Re:WORKでは、20代の転職を無料でサポートしています


「どの職種が自分に合うかわからない」「未経験転職でも本当に採用される?」という疑問に、キャリアアドバイザーが1対1で答えます。非公開求人へのアクセス・応募書類の添削・面接対策まで、転職活動の全工程を伴走します。


  • 相談・登録は完全無料
  • 在職中でもOK、転職意向が固まっていなくても相談可能
  • 未経験職種への転職支援実績多数

無料でキャリア相談をする →


無料・3分で完了

あなたに向いている仕事は?

20問の質問に答えるだけで、あなたの強みと適職が分かります。

適職診断を受ける

この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
取扱求人数
44,692件以上

年代別転職の関連記事

未経験から始められる求人を多数掲載しています。
あなたに合った仕事がきっと見つかります。

求人を探す

未経験からの転職、ひとりで悩んでいませんか?

Re:WORKエージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが
あなたに合った求人をご紹介します。相談は無料です。

無料で転職相談する 求人を探す
無料相談 適職診断