2回目の転職を成功させるコツ|採用担当者が見るポイントと失敗例

転職回数が2回目の人が気をつけるべきこと

転職2回目を成功させる完全ガイド|失敗しやすい落とし穴と採用担当者が見るポイント

「2回目の転職って、1回目より難しいの?」


「また転職したいけど、短期間での2度目はマイナス評価になるんじゃないか……」


転職2回目を考えている人の多くが、こうした不安を抱えている。結論から言う。2回目の転職は、正しい準備と戦略があれば1回目より高い確率で成功できる。なぜなら、すでに転職活動の流れを知っているうえ、1社目・2社目の経験から自分のキャリアについて具体的に語れる材料が揃っているからだ。


ただし、2回目ならではの落とし穴もある。「また辞めるのでは」という採用担当者の懸念、転職回数による書類通過率への影響、自己分析の甘さから来るミスマッチの再発——これらを正しく理解して対策しなければ、同じ失敗を繰り返す。


この記事では、転職2回目を検討している20〜30代向けに、成功率を上げるための準備・選社軸・面接対策・よくある失敗パターンを徹底解説する。


この記事でわかること


  • 転職2回目が1回目と何が違うか
  • 採用担当者が2回目転職者に感じる懸念と、その払拭方法
  • 転職2回目で失敗しやすいパターンと対策
  • 転職回数・在籍期間による市場評価の実態
  • 成功率を上げる自己分析・求人選び・面接対策の具体的な手順

転職2回目は有利?不利?市場評価の実態


転職2回目という事実が、採用市場でどう評価されるかを正確に把握しておくことが出発点だ。「2回転職した=不利」という単純な話ではない。評価は在籍期間・転職理由・年齢・業界によって大きく変わる。


転職回数より「在籍期間」と「転職理由」が問われる


採用担当者が履歴書で最初に確認するのは転職回数そのものではなく、各社での在籍期間と転職の文脈だ。


たとえば「2社とも3年以上在籍し、スキルアップを目的に転職」という人と、「1社目を8ヶ月で退職し、2社目も1年未満」という人では、回数が同じ2回でも評価は全く異なる。


パターン 採用担当者の印象
各社3年以上 + キャリアアップ目的 問題なし。成長志向と評価されることも
1社目短期(1年未満)+ 2社目3年以上 2社目の定着実績で挽回できる
2社とも1〜2年で退職 「また辞める」懸念。理由の説明が必須
20代での2回転職 業界によっては成長意欲と見られる

重要なのは、転職回数をそのままにするのではなく、各社での行動と成果を一貫したストーリーで説明できるかどうかだ。


業界・職種によって許容度は異なる


転職回数への許容度は業界で明確に異なる。IT・広告・コンサルなどの業界では2〜3回の転職は珍しくなく、むしろ複数社経験が評価されるケースもある。一方で、金融・公務員・老舗製造業など安定志向の強い業界では、同じ2回転職でも「定着リスク」として見られやすい。


自分が狙う業界・職種で転職回数がどう扱われるかを、求人票や面接の実態情報から事前に調べておくことが重要だ。


30代以降は「専門性」がより重視される


20代の転職2回目と30代の転職2回目では、採用担当者が見るポイントが変わる。20代は「成長余地」「素直さ」「基礎スキル」が評価軸の中心だが、30代以降は「即戦力としての専門性」と「再現性(次の会社でも成果を出せるか)」が問われる。


30代以降で転職2回目を迎える場合は、これまでのキャリアで何の専門性を積んできたかを具体的な数字と事例で語れるかどうかが、選考通過の分かれ目になる。


転職2回目で失敗しやすい5つのパターン


2回目の転職が失敗に終わる原因はほぼパターン化されている。以下の5つに自分が当てはまっていないか確認してほしい。


パターン1:1回目の転職理由を正直に整理できていない


2回目の転職活動で最も多い失敗の根本は、1回目の転職理由を自分でも整理できていないことだ。


「なんとなく職場環境が合わなかった」「思っていた仕事と違った」という認識だけで終わっていると、面接で「なぜ前職を辞めたのですか」と問われたときに答えが曖昧になる。そして、転職理由が曖昧な人は、選社軸も曖昧になる。結果として「また同じ環境に入ってしまう」ミスマッチの再発につながる。


1回目の転職理由を徹底的に解剖することが、2回目の成功の土台になる。「何が嫌だったか(不満)」だけでなく、「何があれば定着できたか(充足条件)」まで掘り下げることが必要だ。


パターン2:「今の職場から逃げる」動機だけで動く


転職を検討するきっかけが「今の職場が辛い」「上司と合わない」「給与が上がらない」という不満であることは多い。それ自体は問題ない。問題は、その不満を解消することだけを目的に転職先を探す場合だ。


逃げの動機だけで動くと、次の職場でも別の不満が出たときに辞めたくなる。採用担当者はこれを見抜く質問をしてくる。「なぜ弊社を選んだのですか」「入社後にどうなりたいですか」という質問に、前向きな軸で答えられない人は通過率が下がる。


転職動機は「逃げ」から「向かうもの」に変換して言語化する作業が必須だ。


パターン3:1回目より条件を上げようとしすぎる


「1回目の転職でこれくらいの会社に行けたから、2回目はもっと上を狙えるはず」という思い込みが、求人選びの視野を狭める。


実際には、2回目の転職での年収アップは在籍期間・実績・市場価値の3点で決まる。希望年収だけを高く設定して応募しても書類で落とされ続け、時間だけが過ぎていく。


自分の市場価値を客観的に把握したうえで、現実的なターゲット水準を設定することが重要だ。エージェントを活用して複数の評価を取り、自分の価値を外から見ることをすすめる。


パターン4:転職理由の説明が「前職の批判」になっている


2回目の転職で面接時に詰まる人の多くが、転職理由を話すときに前職・前々職の批判になっている。「前の会社は評価制度が不透明だった」「上司のマネジメントが最悪だった」——これらを面接で口にすると、採用担当者は「うちの会社でも同じことを言う人材では」と考える。


転職理由は必ず「自分の意志・目的」ベースで語る。ネガティブな事実があっても、それを「自分がどう判断して次に進もうとしているか」という文脈に変換することが面接突破のポイントだ。


パターン5:在職中か退職後かを軽く考えている


転職活動を在職中に進めるか、退職後に進めるかは、精神的・経済的・戦略的な観点から重要な判断だ。


退職してから転職活動を始めると、焦りが生まれる。焦った状態での転職活動は条件面での妥協や、ミスマッチ企業への入社につながりやすい。特に転職2回目の場合、面接で「なぜ退職してから活動しているのか」を問われることもある。


原則として、転職活動は在職中に進めることをすすめる。どうしても退職してから動く場合は、3〜6ヶ月分の生活費を確保したうえで、活動期間の上限を決めてから始めることが重要だ。


転職2回目の自己分析:1回目より深く掘り下げる方法


転職2回目の自己分析は、1回目と同じ方法ではいけない。なぜなら、すでに2社(または1社)の就業経験があり、その経験から得た情報を分析に組み込める状態だからだ。


2社分の経験を「比較軸」で整理する


転職1回目の人にはできない、2回目ならではの強力な自己分析手法が「比較分析」だ。新卒で入った会社と転職先を比較することで、自分がどんな環境・文化・仕事で力を発揮できるかが見えてくる。


以下の項目を2社で比較して書き出してほしい。


比較項目 1社目 2社目(現職)
仕事の裁量    
評価されたこと    
ストレスになったこと    
やりがいを感じた瞬間    
会社規模・文化    

2社を比べることで「大企業より中小規模で裁量を持って動くほうが成果を出しやすい」「チームワーク重視の環境より個人で完結する仕事が合っている」など、自分の本質的な特性が浮かび上がる。


「充足条件」と「不満要因」を分けて整理する


転職活動では「何が嫌で辞めたか」と「何があれば定着できるか」を分けて考えることが重要だ。この2つは似て非なるものだ。


たとえば「給与が低い」という不満があったとして、それは「給与が高ければ定着する」という充足条件と必ずしも一致しない。給与が上がっても仕事内容が合わなければ辞める可能性がある。


充足条件を明確にするには「どうなっていれば今の会社を辞めなかったか」を問い続けることだ。この問いへの答えが、次の会社選びの核心的な選社軸になる。


「強み」を成果ベースで言語化する


面接で評価される自己PRは「私は〇〇が得意です」という宣言ではなく、「〇〇という状況で〇〇を行い、〇〇という成果を出した」という構造で語られる実績だ。


2社の経験から、具体的な成果を数字で語れるエピソードを3つ以上用意する。売上・改善率・件数・工数削減など、数値化できるものは全て数値で表現する。数値化できない場合でも「チームの中での役割」「顧客・上司の反応」「取り組みの規模感」で具体性を補う。


採用担当者の本音:よくある懸念と払拭のポイント


採用担当者の視点を理解することが、転職2回目の選考突破に直結する。ここでは採用担当者の本音と、それに対する具体的な対策を解説する。


懸念①「またすぐ辞めるのでは」への答え方


最も多い懸念がこれだ。2回転職している人に対して「うちも同じように辞められるのでは」という不安を感じる採用担当者は多い。


この懸念を払拭する最も有効な方法は、転職の「一貫したストーリー」を作ることだ。1社目から現職、そして次の転職が、一本の線でつながるキャリアの文脈として説明できれば、採用担当者の懸念は大幅に和らぐ。


具体的な答え方の例:


「1社目では営業の基礎を学び、転職先ではマーケティング部門に異動してデジタル施策を担当しました。この2社でのキャリアを通じて、営業とマーケティングの両側から事業に貢献できる人材になりたいという軸が固まり、両方の職能を活かせるポジションを求めて転職を検討しています」

この構造は「なぜ辞めたか」より「何に向かっているか」を前面に出している。前向きな方向性が明確な人材は、採用後の定着率が高いと判断される。


懸念②「また合わなかったら辞めるのでは」への答え方


過去に2社経験して2回とも転職しているという事実から、「自社に入社しても合わなかったらまた辞める人材」という懸念が生まれる。


この懸念への対策は2つだ。1つは前職・前々職で辞めた理由と、次の会社でその問題が起きないロジックを説明すること。もう1つは自社を選んだ具体的な理由を、企業研究に基づいて語ることだ。


「御社のビジョン・文化・事業フェーズが、私がこれまでの経験で明確にした『次はここで働きたい』という軸と一致しています」という言い方が有効だ。この言い方をするためには、本当に企業研究が必要であり、薄い志望動機では通用しない。


懸念③「スキルの一貫性がない」への答え方


1社目と2社目で異なる職種・業種の場合、「何がやりたいかわかっていない人材」と見られるリスクがある。


対策は、2社での経験に共通するスキルや価値観を見つけ出し、それを「自分のキャリアの軸」として語ることだ。


たとえば「1社目は営業、2社目は企画と職種は違いますが、どちらも『顧客の課題を解決する』という点で共通しており、私の強みは顧客視点での問題定義と解決策立案にあります」という構造で語ると、一貫性が生まれる。


転職2回目の求人選び:ミスマッチを防ぐ選社軸の作り方


2回目の転職でミスマッチを再発させないためには、求人選びの軸を「条件ベース」から「価値観・環境ベース」にシフトする必要がある。給与・福利厚生・残業時間といった条件だけで選んだ会社が合うとは限らない。


「外せない条件」と「あればいい条件」を分けて整理する


求人を見るときに全ての条件を同列に扱うと、軸がブレる。まず「ここが満たされなければ転職の意味がない」という絶対条件を3〜5項目に絞り込む。次に「あればなお良い」という希望条件を別リストに作る。


絶対条件の候補例:


  • 年収〇〇万円以上
  • リモートワーク可
  • 特定の職種・業務内容
  • 裁量を持って意思決定できる環境
  • 評価制度の透明性

絶対条件を満たさない求人は応募しない。これが2回目の転職でミスマッチを防ぐ最も基本的なルールだ。


企業の「文化・カルチャー」を事前に調べる方法


条件面より、実は定着率に大きく影響するのが企業文化の適合度だ。どれだけ条件が良くても、職場の価値観や仕事の進め方が自分と合わなければストレスが積み重なる。


企業文化を事前に調べる具体的な方法:


  • OpenWork(旧Vorkers)・転職会議:実際の在籍者・退職者の口コミが蓄積されている。評価分布だけでなく、コメントの内容を精読する
  • LinkedIn・X(Twitter):企業の社員の発言・シェア内容から文化が見える
  • 採用ページ・代表メッセージ:採用ページに「どんな人を求めているか」「どんな環境か」が書かれている場合が多い
  • 面接での逆質問:「1年以内に離職する人の傾向は?」「チームの意思決定はどう行われますか?」など、文化をダイレクトに聞く質問を用意する

「成長できる環境か」を見極めるポイント


特に20〜30代にとって、次の会社が「自分が成長できる環境かどうか」は重要な判断基準だ。成長環境を見極めるポイントを具体的に挙げる。


  • 上司・先輩のキャリアパス:上司が自分の5〜10年後に見えるか
  • フィードバック文化:定期的な1on1・評価面談があるか
  • 社内異動・副業可否:キャリアの幅を広げる選択肢があるか
  • 研修・学習支援制度:費用補助・業務時間内での学習機会があるか
  • 会社の成長フェーズ:拡大期の会社はポジションが増え、経験できる範囲が広がる

転職2回目の面接対策:よく聞かれる質問と答え方


転職2回目の面接では、1回目より深掘りされる質問が増える。特に「なぜ2回転職しているのか」という文脈での質問には、準備なしで臨むと崩れやすい。よく出る質問と効果的な答え方を確認しておこう。


「前職をなぜ辞めたのですか」への答え方


2回目の転職では1社目と2社目(現職)、それぞれの退職理由を聞かれる可能性がある。面接官によっては「なぜ2回転職しているのですか」という形で、両社まとめて問うこともある。


答えるときの基本構造:


  1. 退職理由(事実ベース、ネガティブな表現は避ける)
  2. その経験から何を学んだか
  3. 次の職場に何を求めているか

この3ステップで答えると、転職理由が「逃げ」ではなく「学びと成長の文脈」として伝わる。


「なぜ弊社を選んだのですか」への答え方


志望動機を問う質問だが、転職2回目の場合は「過去2社との比較でなぜ今回この会社なのか」まで踏み込んで答えられると印象が強い。


具体的な答え方のポイント:


  • 「1社目・2社目の経験を通じて〇〇という軸が固まった」という前置きを使う
  • 御社の〇〇(事業内容・文化・成長フェーズ)が、その軸と一致していることを具体的に述べる
  • 「御社で実現したいこと」を1文で語る

「5年後のキャリアビジョンは?」への答え方


転職2回目の人材に対して、採用担当者は「この人は腰を落ち着けて成長してくれるか」を見ている。5年後のビジョンを問う質問では、具体性と現実感のあるキャリアパスを語ることが求められる。


ポイントは「御社でのキャリアパス」と「自分のキャリア目標」を連動させて語ること。「御社では〇〇の領域でスペシャリストとして成長し、5年後には〇〇のポジションで〇〇に貢献したいと考えています」という構造が有効だ。抽象的なビジョンより、会社の事業と自分の役割が具体的につながっている答えが評価される。


転職エージェントを使うべき3つの理由


転職2回目では、転職エージェントの活用が特に有効だ。求人選びと並行してエージェントを活用することで、選択肢と成功率を大幅に引き上げられる。


非公開求人へのアクセスと市場価値の把握


転職エージェントが保有する求人の多くは非公開だ。求人サイトに掲載されていない、エージェント経由限定の案件にアクセスできる。


また、複数のエージェントに相談することで「自分の経験・スキルが市場でどう評価されるか」を客観的に把握できる。1社だけの評価では偏りがあるため、2〜3社に相談して比較することをすすめる。


転職回数・在籍期間の懸念を事前に解消できる


エージェントは求人企業の採用担当者と直接やり取りしている。そのため「この候補者は転職2回目ですが、在籍期間・理由・スキルはこうです」という形で事前に推薦文を入れてもらうことができる。


転職2回目という事実が書類選考で不利に働くリスクを、エージェントの推薦でカバーできるのは大きなメリットだ。


面接対策・書類添削のサポートを受けられる


転職エージェントは面接対策・職務経歴書の添削を無料で行っている。特に「転職2回目ならではの質問への答え方」を事前に練習できるのが大きい。書類通過率・面接突破率を上げるうえで、エージェントのフィードバックは有効な手段だ。


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転職2回目の職務経歴書の書き方:2社分の経験を武器にする


転職2回目の職務経歴書は、1社分しか書けない1回目と違い、2社分のキャリアをどう整理して見せるかが鍵になる。書き方を間違えると「転職が多い人」という印象になるが、正しく書けば「幅広い経験を持つ人材」として映る。


職務経歴書の基本構成


転職2回目の職務経歴書は、以下の構成で作成する。


  1. 職務要約(3〜5行):2社での経験を一言で表すキャリアサマリー。採用担当者が最初に読む部分なので、最も伝えたいことを凝縮して書く
  2. 職務経歴(時系列):各社での在籍期間・ポジション・担当業務・実績を記載する。実績は必ず数値で表現する
  3. スキル・資格:業務で活用した具体的なスキル(ツール名・言語・資格等)を列挙する
  4. 自己PR:2社を通じて一貫して発揮してきた強みを、具体的なエピソードで裏付ける

「キャリアサマリー」で転職の一貫性を示す


2回目の転職で職務経歴書に必ず加えたいのが「キャリアサマリー」の項目だ。1社目から現職までの経験を3〜5行で凝縮し、自分のキャリアの方向性と強みを簡潔に語る。


キャリアサマリーの書き方例:


「新卒でIT企業の営業職として顧客開拓・提案を担当(3年)。転職後は同業界のマーケティング部門でSEO・Web広告運用を担当(2年)。営業とマーケティング両面から事業に貢献した経験を持ち、顧客視点での施策立案と実行が強みです。」

この形式で書くと、2社での経験がバラバラに見えず、一本の軸を持ったキャリアとして伝わる。


実績の書き方:数字で語る原則


職務経歴書で差がつくのは実績の書き方だ。「売上を上げた」「業務を改善した」という記述は印象に残らない。採用担当者が記憶するのは具体的な数字だ。


NG例(抽象的) OK例(数字あり)
営業成績を向上させた 入社1年目に前年比120%の売上達成、チーム内3位
業務効率化に取り組んだ 月次レポート作成工数を8時間→2時間に削減(75%削減)
顧客満足度を改善した 担当顧客のNPS(推奨者スコア)を+15pt向上させた

数値がない業務でも「規模感(何人規模のプロジェクト)」「頻度(月次〇件対応)」「役割(プロジェクトリーダーとして〇名をマネジメント)」などで具体性を出せる。


転職2回目のタイミング:いつ動き始めるべきか


職務経歴書を整備したら、次は「いつ転職活動を始めるか」のタイミングを判断する必要がある。動き始める時期を誤ると市場評価が下がったり、焦りによるミスマッチにつながる。判断基準を整理しておく。


在籍期間:最低ラインの目安


転職2回目で最も問われるのが在籍期間だ。現職の在籍期間が短いほど「またすぐ辞める人材」という懸念が強まる。


業界の一般的な目安は以下の通りだ。


在籍期間 採用担当者の目線 対策
1年未満 懸念あり。説明必須 転職理由の丁寧な言語化が必要
1〜2年 やや短め。成果が問われる 在籍中の実績を具体的に示す
2〜3年 標準的。ほぼ問題なし 次のステップとしての転職を語る
3年以上 十分な在籍実績 キャリアアップ志向として評価される

ただし、在籍期間が短くても「会社都合のリストラ」「事業売却・撤退」「ハラスメント等の明確な問題」があった場合は、正直に説明することで理解を得られるケースがほとんどだ。


転職を急ぐべきでないサイン


以下の状態で転職活動を始めると、判断が焦りに引きずられてミスマッチにつながりやすい。


  • 感情的なピーク(「もう無理」と感じた直後)での転職開始
  • 生活費の蓄えが3ヶ月分未満で退職後に活動しようとしている
  • 「どこでもいい、早く決めたい」という心理状態になっている
  • 転職理由を言葉にできない(自己分析が未完了)

こうした状態のまま動くと、書類・面接でも焦りが透けて見え、内定を取りにくくなる。まず冷静になれる環境を作ってから活動を始めることが重要だ。


転職を検討し始めるべきポジティブなサイン


一方で、以下の条件が揃っているときは転職活動を開始する好機だ。


  • 現職で一定の成果・実績が出ており、数値で語れる材料がある
  • 自分が次にやりたいことが言語化できている
  • 市場で需要のあるスキル・経験が身についている(エージェントや求人動向から確認できる)
  • 在籍期間が2年以上になっている
  • 精神的・体力的に余裕があり、在職しながら活動できる状態にある

これらの条件が揃ったタイミングで動き始めると、転職2回目の成功率は大きく上がる。


よくある質問(FAQ)


転職2回目は不利になりますか?


転職2回目というだけで不利になることはありません。重要なのは転職回数ではなく、在籍期間・転職理由・積み上げたスキルの3点です。各社で一定の在籍期間があり、転職の一貫したストーリーを語れれば、2回目の転職は問題なく評価されます。ただし、2社とも在籍期間が短い場合や、転職理由が曖昧な場合は採用担当者の懸念を招くため、事前の整理が必要です。


転職2回目で年収を上げることはできますか?


可能です。ただし、年収アップは「市場価値の高い経験・スキルを持っているか」「ターゲット企業の採用水準と自分の経験が合致しているか」に依存します。2社での経験が活きる職種・業種に的を絞り、成果を数字で示せる職務経歴書を作成することが年収アップへの近道です。転職エージェントに相談して自分の市場価値を客観的に把握してから活動を始めることをすすめます。


転職2回目の転職活動期間はどのくらいが目安ですか?


在職中に活動する場合は平均3〜6ヶ月が目安です。1ヶ月で自己分析・求人絞り込み、2〜3ヶ月で書類応募・面接、1〜2ヶ月で内定・入社準備というスケジュールが一般的です。転職2回目の場合、自己分析の深さが選考結果に大きく影響するため、最初の1ヶ月で「2社の経験から何を学んだか・次に何を求めるか」を徹底的に整理することに時間をかけることをすすめます。


転職2回目で異業種・異職種に挑戦できますか?


年齢と目指す業種・職種によって異なります。20代であれば異業種・異職種への転職はポテンシャル採用で通りやすく、2回目でも挑戦可能です。30代以降の場合は、完全に未経験の異業種・異職種への転身は難易度が上がります。その場合は、これまでの経験で培ったスキルが活かせる接点を見つけ、「完全な異業種」ではなく「隣接する領域への移動」として提案することが有効です。


転職2回目で面接に落ち続けている場合、何を見直せばいいですか?


書類通過率と面接通過率のどちらが低いかによって対策が異なります。書類通過率が低い場合は、職務経歴書のアピール内容・フォーマット・応募先の絞り込み方を見直してください。面接通過率が低い場合は、転職理由の説明・志望動機の具体性・自己PRの成果ベースへの修正が有効です。いずれの場合も転職エージェントに相談し、第三者の視点でフィードバックをもらうことが最も効率的な改善方法です。


まとめ:転職2回目を成功させる5つのポイント


転職2回目の成功は、正しい準備と戦略に尽きる。最後に要点を整理する。


  1. 1回目の転職理由を徹底的に整理する:「何が嫌だったか」だけでなく「何があれば定着できたか」まで掘り下げる
  2. 2社分の経験を比較分析する:どちらの環境で成果を出せたか・やりがいを感じたかを比較し、自分の本質的な特性を把握する
  3. 転職のストーリーを作る:1社目から現職、そして次の転職が一本の線でつながるキャリアの文脈を語れるようにする
  4. 選社軸を「条件」より「価値観・環境」に置く:絶対条件を3〜5項目に絞り、企業文化の事前リサーチを徹底する
  5. 転職エージェントを活用する:非公開求人・推薦文・面接対策を活用し、転職2回目のハードルをカバーする

転職2回目は、1回目の経験を活かせる分だけ有利に動ける側面がある。過去の経験をマイナスに捉えるのではなく、それを材料にして次のステップを設計する視点で取り組んでほしい。


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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
取扱求人数
44,692件以上

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