33歳、埼玉県在住(北海道出身)の私は、農業から食品加工会社の製造管理職に転職しました。「食」への想いを胸に、北海道から関東に移住して新しい挑戦をした体験をお伝えします。妻と二人での移住・転職は不安も多かったですが、「食を通じて人に関わる」という夢を形にできました。転職を考えている方はぜひRe:WORKへの無料相談を活用してください。
前職ではどのような仕事をしていましたか?
農業高校を卒業後、北海道の家業である農家を継いで10年間、農業を営んでいました。主に野菜(じゃがいも・にんじん・たまねぎ)の栽培・収穫・出荷を行い、繁忙期は夜明け前から日没後まで働く日々でした。農業は自然相手の仕事で、気候条件によって収穫量が変動し、収入が不安定という課題がありました。年収は250万円前後で、労働時間の長さを考えると決して多くはありませんでした。妻と結婚してから「このままでいいのか」と話し合うようになり、「食に関わる仕事を続けながら、安定した収入と生活を実現したい」という方向性が固まってきました。農家としての経験と知識を食品業界で活かせないかと考え始めたのが転職のきっかけです。
転職を考え始めたきっかけは何ですか?
妻が「都市部で働いてみたい」という希望を持っていたことと、農家としての収入の不安定さが重なって、「移住転職」を真剣に考え始めました。特に、北海道の農産物が関東の食品メーカーに加工されて販売されている様子を見て、「自分が作った野菜が工場で製品になる過程に関わりたい」という興味が生まれました。食品加工の製造管理なら、農産物の知識が活きると考え、食品業界への転職を目指すことにしました。関東に出ることで選択肢も広がると感じ、33歳という年齢は「まだ動けるギリギリのタイミング」とも思っていました。移住費用や初期費用のことを考えると不安もありましたが、妻と話し合い「やってみよう」と決断しました。
転職活動を始めたとき、不安はありましたか?
「農業高校卒・農家経験のみで食品メーカーに採用されるのか」という不安が一番でした。食品工場の製造管理職は、衛生管理や機械操作の知識が求められることもあり、農家とは異なる専門知識が必要かもしれないと心配していました。また、北海道から関東への移住を伴う転職なので、内定が取れなかった場合のリスクが大きかったです。都会の通勤ラッシュにも慣れていなくて、満員電車に乗ることを想像するだけで気が重くなりました。ビジネスマナー・敬語・スーツ着用など、農家では意識しなかった社会人としてのマナーへの不安もありました。
どのように求人を探しましたか?
最初は関東の食品メーカーをインターネットで検索していましたが、現地にいないため企業の雰囲気や具体的な業務内容が分かりにくかったです。また、移住前の段階でオンラインで転職活動を進めるためにも、エージェントのサポートが必要だと感じました。Re:WORKに登録し、「北海道から関東への移住転職・食品業界希望」という状況を伝えたところ、「移住転職のサポートも対応しています」と言ってもらえて安心しました。オンラインで面談・求人紹介・面接対策ができたことが、移住前の転職活動を進める上で非常に助かりました。
Re:WORKを選んだ理由は?
移住転職という特殊な事情に対応してもらえること、そして食品・製造業の求人が豊富と聞いたことが理由です。初回のオンライン面談で、「農家としての食品知識・衛生管理意識・体力は、食品工場の製造管理で高く評価されます」という言葉をもらえました。特に「農産物の品質管理・鮮度管理の知識は、食品工場のロット管理と本質的につながっています」という指摘は目から鱗でした。埼玉・群馬・栃木など、移住先として検討していた地域の食品メーカーの求人を複数紹介してもらい、オンラインで面接も完結できました。内定後に移住するという流れを一緒に計画してもらえたことも、非常に助かりました。
エージェントとのやりとりで印象的だったことは?
「都会の通勤ラッシュが不安」という話をしたとき、「埼玉の郊外エリアにある食品工場なら、電車通勤ではなく車通勤も可能です。北海道の運転感覚に近い環境も選べます」とアドバイスをもらったことです。都会に行く=満員電車という固定観念を持っていたので、そうした選択肢があることを教えてもらえたのは大きかったです。また、ビジネスマナーの不安については、「食品工場は現場が中心なので、過度な敬語より実直な態度の方が評価される職場も多い」と言ってもらえて、安心しました。農家での「早起き・体力・食品知識」を職務経歴書に上手く書く方法も一緒に考えてもらいました。
面接ではどのようなことを聞かれましたか?
面接ではまず「なぜ農家から食品工場へ?」という動機を聞かれました。「農産物を作る立場から、食品として完成させる立場になりたい」という話が自然にできました。農業での衛生管理の話(収穫後の洗浄・保存温度管理など)をすると、「それは食品工場のHACCPの考え方に近い」と言ってもらえました。移住転職であることも素直に話し、「妻とも話し合って決意した転職なので、長く腰を据えて働きたい」と伝えました。面接官が「それは嬉しい言葉です。移住者で長く続けてくれる方を歓迎します」と言ってくれました。都会の通勤ラッシュへの対応については、「埼玉の郊外なので車通勤がメインです」と言われてほっとしました。
内定が出たときの気持ちは?
5社に応募して2ヶ月での内定でした。埼玉県の食品加工会社からの内定連絡を受けたとき、妻と一緒に喜びました。「本当に北海道から出られる」という実感が湧いて、二人で北海道の夜景を見ながら乾杯しました。年収は350万円で、農家の250万円から100万円アップ。何より安定した給与が毎月入ることの嬉しさは格別でした。内定後、移住先の物件探しもエージェントがいくつかのWebサービスを紹介してくれて、スムーズに進みました。農業を10年間続けてきた土地と家族に感謝しつつ、新しい出発への期待が膨らみました。
現在の仕事内容を教えてください
埼玉県の食品加工会社で製造管理スタッフとして働いています。主な業務は、農産物の受け入れ検査(品質・鮮度のチェック)、製造ラインの管理、衛生管理の徹底、製品の品質記録の作成です。農家時代に培った「食品の鮮度を見る目」「品質基準の判断力」が毎日の受け入れ検査で直接活きています。車通勤で、通勤ラッシュの心配がないのも生活に合っています。工場の仕事は農業と比べてずっと規則正しく、毎日決まった時間に出勤・退勤できることが新鮮です。早起きは農家時代から習慣になっているので問題ありません。ビジネスマナーについても、職場の方々が丁寧に教えてくれています。
転職前後で生活はどう変わりましたか?
収入が安定したことが最大の変化です。農業は収穫量と市場価格によって年収が大きく変わりましたが、今は毎月決まった給与が入ります。妻も埼玉でパートの仕事を見つけて、世帯収入は北海道時代より大幅に増えました。生活環境も大きく変わりました。北海道の広大な土地に比べると埼玉は当然狭く感じますが、スーパーや病院が近くにあり、生活利便性は高いです。都会の通勤ラッシュについては、車通勤なので最初の心配は杞憂でした。ただ、北海道では感じなかった「都市部の交通渋滞」には今でも慣れていません。農業仲間や北海道の友人と離れることは寂しいですが、新しい職場での出会いが少しずつ増えてきています。
転職して大変だったことはありますか?
ビジネスマナーの習得が最初は大変でした。農家では「ありがとうございます」「よろしくお願いします」くらいの言葉遣いしか必要なかったのですが、会社では敬語・報告・連絡・相談の文化があります。特に報告書や記録の作成は、農家時代に経験がなく、最初はどう書けばいいか分かりませんでした。都市部の通勤ラッシュについては車通勤で解決しましたが、都内への出張がある日は電車を使わざるを得ず、最初は少し圧倒されました。また、移住に伴う生活の立ち上げ(家電の購入、手続き関係など)に時間とお金がかかり、最初の数ヶ月は慌ただしかったです。それでも、妻と二人で乗り越えられたことが自信につながりました。
これから転職を考えている方へメッセージ
「食が好き」「食に関わりたい」という想いは、食品業界で必ず活きます。農家や食品販売、飲食業の経験は食品メーカーへの転職で評価されます。移住転職は不安が多いですが、「地方から関東・首都圏へ」という選択は、収入と生活の安定につながることも多いです。特に埼玉・千葉・茨城など郊外エリアには、車通勤可能な食品メーカーが多く、地方出身者にも働きやすい環境があります。転職活動はオンラインで完結できる時代なので、北海道や地方にお住まいの方でも安心して取り組めます。Re:WORKへの登録から、あなたの「食への想い」を活かせる仕事を一緒に探してみてください。