転職体験記

介護士から医療事務へ。体力の限界を感じて選んだデスクワーク

介護士から医療事務へ。体力の限界を感じて選んだデスクワーク

33 / 女性

最終学歴高卒
居住地千葉県
家族構成独身
経験社数3
転職活動期間2ヶ月
応募社数10

得意なこと

高齢者とのコミュニケーション、忍耐力

苦手なこと

パソコンのタイピング、計算

キャリアの変化

BEFORE

介護・福祉

介護士

年収 270万円

AFTER

医療

医療事務

年収 310万円

前職ではどのような仕事をしていましたか?

千葉県内の特別養護老人ホームで介護士として約8年間働いていました。入浴介助や食事介助、排泄介助といった身体介護を中心に、レクリエーションの企画や家族への報告・連絡など、幅広い業務をこなしていました。高齢者の方と毎日関わる中で、喜んでいただけたときの達成感はひとしおで、やりがいを感じていた時期もありました。

ただ、介護の仕事は肉体的な負担がとても大きく、腰痛や膝の痛みが慢性的になってきていました。シフト制で夜勤もあり、生活リズムが乱れやすかったことも、心身のバランスを崩しかけていた原因のひとつだったと思います。「このまま続けられるのだろうか」という不安が、じわじわと大きくなっていきました。

転職を考え始めたきっかけは何ですか?

32歳のとき、腰痛が悪化して2週間ほど仕事を休まざるを得なくなったことが、本格的なきっかけでした。整形外科の先生から「このまま介護を続けると、将来的に腰がさらに悪化する可能性がある」と言われ、職業として身体介護を続けることへの限界を痛感しました。

もともと「医療・福祉の分野で人の役に立つ仕事をしたい」という気持ちは変わらなかったので、医療機関でのデスクワークに活路を見出せないかと考えるようになりました。介護の現場で学んだことを活かしながら、身体への負担を減らせる仕事——そこで浮かんだのが「医療事務」でした。

転職活動を始めたとき、不安はありましたか?

不安はかなりありました。最大の不安は「高卒で、医療事務の資格や経験がない」という点でした。医療事務はパソコンスキルや医療費の計算など、私が苦手とする分野の知識が必要です。「33歳という年齢で、未経験の職種に応募して採用されるのだろうか」という気持ちは、転職活動を始めてからずっとついて回りました。

また、介護職から医療事務への転職は、給与が下がるケースも多いと聞いていたので、生活費の面でも不安がありました。千葉県で一人暮らしをしているため、ある程度の収入は確保しなければなりません。そういった現実的な心配ごとが重なって、最初の一歩を踏み出すまでに時間がかかりました。

どのように求人を探しましたか?

最初は転職サイトを使って自分で求人を検索していましたが、「医療事務・未経験可」の求人はあるものの、年齢や学歴の条件で弾かれるものが多く、なかなか応募できる求人が見つかりませんでした。また、自分のアピールポイントをどう整理すればいいかもわからず、行き詰まりを感じていました。

そこで転職エージェントを使ってみることにしました。複数のエージェントに登録した中で、最終的にRe:WORKを本格的に利用することにしました。介護業界から医療・福祉系のデスクワークへの転職支援に強みがあると感じたからです。

Re:WORKを選んだ理由は?

Re:WORKを選んだ最大の理由は、担当エージェントの方が「介護経験を医療事務にどう活かすか」という視点で話をしてくれたことです。他のエージェントでは「未経験は難しい」「資格を取ってから来てください」という反応が多かったのですが、Re:WORKでは「介護現場での経験はクリニックや病院の採用担当者に響く強みになる」と言っていただけました。

また、求人の紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の書き方を一緒に考えてくれたり、面接練習をしてくれたりと、転職活動全体をサポートしてくれる姿勢が心強かったです。「私のことを本当に理解しようとしてくれている」と感じられたのが、Re:WORKに任せようと決めた理由です。

エージェントとのやりとりで印象的だったことは?

初回の面談で、エージェントの方が「介護現場でのコミュニケーション能力は、医療事務の受付業務でダイレクトに活きます」とおっしゃったことが、とても印象に残っています。それまで自分の介護経験を「転職の足かせ」のように感じていたのですが、その言葉でガラッと見方が変わりました。

また、パソコンが苦手という私の弱点に対しても、「タイピングは練習で必ず上達する。面接では『勉強中です』と正直に伝えて、やる気を見せましょう」とアドバイスしてくれました。弱点を隠すのではなく、正直に向き合いながら前向きに伝える方法を教えてもらったことが、後々の面接で大いに役立ちました。

面接ではどのようなことを聞かれましたか?

内科クリニックの面接では、「なぜ介護から医療事務に転職しようと思ったのですか?」という質問が最初にありました。これはRe:WORKの担当者と何度も練習していた質問だったので、落ち着いて答えられました。「身体的な限界を感じたこと」と「医療・福祉の分野で人の役に立ちたいという気持ちは変わらない」ということを丁寧に伝えました。

また、「パソコンはどの程度使えますか?」という質問もありました。正直に「タイピングはまだ練習中ですが、毎日練習しています。医療事務の基礎も独学で勉強を始めています」と答えたところ、院長先生から「正直に言ってくれてよかった。うちは教えるので大丈夫ですよ」と言っていただけて、とても救われた気持ちになりました。

内定が出たときの気持ちは?

内定の電話をいただいたとき、思わず声が出そうになるくらい嬉しかったです。10社に応募して、面接まで進んだのは4社。その中で最初に選んでいただいたのが、一番行きたかったクリニックだったので、喜びもひとしおでした。

同時に、「本当に自分にできるのだろうか」という不安も正直ありました。医療事務は初めてで、覚えることが山ほどある。でも、Re:WORKの担当者に報告したときに「ここからが本番ですね。応援しています」と言っていただいて、前を向く気持ちになれました。

現在の仕事内容を教えてください

現在は千葉市内の内科クリニックで医療事務として働いています。主な業務は受付・会計、レセプト(診療報酬請求書)の作成、カルテの管理、電話対応などです。最初の2ヶ月は先輩スタッフの方にマンツーマンで教えていただき、少しずつ仕事を覚えていきました。

介護現場での経験が活きているのは、患者さんへの接し方です。高齢の患者さんが多いクリニックなので、ゆっくり話を聞いたり、わかりやすく説明したりする能力は、介護の仕事で培ったものが大いに役立っています。また、チームで連携して動くことや、緊急時に落ち着いて対応することも、介護現場で鍛えられたスキルだと感じています。

転職前後で生活はどう変わりましたか?

生活の質が格段に上がりました。夜勤がなくなったことで、毎日決まった時間に起きて寝られるようになり、体の調子がみるみる良くなりました。腰の痛みも、重い物を持つ機会が減ったことでかなり改善されています。

収入は270万円から310万円に増え、一人暮らしの生活費をまかないながら少し貯金もできるようになりました。精神的にもずいぶん楽になり、休日に趣味の読書や映画鑑賞を楽しめるようになっています。介護の仕事は好きでしたが、あの頃は休日も疲れて寝ているだけだったので、今の生活は別世界のようです。

転職して大変だったことはありますか?

最初はパソコンのタイピングに苦労しました。医療事務はカルテへの入力作業が多く、スピードと正確さが求められます。最初の頃は先輩たちのスピードに追いつけず、焦ることもありました。家でタイピングの練習アプリを使って毎日練習を続け、3ヶ月ほどで大きく改善できました。

また、医療費の計算や保険制度の仕組みなど、覚えるべき知識の多さにも苦戦しました。医療事務検定の参考書を買って、仕事終わりに勉強する日々が続きましたが、わからないことを先輩に積極的に聞くようにしたところ、徐々に理解が深まっていきました。「わからないことを素直に聞ける環境」があることが、本当に大切だと感じました。

これから転職を考えている方へメッセージ

介護や福祉の仕事をしていて、体の限界を感じている方に伝えたいのは、「その経験は必ず他の仕事でも活きる」ということです。私は長年の介護経験が「未経験の壁」を乗り越える力になると信じられませんでしたが、実際には大きな武器になりました。

高卒・未経験・33歳でも、しっかりとサポートしてくれるエージェントと組めば、理想の転職は決して夢ではありません。Re:WORKの求人一覧を見ると、未経験歓迎の医療・事務系の求人も多く掲載されています。体や心が限界を迎える前に、まず一歩踏み出してみてください。「自分にはできない」という思い込みが、一番の壁だったと今では思っています。

※ 個人の体験であり、転職の結果を保証するものではありません。年齢・年収等は取材時点の情報です。

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