前職ではどのような仕事をしていましたか?
前職では認可保育園で保育士として働いていました。担当していたのは2〜3歳の子どもたちで、日常のお世話から遊びの指導、保護者との連絡帳のやりとりまで幅広く担当していました。子どもたちの成長をそばで見守れる仕事のやりがいは本当に大きかったのですが、保護者対応のプレッシャーや、保育士不足による業務の多さに疲弊していたのも事実です。短大を卒業してから一貫して保育の現場に携わり、5年間で乳幼児の発達段階や保育の技術は十分に身につけることができました。子どもが大好きという気持ちは変わらなかったのですが、結婚を機に「もう少し安定した働き方をしたい」と考えるようになりました。
転職を考え始めたきっかけは何ですか?
転職を考え始めたのは、結婚して将来について夫と話し合うようになったことがきっかけです。保育士は年収が低く、体力的にも精神的にも消耗する仕事であることは分かっていました。夫から「もう少し余裕のある仕事に変わることを考えてみたら?」と言われたとき、「確かに今のままでは自分自身が疲れ果ててしまう」と感じました。また、保育園は子どもを「預かる」施設であるのに対し、より困難な状況にある子どもたちの「支援」に関わりたいという気持ちも以前から持っていました。児童福祉施設での支援員という仕事は、保育士の資格と経験が直接活かせる転職先として、ずっと頭の片隅にありました。
転職活動を始めたとき、不安はありましたか?
不安がなかったといえば嘘になります。児童福祉施設での仕事は、保育園よりも子どもたちの状況が複雑で、精神的な負担も大きいと聞いていたので、「今の自分に対応できるか」という不安がありました。また、大人同士の交渉や調整業務が増えることへの不安もありました。保育士の仕事では子どもが相手でしたが、支援員の仕事では児童相談所や行政との連絡調整も発生すると聞いており、そういった対外的な交渉は苦手意識がありました。それでも「子どもたちに関わる仕事を続けたい」という気持ちが不安を上回り、転職活動に踏み切りました。
どのように求人を探しましたか?
福祉系の求人サイトや保育士専門の転職サイトを見ていましたが、なかなか「これだ」という求人に出会えませんでした。そこでRe:WORKに登録して相談することにしました。「保育士の資格と5年間の経験があれば、児童福祉施設の支援員として採用される可能性は十分ある」と担当者から言ってもらえ、具体的な求人を紹介してもらいました。Re:WORKの求人ページには福祉・保育関連の案件も掲載されており、福岡県内の施設を中心に探してもらいました。最終的に8社に応募し、転職先を見つけることができました。
Re:WORKを選んだ理由は?
職場の先輩がRe:WORKを使って転職に成功していたことが大きな理由です。福祉・保育の専門職向けの転職支援にも対応しているかどうかを事前に確認したところ、担当者から「保育士から福祉職への転職は多く支援してきました」と聞き、安心して相談することができました。また、既婚者として「育休・産休取得実績があるか」「職場の雰囲気は穏やかか」といった条件も重視したいと伝えると、そういった情報もきちんと調べて教えてくれたことが信頼につながりました。条件だけでなく、職場の文化や環境まで確認してくれるエージェントという印象を持ちました。
エージェントとのやりとりで印象的だったことは?
担当者が「子どもの気持ちを丁寧に汲み取れる保育士の経験は、支援が必要な子どもたちに関わる仕事で最も大切なスキルです」と言ってくれたことが印象的でした。保育士として当たり前にやってきたことが、支援員として高く評価されるということを知り、自信を持てました。また「絵や工作が得意というのは、子どもたちとのプログラム活動で直接活かせます」と言ってもらえたのも、意外な発見でした。自分では「趣味の延長のようなもの」と思っていた得意なことが、仕事に活かせると知った瞬間に、転職への不安がかなり和らぎました。
面接ではどのようなことを聞かれましたか?
面接では「保育士から支援員へ転職しようと思った理由を教えてください」という質問が最初にありました。子どもたちへの関わり方を深めたいという思いを伝えると、面接官から「その気持ちは支援員として大切な動機です」と言ってもらえました。また「困難な行動をとる子どもへの対応で、心がけていることはありますか?」という実践的な質問もあり、保育士時代に経験したエピソードを具体的に話しました。「チームで連携して対応した経験はありますか?」という質問には、保育園での保護者対応を複数の保育士でフォローし合った経験を話しました。
内定が出たときの気持ちは?
内定が出たとき、夫に真っ先に連絡しました。「おめでとう、頑張ったね」と言ってもらえて、思わず涙が出そうになりました。2ヶ月間の活動で8社に応募し、4社の面接を経て2社から内定をいただきました。年収は250万円から320万円になり、夫婦二人の生活を少しゆとりある形で送れるようになる見通しが立ちました。「子どもたちに関わる仕事を続けたい」という思いを諦めずに転職活動を続けた結果として、納得のいく転職先が見つかったことへの安堵感がありました。
現在の仕事内容を教えてください
現在は児童養護施設で生活支援員として働いています。施設で生活する子どもたちの日常的なサポート(食事、入浴、学習支援など)を担いながら、個別支援計画の作成にも関わっています。保育園での経験を活かして、子どもたちとの絵画や工作のプログラムを担当することもあり、子どもたちが集中して取り組んでくれる姿を見ると、以前と変わらないやりがいを感じます。困難を抱えた子どもたちへの理解を深めるために、施設が主催する研修にも積極的に参加しています。以前よりも一人ひとりの子どもと向き合える時間が増えたことで、保育士とは異なる深い関わり方ができていると感じています。
転職前後で生活はどう変わりましたか?
シフト制は続いていますが、夜勤も含めた変則的な勤務パターンが以前と変わったことで、体力的なバランスが少し改善されました。年収が250万円から320万円になり、夫婦二人の生活に少し余裕が生まれました。また、今の職場は福利厚生がしっかりしており、産休・育休の取得実績もあるため、将来を見据えた安心感があります。仕事でのやりがいは保育士時代と変わらず、むしろ一人ひとりの子どもと向き合える時間が増えたことで、仕事のやりがいを以前より深く感じられるようになりました。
転職して大変だったことはありますか?
保育園での仕事とは異なり、行政機関や関係機関との連携・調整が必要な場面が増えたことが、最初は一番大変でした。児童相談所や学校との連絡調整を先輩の同席のもとでこなしながら、少しずつ慣れていきました。また、子どもたちの抱える課題が複雑なケースもあり、精神的に重くなる場面もあります。チームで振り返りを行う「ケース会議」の場で意見を述べることも最初は緊張しましたが、先輩たちが丁寧にサポートしてくれる環境があり、少しずつ自信を持って発言できるようになっています。
これから転職を考えている方へメッセージ
保育士として積んできた経験は、福祉の現場で必ず活きます。「保育士の仕事が好きだけど、違う形で子どもたちに関わりたい」という方は、児童福祉施設や放課後等デイサービスなど、幅広い選択肢があります。自分一人で求人を探すよりも、エージェントに相談すると自分の経験を最大限に評価してもらえる職場に出会いやすくなります。Re:WORKへの無料登録から始めてみてください。「子どもが好き」という気持ちを仕事の中心に置き続けることは、決して諦めなくてよい選択です。