土日休みの職業一覧|完全週休2日で働ける仕事32選と転職で失敗しないポイント

土日休みの仕事一覧|未経験から転職できる職種

土日休みの職業一覧|完全週休2日で働ける仕事32選と転職で失敗しないポイント

「土日はしっかり休みたい」「家族や友人と予定を合わせたい」——転職を考えるとき、休日の条件を重視する人は多い。しかし実際に求人を探すと、「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いに戸惑ったり、土日休みに見えて実は業務都合でシフトが入ったりするケースがある。


また「土日休みの仕事に転職したいけど、どんな職業が当てはまるのかわからない」「今の業界から転職できるのか不安」という声もよく聞く。土日が休みかどうかは職種だけでなく、業種・企業規模・雇用形態の組み合わせで決まる。求人票の表記を正しく理解しないと、転職後に「思っていたのと違う」となりかねない。


この記事では、土日休みが取りやすい職業を32種類まとめて紹介する。業種・職種・働き方のパターン別に整理しているので、自分の経験やスキルに合った仕事を探す際の参考にしてほしい。また、求人票の読み方・面接での確認方法・転職で失敗しないポイントも合わせて解説する。


この記事でわかること


  • 土日休みが多い職業・業種の一覧(32種類)
  • 「週休2日制」と「完全週休2日制」の違い
  • 求人票・面接での確認ポイント
  • 土日休みの仕事に転職するときの5つのポイント
  • 土日休みにこだわりすぎるリスクと対処法

土日休みの仕事とは|「週休2日」と「完全週休2日」の違いを先に理解する


求人票で「週休2日」と書かれていても、土日が休みとは限らない。転職活動を始める前に、この2つの言葉の意味の違いを正確に把握しておくことが重要だ。多くの転職希望者がこの違いを見落とし、入社後に「土日に出勤することがある」と気づく失敗を繰り返している。


週休2日制:月に1回以上、週2日休める制度


「週休2日制」は、月の中で少なくとも1週間は2日休みがあるという意味だ。残りの週は1日休みでもよく、月あたりの休日日数は8日前後になることが多い。年間休日に換算すると100〜105日程度になるケースが多い。


小売・飲食・サービス業に多い表記で、シフト制と組み合わされることが多い。「土日休みかどうか」は別問題であり、曜日はシフトによって変わる。求人票で「週休2日制」とだけ書かれている場合は、土日休みを前提にしないほうが安全だ。


完全週休2日制:毎週必ず2日休める制度


「完全週休2日制」は、毎週必ず2日間の休みがあるという意味だ。土日に設定されていれば年間の休日は104日程度になり、祝日・夏季・年末年始を加えると120日前後になる企業も多い。大手企業や上場企業では年間休日125日以上を謳うケースも珍しくない。


ただし「完全週休2日制(土日)」と明記されていない場合、休みが水・木になっているケースもある。求人票には「完全週休2日制(土日祝)」の記載があるかどうかを確認するのが確実だ。


表記 休みの頻度 土日が休みとは限らないか 年間休日の目安
週休2日制 月1回以上、週2日の週がある 限らない(シフト制が多い) 100〜105日
完全週休2日制 毎週必ず2日 限らない(水木のケースも) 104〜110日
完全週休2日制(土日祝) 毎週土日+祝日 土日確定 120〜130日

年間休日数で土日休みを判断する目安


求人票の年間休日数も重要な判断材料だ。年間休日120日以上であれば、土日+祝日がほぼすべて休みになる計算だ。120日を下回る場合、祝日出勤や土曜出勤が発生している可能性がある。


また、「土日祝休み」という表記でも、繁忙期に特別出勤がある会社もある。年間休日の内訳(土日・祝日・夏季・年末年始)が求人票に書かれているか、面接で確認するとより正確だ。


「土日休み」が多い雇用形態はオフィスワーク系正社員が中心


業種だけでなく、雇用形態・職種で見ると、正社員のオフィスワーク系(事務・企画・技術職)に土日休みが集中している傾向がある。一方でアルバイト・派遣・小売・飲食はシフト制が主流で、土日に仕事が入りやすい。


転職を考えるなら、「業種×職種×雇用形態」の3軸でチェックすることが重要だ。たとえば、同じ「医療業界」でも病院のナースは夜勤・土日勤務があるが、医療機器メーカーの営業・品質管理は土日休みが基本という違いがある。


土日休みの職業一覧|業種別32選


ここからは、土日休みが取りやすい職業を業種別に整理して紹介する。ただし、同じ職業でも会社・部署・役職によって休日形態が異なる場合がある。あくまで「この職種・業種は土日休みの求人が多い」という傾向として参考にしてほしい。転職時は必ず求人票と面接で確認することが重要だ。


一般事務・管理部門(オフィスワーク)


製造・IT・商社・金融など、多くの業種の管理部門は土日休みが標準だ。顧客対応がない内部業務中心のポジションなので、業務の繁閑はあるが、基本的に土日に出社を求められることは少ない。特に経理・財務・人事・総務・法務といった管理部門職は、業種を問わずほぼすべての企業で土日休みが確保されている。


未経験から挑戦できるポジションも多く、「シフト制・土日出勤の業界から土日休みに転職したい」という人の最初のステップとして選ばれやすい。ただしその分競争率は高く、何かしら強みになる経験やスキルを準備しておくことが重要だ。


職業 主な業務内容 平均年収目安 未経験採用
一般事務 書類作成、データ入力、電話対応 280〜380万円 多い
経理・財務 仕訳、決算対応、資金管理 350〜550万円 一部可
人事・労務 採用、給与計算、社会保険手続き 350〜500万円 一部可
総務 備品管理、設備対応、社内規程整備 320〜450万円 一部可
法務・コンプライアンス 契約書審査、法令対応、リスク管理 450〜700万円 少ない

IT・エンジニア・デジタル職


IT業界はリモートワークと土日休みが普及しており、働き方改善を求める転職者から人気が高い業界だ。特に自社開発・自社サービスを持つ企業のエンジニアポジションは安定して土日休みが多く、リモートワークと組み合わせた柔軟な働き方が実現しやすい。


一方で、SES(システムエンジニアリングサービス)で客先常駐になる場合は、顧客企業の休日カレンダーに合わせるため、自社と休日が異なるケースもある。「土日休みを確実に確保したいならSES案件よりも自社開発・自社サービス企業を優先するのが基本戦略だ。Webエンジニア・データアナリスト・Webデザイナーなどは特に土日休みの求人が多い。


職業 主な業務内容 平均年収目安 未経験採用
システムエンジニア(SE) 要件定義、設計、プロジェクト管理 450〜700万円 一部可
Webエンジニア Webアプリ・サービスの開発・保守 450〜750万円 一部可
インフラエンジニア サーバー・ネットワーク構築・運用 450〜700万円 一部可
データアナリスト データ収集・分析・BI構築 450〜650万円 一部可
Webデザイナー サイト・UIデザイン、コーディング 300〜500万円 一部可
ITプロジェクトマネージャー プロジェクト全体の進行・品質管理 550〜900万円 少ない

営業職(BtoB中心)


BtoB(法人営業)は顧客が企業なので、基本的に平日稼働・土日休みの体制になる。一方でBtoC(個人営業・住宅・保険・車など)は顧客の都合に合わせて土日に商談が入りやすく、平日が代休になるケースが多い。土日休みを重視するなら、BtoB営業を選ぶのが基本原則だ。


特にIT・SaaS企業の法人営業は、土日休み・高インセンティブ・リモートワーク可という条件が揃っている求人が増えており、転職市場で人気が高い。カスタマーサクセス(CS)やマーケティング職も同様に土日休みが多く、近年は求人数も増加傾向にある。


職業 主な業務内容 平均年収目安 未経験採用
法人営業(メーカー) 製品の提案・受注・アフターフォロー 350〜600万円 多い
法人営業(IT・SaaS) ソフトウェア・サービスの提案 400〜700万円 多い
カスタマーサクセス 顧客の活用支援・解約防止・関係構築 350〜550万円 一部可
マーケティング 広告運用、コンテンツ企画、データ分析 380〜650万円 一部可
インサイドセールス 電話・メール・オンラインでの商談対応 300〜450万円 多い

製造・技術職


大手メーカーを中心に、製造業は土日休みが整っている企業が多い。特に自動車・電機・化学・食品などの大手メーカーは年間休日120日以上を確保しているケースが多く、ゴールデンウィーク・夏季休暇・年末年始の長期連休も充実している傾向がある。


ただし、ライン作業・現場スタッフは交代制シフトになる場合もあるため注意が必要だ。設計・開発・品質管理・生産管理などのオフィス系技術職は土日休みが多い傾向にある。製造業の管理部門は長期安定雇用が多く、ライフイベントと合わせて計画を立てやすい。


職業 主な業務内容 平均年収目安 未経験採用
機械設計エンジニア 機械・装置の設計・開発 400〜650万円 一部可
品質管理・品質保証 製品検査、工程改善、規格対応 380〜580万円 一部可
生産管理・調達 生産計画、工程調整、在庫・仕入れ管理 380〜560万円 一部可
研究・開発(R&D) 製品・材料・プロセスの研究開発 450〜750万円 少ない
施工管理(オフィス担当) 工程・原価・安全・品質の管理 450〜700万円 一部可

金融・保険・不動産


銀行・証券・保険などの金融機関は、顧客対応窓口を除けば土日休みが基本だ。特に大手銀行・生命保険・損害保険の本社・内勤職は土日祝休みが確立している。


不動産業界は「木曜定休」が多く、土日に内見・商談が集中するため、一般的には土日休みを取りにくい業種だ。ただし法人向け不動産(オフィス・物流)・不動産投資・プロパティマネジメント(PM)職は顧客が企業中心になるため、土日休みを確保しやすい。不動産業界でどうしても働きたい人は、このポジションを狙うのが有効だ。


職業 主な業務内容 平均年収目安 未経験採用
銀行員(法人担当) 融資・資金調達の提案・管理 400〜700万円 新卒が中心
損害保険会社(内勤) 保険商品の設計・代理店支援 400〜600万円 一部可
ファンドマネージャー・アナリスト 投資先調査・運用・レポーティング 600〜1200万円 少ない
不動産(法人向けPM) オフィス・物件の管理・運営 380〜600万円 一部可

公務員・教育・専門職


公務員は国家・地方問わず土日祝休みが制度として確立しており、有給休暇の取得率も民間企業より高い傾向がある。長期的に安定して土日休みを確保したい人に向いている選択肢だ。


学校の教員は近年の働き方改革により土曜授業・部活動の対応が改善されつつあるが、完全に土日が休みになるかどうかは学校・地域によって差がある。専門職では、病院勤務の医師・看護師はシフト制になるが、クリニック(平日のみ開業)・産業医・MR(製薬会社の医薬情報担当者)などは土日休みを確保しやすい。


職業 主な業務内容 平均年収目安 補足
国家公務員 行政事務、政策立案、窓口対応 400〜700万円 試験合格が必要
地方公務員 市区町村・都道府県の行政業務 350〜600万円 試験合格が必要
大学・研究機関の職員 教務・研究支援・事務 350〜500万円 転職採用あり
MR(医薬情報担当者) 医師・薬剤師への製品情報提供 450〜700万円 学会は週末に発生も
産業医・産業保健スタッフ 従業員の健康管理・相談対応 500〜1000万円 医師免許が必要

その他、土日休みを確保しやすい職業


上記の大分類に入らないが、土日休みが多い職業もある。コンサルタント・広告・マスコミ・商社などは企業によって差があるが、BtoBビジネスモデルが中心なので土日は比較的休みやすい。物流・SCM(サプライチェーンマネジメント)の管理職も、現場の運送ドライバーとは異なり土日休みが取れるポジションが多い。


職業 主な業務内容 平均年収目安 未経験採用
コンサルタント 経営・IT・HR等の課題解決支援 500〜1000万円 一部可
広告・宣伝 広告企画、媒体バイイング、分析 380〜600万円 一部可
商社(内勤) 仕入れ・販売・貿易実務 400〜700万円 一部可
物流・SCM(管理職) 物流企画、倉庫管理、サプライチェーン 400〜600万円 一部可
農協・農業関連企業 農産物流通・農業支援・指導 300〜450万円 多い

土日休みが取りにくい職業|比較で理解する


土日休みを目指す転職で重要なのは、「取りにくい職業・業種を知っておくこと」でもある。以下に代表的なものをまとめる。今いる業界がここに該当する場合、職種転換か業界転換を検討する必要がある。


構造的に土日休みが難しい業種


顧客が個人で、かつ顧客の休日(土日)に需要が集中する業種は、土日休みを確保しにくい。業界全体の構造として土日に稼働しなければ成立しないビジネスモデルになっているためだ。


業種・職種 土日が休みにくい理由 代替キャリアパス
小売・百貨店 土日が最も集客が多い。シフト制必須 メーカーの営業・品質管理職へ
飲食・ホテル・観光 週末・祝日の稼働が売上の柱 食品メーカー・外食チェーン本部職へ
住宅・不動産仲介 内見・商談が土日に集中する 法人向け不動産PM職・不動産会社本部へ
美容・理容・エステ 顧客の予約が土日に偏る 美容メーカー・コスメ会社の技術職・営業へ
医療・介護(病院・施設) 365日稼働。シフト制が基本 医療機器メーカー・製薬・産業保健へ
警備・警察官・消防士 24時間365日対応が必要 行政・民間セキュリティ管理部門へ

「見かけ上の土日休み」に注意する職業


求人票に「土日休み」と書かれていても、実態が異なるケースがある。代表的なのは以下の3パターンだ。入社前にこの違いを把握しておくことで、転職後の「思っていたのと違う」を防げる。


  • 住宅・建設営業:内見・現地確認が土日中心。「土日出勤→平日代休」のサイクルが常態化しているケースが多い。代休が取りにくい会社もある
  • 学習塾・予備校講師:模試・三者面談が土日に集中しやすい。特に入試シーズンは土日の稼働が増える
  • ITコンサル・SES:客先の稼働カレンダーが基準になる。客先が土日稼働の場合、それに合わせて出勤を求められることがある
  • 外資系・グローバル企業の一部:本社が別タイムゾーンにある場合、土日早朝に会議が入ることがある

土日休みの仕事に転職するための5つのポイント


土日休みを条件に転職活動を進めるとき、押さえておくべきポイントが5つある。求人票の読み方から面接での確認方法まで、具体的な行動に落とし込んで解説する。これらを実践することで、「入社後に土日出勤があった」という失敗を防げる。


1. 求人票で「完全週休2日制(土日)」を必ず確認する


「週休2日」だけでは不十分だ。土日が確定した休日かどうかは、カッコ内に「土日」「土日祝」が明記されているかどうかで判断する。求人票の「休日・休暇」欄をよく読み、以下の点を確認しよう。


  • 「完全週休2日制(土日祝)」の記載があるか
  • 年間休日が何日か(120日以上が目安)
  • 夏季・年末年始・GW休暇の日数
  • 有給休暇の取得実績(取得率・平均取得日数)

また、求人票に「土日祝休み」と書かれていても、「ただし繁忙期を除く」という注記がある場合は要注意だ。繁忙期の頻度・期間を確認しておく必要がある。


2. 面接で「実際の土日出勤頻度」を具体的に確認する


求人票で「完全週休2日(土日)」と書かれていても、繁忙期やプロジェクト期間中に土日出勤が発生する会社もある。「月に何回程度、土日の出勤や業務連絡が発生しますか?」と面接で直接確認するのが確実だ。


質問すること自体がマナー違反ではない。労働条件に関わる確認は採用側も当然想定している。むしろ、この質問に対して曖昧な答えしか返ってこない場合は、土日出勤が常態化している可能性があると判断してよい。


面接で確認すべき具体的な質問例を挙げると以下のとおりだ。


  • 「繁忙期はいつ頃ですか?その時期の土日の稼働はどのくらいありますか?」
  • 「休日に業務連絡(チャット・電話)が来ることはありますか?」
  • 「有給休暇の取得率と平均取得日数を教えてください」
  • 「産育休の取得実績はありますか?(ライフイベントを考慮している場合)」

3. 職種・部署ごとの休日形態の違いを把握する


同じ会社でも、営業は土日出勤があるが管理部門は土日休みという場合がある。特に企業規模が大きいほど、職種・部署によって休日が異なる。「この職種・このポジションでの休日形態」を具体的に確認しておくことが重要だ。


例えば、同じメーカーでも「フィールドセールス(外回り営業)」と「インサイドセールス(内勤営業)」では休日形態が異なるケースがある。また「マネージャー・管理職になると土日対応が増える」という会社もある。入社後のキャリアパスと合わせて確認しておこう。


4. 口コミ・社員の声で実態を確認する


求人票と実態の乖離を事前に確認する手段として、OpenWork(旧Vorkers)・Glassdoor・転職会議などの口コミサービスが有効だ。「休日」「有休取得」「土日」などのキーワードで社員の声を確認すると、実態が見えてくる。


特に「建前と実態が違う」「繁忙期は土日出勤が当たり前」などのコメントが複数あれば、注意が必要だ。逆に「有休が取りやすい」「土日は絶対休める」「残業が少ない」といった声が多い会社は、実際に働きやすい環境である可能性が高い。


口コミは玉石混交なので、複数のサービスを合わせて参照し、同じ内容が繰り返されているコメントを重視するのがポイントだ。


5. 転職エージェントに「土日確定で休める会社に絞って」と伝える


転職エージェントを使う場合は、最初から「完全週休2日(土日祝)が確定している会社のみ」という条件を明示しよう。エージェントは求人票に書かれていない情報(実際の休日取得状況、土日出勤の頻度など)を把握していることが多く、非公開の内部情報を確認してもらえる。


また、エージェント経由の応募では、内定後の労働条件交渉もサポートしてもらえる。「求人票には土日休みと書かれているが、実態を確認してほしい」と依頼できるのも、エージェントを使うメリットの一つだ。


土日休みにこだわりすぎるリスクと現実的な考え方


土日休みは転職条件として有力な軸の一つだが、この条件に固執しすぎると選択肢が極端に狭まる場合もある。転職を成功させるためには、バランスのとれた判断軸を持っておくことが重要だ。


「土日休み×希望職種」が成立するかを確認する


たとえば「美容師として働きながら土日休みたい」という場合、そのまま美容院に勤務する限り現実的に難しい。しかし美容メーカーの技術職・ビューティーアドバイザー、美容商社の営業・マーケティングといった隣接職種に転職することで、土日休みと美容の専門性を両立できる。


同様に、「飲食業で培った接客スキルを活かしながら土日休みたい」という場合は、食品メーカーや外食チェーンの本部スタッフ・営業・品質管理などへの転換が有効な選択肢になる。希望職種そのものにこだわるより、自分のスキル・経験が活かせる隣接領域で土日休みを実現するという発想が現実的だ。


「土日休みだが年収が下がる」パターンを事前に把握する


土日休みにすることで、年収が下がるケースがある。例えば、不動産仲介営業(土日出勤・高インセンティブ)から不動産PM職(土日休み・固定給)への転換は土日休みが実現しやすいが、インセンティブ分の年収が減ることも多い。


同様に、BtoC営業からBtoB営業への転換も、コミッション比率が変わることで年収が変動する場合がある。「土日休み」を得る代わりに何を手放すかを明確にしておくと、転職後の後悔が少なくなる。年収・キャリアパス・仕事のやりがいとのトレードオフを整理してから決断しよう。


「完全土日休み」より「土日休みが取りやすい文化」を重視する


制度として「完全週休2日(土日)」が整っていても、有休が取れない・休日に業務連絡がくる職場では、実質的に土日が休みとはいえない。書類上の制度と実際の運用は別物だ。


制度より文化を重視するなら、以下の指標を合わせて確認することが重要だ。


  • 有給休暇取得率:70%以上が一つの目安。取得率が低い会社は「有休を取りにくい文化」がある可能性が高い
  • 平均残業時間:月20時間以下であれば、ワークライフバランスを重視している会社と考えてよい
  • 育休・産休の取得実績:男性の育休取得実績がある会社は、全体的に休みを取りやすい文化が根付いている
  • 離職率:業界平均より低い会社は、社員が働きやすいと感じている可能性が高い

転職後に後悔しないための判断フレーム


「土日休みかどうか」だけでなく、以下の4軸でバランスを評価することを勧める。


評価軸 確認ポイント
休日・働き方 土日休み・年間休日数・有給取得率・残業時間
年収・待遇 基本給・賞与・インセンティブ・福利厚生
キャリアパス 昇進・昇給の仕組み・スキルアップできる環境か
仕事内容・やりがい 自分のスキル・強みが活かせるか・業務内容に興味が持てるか

「土日休み」は4軸のうちの1つに過ぎない。この1点に全振りすると、年収が大幅に下がったり、やりがいのない仕事に就くことになる場合もある。自分の中で優先順位をつけ、複数の軸でバランスを評価することが、転職後の満足度につながる。


よくある質問(FAQ)


Q1. 土日休みで年収500万円以上を目指せる職業はありますか?


土日休みかつ年収500万円以上が狙える職業は複数ある。主なものを挙げると、ITエンジニア(特に自社開発・フルスタック)・IT系法人営業・コンサルタント・経理(上場企業の経理マネージャー)・MR・産業医・ファンドアナリストなどだ。


共通しているのは、専門スキル・資格・業界知識が必要なポジションという点。IT系エンジニアは独学でもスキルを習得しやすく、土日休み×高年収を目指す転職ルートとして選ばれることが多い。スキルアップと転職を組み合わせることで、土日休み×年収500万円以上の両立は十分に実現可能だ。


Q2. 未経験から土日休みの仕事に転職できますか?


未経験から入れる土日休みの職業は複数ある。代表的なのは一般事務・総務・採用アシスタント(人事補佐)・カスタマーサクセス・インサイドセールス・SES系のITエンジニア(入門ポジション)などだ。これらは求人数が多く、未経験者を積極採用している企業が存在する。


ただし未経験可の求人は競争率が高い傾向がある。日商簿記2級・MOS(Microsoft Office Specialist)・基本情報技術者試験などの資格を取得しておくと、書類選考を通過しやすくなる。また、転職エージェントに相談することで、未経験者でも応募できる求人を効率よく探すことができる。


Q3. 「週休2日制(土日)」と「完全週休2日制(土日)」はどう違いますか?


「週休2日制(土日)」は、月に1回以上、土日が2日とも休みになる週があるという意味だ。それ以外の週は土日どちらか一方が出勤になる可能性がある。土日のどちらかが出勤になる週があるため、月の休日数は「完全週休2日制」より少なくなる。


「完全週休2日制(土日)」は、毎週必ず土日が休みという意味だ。この表記があれば、安定して土日を確保できると考えてよい。求人票では必ず「完全」の有無を確認しよう。年間休日で比較すると、週休2日制が100〜105日、完全週休2日制(土日)が120〜130日程度になる。


Q4. シフト制の職場から土日休みの職場へ転職するコツはありますか?


シフト制業界から土日休みの仕事への転職は十分に可能だ。ポイントは3つある。


  1. 自分の強みを「汎用的な職種スキル」として言語化する:「飲食接客経験」だけでなく、「食品メーカーの品質管理・営業として活かせる品質意識・顧客対応力」という形で整理すると、異業種の面接官に伝わりやすくなる
  2. 隣接する業種・職種をターゲットにする:同じ業界内でも、BtoBビジネス部門・本部スタッフ職・管理職などへのキャリアチェンジで土日休みを実現できるケースがある。まず同業界の別部門を検討してみよう
  3. 転職エージェントを活用する:土日休みの条件で求人を絞り込んでくれるサービスを使う。自分で探すより効率よく候補が見つかり、書類・面接対策のサポートも受けられる

Q5. 転職後に土日が確実に休めるか確認する方法はありますか?


最も有効なのは、内定後に雇用契約書または労働条件通知書の「休日」欄を確認することだ。「所定休日:土曜日・日曜日・祝日」と明記されているかどうかをチェックする。労働条件通知書は雇用契約締結前に必ず交付してもらう権利がある。書面での確認を徹底しよう。


加えて、転職エージェント経由の場合は入社前に企業の実態確認をエージェントに依頼するのも有効だ。企業の人事担当と直接やり取りしているエージェントは、求人票に書かれていない実態を把握していることが多い。


また、入社後も試用期間中に実際の休日運用を確認することが重要だ。口頭の説明だけでなく、実際に周囲の社員が土日に休んでいるかどうかを入社直後に確認しよう。


まとめ|土日休みの転職は「業種×職種」の組み合わせで決まる


この記事で紹介した内容を整理する。


  • 「完全週休2日制(土日)」の記載があるかどうかを必ず確認する。「週休2日制」との違いを理解した上で求人票を読む。年間休日120日以上が土日休みの目安
  • 土日休みが多いのはBtoBビジネスのオフィス系職種。事務・IT・法人営業・製造の設計職・公務員が代表的。同じ業界でも職種によって大きく異なる
  • 「見かけ上の土日休み」に注意する。住宅営業・学習塾・SESなど、制度上は土日休みでも実態が異なるケースがある。面接と口コミサービスで確認する
  • 「土日休み×年収×キャリアパス」のバランスを整理する。土日だけにこだわりすぎず、4つの軸でトレードオフを理解した上で判断する
  • 転職エージェントを使えば条件に合う求人を効率よく見つけられる。土日確定・非公開求人の情報も入手できる

土日休みの転職を本気で進めたいなら、条件に強い転職エージェントを活用するのが最短ルートだ。自分で求人を探すより、エージェントに「完全週休2日(土日祝)確定の会社だけ」と条件を伝えて探してもらうほうが、時間と手間を大幅に節約できる。


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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
取扱求人数
44,692件以上

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