転職体験記

ドラッグストアからMRへ。登録販売者の資格が年収200万アップの鍵に

ドラッグストアからMRへ。登録販売者の資格が年収200万アップの鍵に

30 / 男性

最終学歴大卒(薬学系ではない)
居住地東京都
家族構成独身
経験社数2社目
転職活動期間3ヶ月
応募社数8

得意なこと

商品知識の習得、お客様への説明

苦手なこと

飲み会、社内政治

キャリアの変化

BEFORE

ドラッグストア・小売

薬局販売員(登録販売者)

年収 300万円

AFTER

製薬・ジェネリックメーカー

MR(医薬品営業)

年収 500万円

ドラッグストアからMRへ

30歳、東京都在住の私は、ドラッグストアの販売員からMR(医薬品営業)に転職しました。登録販売者の資格が決め手となり、年収は300万円から500万円に大幅アップしました。「薬に詳しい」という強みをどう活かすか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。Re:WORKへの無料相談から始めてみてください。

前職ではどのような仕事をしていましたか?

大卒後にドラッグストアチェーンに就職し、5年間店舗スタッフとして働きました。主な業務は医薬品・化粧品・日用品の販売、在庫管理、レジ業務などです。入社3年目に登録販売者の資格を取得し、医薬品売り場のリーダーとして、お客様への薬の案内や服薬指導を行っていました。「この症状にはどの薬が合っているか」「この薬とあの薬の成分の違いは何か」という質問に答えることが得意で、お客様からの信頼も積み重ねてきました。ただ、年収は300万円で、シフト勤務・土日出勤・立ち仕事という環境が5年続き、体力的・精神的な限界を感じていました。

転職を考え始めたきっかけは何ですか?

同期のMRから「年収が600万円を超えた」という話を聞いたことが直接のきっかけです。大卒同期がMR(製薬会社の営業)として活躍しているのを見て、「自分は薬の知識があるのに、なぜドラッグストアで300万円なんだろう」と強く感じました。MRとは、医師や薬剤師に対して自社の医薬品の情報を提供し、処方を促進する営業職です。薬の知識が必須であるため、「登録販売者として医薬品の知識を持つ自分に向いているのでは」と思いました。MRになるためには必ずしも薬学部卒である必要はなく、MR認定試験に合格すれば文系出身でも務められると知り、転職を真剣に考え始めました。30歳という年齢も「今が最後のチャンス」と感じました。

転職活動を始めたとき、不安はありましたか?

最大の不安は「薬学部卒でない自分がMRになれるのか」という点でした。製薬会社のMRには薬学部や医療系学部の出身者が多いイメージがあり、一般大学の文系学部卒の自分が採用されるのか疑問でした。営業経験がないことも不安でした。ドラッグストアでの接客は経験しているものの、「法人営業」としての商談や提案書作成などの経験はゼロです。また、MRの仕事は接待や飲み会が多いと聞いていました。飲み会が得意でない私には、その文化が合うかどうか心配でした。社内政治の部分も、私には向いていないかもと感じていました。ただ、「薬の説明をして相手の理解を得る」という仕事は絶対に向いていると思っていたので、チャレンジすることにしました。

どのように求人を探しましたか?

まず製薬会社のMR採用サイトを直接調べましたが、ほとんどが「MR経験者」「薬学・医療系卒」という条件でした。未経験からMRになるためには転職エージェントのサポートが必要だと判断し、医療・製薬系の転職に強いと聞いていたRe:WORKに登録しました。「登録販売者資格あり・ドラッグストア5年でMRは可能か」という質問を率直にしたところ、「可能です。登録販売者の資格は製薬会社で非常に評価されます」と言ってもらえました。

Re:WORKを選んだ理由は?

医療・製薬業界の転職実績が豊富と聞いていたこと、そして初回面談での具体的なアドバイスが信頼できると感じたことが理由です。「登録販売者は第2類・第3類医薬品の販売資格。MRは医師や薬剤師へのアプローチが中心なので、直接同じ仕事ではないが、医薬品知識の基盤があることで学習が早く、MR認定試験の合格率も上がりやすい」という詳しい説明をもらいました。また、「ドラッグストアでの接客で培った、お客様への分かりやすい説明力は、医師へのディテーリングにも活かせます」という視点も新鮮でした。飲み会が苦手という点については、「接待が少ないジェネリックメーカーや中規模製薬会社を優先しましょう」と、私の希望に合わせた求人紹介をしてもらえました。

エージェントとのやりとりで印象的だったことは?

「MR認定試験の勉強を今すぐ始めてください」と言ってもらったことです。転職活動中に資格試験の勉強を並行するのは大変でしたが、「内定後にMR認定試験を受けるメーカーもあるが、試験合格済みの方が圧倒的に選考で有利です」という理由を聞いて、活動と並行して勉強を始めました。実際、面接で「現在MR認定試験の勉強中です」と言えたことで、本気度が伝わったようです。また、私の「商品知識を分かりやすく説明すること」「お客様の悩みを聞いて最適な商品を提案すること」というドラッグストアでの経験を、「コンサルティング営業の素地がある」と評価する言葉をもらえたことも、自信につながりました。

面接ではどのようなことを聞かれましたか?

最終的に内定をいただいたジェネリックメーカーの面接では、「なぜMRを目指したのか」「薬の知識をどのように活かせると思うか」という質問がありました。ドラッグストアで登録販売者として培った医薬品知識と、お客様への説明経験を具体的に話しました。また、「医師と接することへの不安はないか」という質問もありました。「医師は専門家なので、最初は緊張するかもしれないが、お客様と真摯に向き合ってきた経験で対応できると思います」と答えました。飲み会・接待については「営業として必要な場であれば参加しますが、得意ではないので他のアプローチで関係構築を補いたい」と正直に話したところ、「うちはそういうやり方はあまりしない」と言ってもらえました。

内定が出たときの気持ちは?

8社に応募して3ヶ月での内定でした。年収500万円という数字を見て、信じられませんでした。ドラッグストアの300万円から200万円アップです。「転職ってこんなに変わるのか」という驚きと、「登録販売者の資格を取っておいて本当によかった」という安堵感が入り混じりました。MR認定試験の勉強を並行していたのは辛かったですが、内定後に「勉強中」という姿勢が評価されたと聞いて、頑張って正解だったと思いました。エージェントには「医薬品知識をしっかり活かせる会社に決まりましたね」と言ってもらえて、嬉しかったです。

現在の仕事内容を教えてください

都内を中心に関東エリアのジェネリックメーカーのMRとして、クリニックや中小病院を中心に担当しています。主な業務は、医師・薬剤師への自社医薬品の情報提供、副作用情報の伝達、学術的な資料の説明などです。ドラッグストアでの「お客様の症状を聞いて適切な薬を案内する」経験が、「医師の処方意図を理解して情報提供する」場面で活きています。入社後はMR認定試験にも合格し、正式にMRとして活動できています。接待が少ない会社を選んだので、飲み会プレッシャーはほとんどなく、快適に働けています。担当している医師から「あなたの説明は分かりやすい」と言ってもらえたとき、やりがいを感じます。

転職前後で生活はどう変わりましたか?

年収が200万円上がったことで、生活の自由度が格段に上がりました。以前は節約が当たり前でしたが、今は趣味の旅行にも行けるようになりました。また、シフト制から月〜金の規則的な生活になり、体の負担が減りました。立ち仕事がなくなり、足の疲れがなくなっただけでも大きな変化です。仕事の充実感も大きく変わりました。「薬を販売する」から「医師に情報を提供して患者さんの治療に貢献する」という仕事に変わり、やりがいの深さが違います。社内政治については、まだ入社1年目で大きな問題には直面していませんが、できる限り実力でポジションを上げていきたいと思っています。

転職して大変だったことはありますか?

医師とのコミュニケーションが最初は非常に緊張しました。「先生に失礼なことを言わないか」「専門的な質問をされてもしっかり答えられるか」と毎回ドキドキしながら訪問していました。医療知識についても、薬学部卒の同僚MRとの知識の差は最初感じました。ただ、ドラッグストアで培った「患者視点での薬の説明」は、医師から「現場感覚がある」と評価されることもあり、強みになっています。社内では飲み会の誘いが全くないわけではなく、断ることに少し気を使うこともあります。でも、「無理に参加するより、本業で結果を出す」という方針を貫いています。まだまだ覚えることは多いですが、毎日成長できている実感があります。

これから転職を考えている方へメッセージ

資格は転職の強力な武器になります。登録販売者、薬剤師、看護師など、医療・健康に関わる資格をお持ちの方は、その資格を活かせる職場がきっと見つかります。「資格はあるけど今の職場で活かしきれていない」と感じている方は、ぜひ転職を検討してみてください。ドラッグストアからMRへの転職は「異業種転職」のように見えますが、実は知識と経験が直結しています。自分のスキルを正しく評価してもらうためにも、転職エージェントのサポートは欠かせません。Re:WORKの求人一覧で医療・製薬系の求人を探してみてください。あなたの知識が高く評価される場所は、必ずあります。

※ 個人の体験であり、転職の結果を保証するものではありません。年齢・年収等は取材時点の情報です。

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