転職体験記

営業事務から経理へ。簿記3級が転職の扉を開いてくれた

営業事務から経理へ。簿記3級が転職の扉を開いてくれた

31 / 女性

最終学歴大卒
居住地大阪府
家族構成独身
経験社数2社目
転職活動期間2.5ヶ月
応募社数11

得意なこと

数字の正確さ、コツコツ作業

苦手なこと

電話対応、急な予定変更

キャリアの変化

BEFORE

商社

営業事務

年収 290万円

AFTER

メーカー

経理

年収 350万円

営業事務から経理へ

31歳のとき、5年間勤めた営業事務から経理職に転職しました。きっかけは「簿記3級」の取得。たった1枚の資格証書が、私の人生を大きく変えてくれました。今回は、大阪府在住・独身・2社目への転職を経験した私の体験をお話しします。転職を検討している方は、ぜひRe:WORKの無料相談も参考にしてみてください。

前職ではどのような仕事をしていましたか?

新卒から5年間、大阪市内の中堅商社で営業事務をしていました。営業担当者のサポートとして、見積書・請求書の作成、受発注管理、顧客データのExcel管理などを担当していました。数字を扱う仕事は好きで、「この金額は合っているか」「発注数は正しいか」と細かくチェックする作業が性に合っていました。ただ、年収は290万円と、大卒で5年の経験があるにしては少し物足りない水準でした。また、営業事務は「営業担当の都合」に振り回されることが多く、急な予定変更や、営業担当が休んだ日に電話対応が集中するなどの点がストレスになっていました。

転職を考え始めたきっかけは何ですか?

30歳になったタイミングで、「このまま営業事務を続けるのか、それとも別の道を探すのか」と真剣に考え始めました。もともと数字が好きで、請求書の金額チェックや月次の売上集計をしているときが一番集中できていると感じていました。そこで「経理の仕事がしたい」と思い立ち、まず日商簿記3級の勉強を始めました。独学で3ヶ月ほど学び、無事に合格。3級を取ったら意外とすんなり理解できて、2級の勉強も始めました(転職活動中に2級も取得しました)。簿記を勉強してみると「これは本当に自分に向いている」と確信でき、本格的に転職活動を始めることにしました。

転職活動を始めたとき、不安はありましたか?

最も大きな不安は「実務経験のない経理職に転職できるのか」という点でした。簿記の資格は取ったものの、実際に経理業務をやったことはありません。また、31歳という年齢も気になりました。「20代の方が有利なのでは」という不安があり、少し焦りも感じていました。電話対応が苦手というのも、経理職への不安要因でした。経理でも取引先や銀行との電話は避けられないと聞いていたので、「苦手なことが職場でバレたら印象が悪いのでは」とドキドキしていました。ただ、「コツコツ数字と向き合う仕事なら絶対に自分に合う」という確信があったので、不安を抱えながらも前向きに進みました。

どのように求人を探しましたか?

最初は大手転職サイトで「経理 大阪 未経験可」と検索しました。ヒット数は多かったものの、「未経験歓迎」と書いてあっても応募してみると「経理経験3年以上」という条件が書かれていたり、給与水準が期待より低かったりして、なかなか良い求人が見つかりませんでした。そこで転職エージェントを使うことにしました。管理部門・経理職に強いエージェントを探したところ、Re:WORKが紹介されたのでまず登録してみました。

Re:WORKを選んだ理由は?

初回面談で、私の「簿記2級取得中・営業事務5年の実績」という状況を非常にポジティブに捉えてもらえたことが大きかったです。「営業事務での請求書管理・売上集計の経験は、経理の補助業務に直結します。簿記2級があれば十分戦えます」という言葉を聞いて、自分のスペックに自信が持てました。また、大阪エリアの経理求人に強く、中小企業から上場企業子会社まで幅広く紹介してもらえました。求人票だけでは分からない「社風」や「残業時間」なども教えてもらえたので、ミスマッチが少なかったです。

エージェントとのやりとりで印象的だったことは?

「電話対応が苦手」という弱みを正直に話したとき、「じゃあ電話対応が少ない会社を優先的に探しましょう」と言ってくれたことです。弱みを隠して転職活動をするよりも、弱みを把握した上でマッチングしてもらった方が、入社後のギャップが少ないという考え方でした。実際に内定をいただいた会社は、外部との電話よりも社内Slackでのやりとりが主流な会社で、私のスタイルにぴったりでした。また、職務経歴書の「強み」部分を一緒に整理してくれて、「数字の正確さ」「コツコツした作業継続力」が経理職に直結することを言語化する手伝いをしてもらいました。

面接ではどのようなことを聞かれましたか?

面接では「なぜ経理を選んだのか」という動機を深掘りされました。「営業事務で数字を扱ううちに経理に興味を持ち、簿記2級を取得して本格的に学んだ」という流れを話すと、「主体的に学習しているのは好感が持てる」と言ってもらえました。また、「苦手なことは何ですか?」という質問では正直に「電話対応が苦手です」と答えました。するとHR担当者が「うちは電話よりメールやSlackが多いから大丈夫ですよ」と教えてくれて、むしろ正直に話してよかったと思いました。簿記の知識については仕訳の基本的な問題を出されましたが、2級レベルの学習をしていたので問題なく答えられました。

内定が出たときの気持ちは?

11社に応募して2.5ヶ月、3社の選考を最終まで進んだうちの1社からいただいた内定でした。電話で連絡があったとき、思わず「ありがとうございます!」と声が弾んでしまいました。年収は350万円で、前職の290万円から60万円のアップ。「経理未経験でこれだけ上がるとは」と驚きました。エージェントからは「簿記2級と営業事務での数字管理経験を評価していただきました」と聞いて、資格を取って本当によかったと思いました。内定後の条件交渉も、エージェントが代わりに動いてくれたので、私は安心して待っているだけでよかったのも助かりました。

現在の仕事内容を教えてください

現在は大阪市内のメーカー子会社で、経理補助として働いています。主な業務は、仕訳入力、請求書の処理、月次の帳簿チェック、経費精算の確認などです。上司の経理担当者(ベテランの方)のもとで、日々の経理業務を着実にこなしています。営業事務で培った「細かいミスを見つける力」が活きていると感じます。入社半年が経ち、少しずつ決算補助にも携わるようになってきました。Slackで社内のやり取りが完結することが多く、電話対応が少ないのも助かっています。「数字と向き合う仕事がしたかった」という夢が実現できて、毎日充実しています。

転職前後で生活はどう変わりましたか?

年収が60万円上がったことで、毎月の余裕ができました。以前は「来月どうしよう」という漠然とした不安がありましたが、今は将来のために少し貯金もできています。仕事面では、「自分のペースで集中できる時間」が増えました。営業事務のときは営業担当の動きに左右されることが多かったですが、経理は計画通りに粛々と作業を進めることができます。私の性格にぴったりです。一方で、急な予定変更があると少し戸惑うことはまだありますが、経理の場合は月次サイクルが決まっているので、営業事務時代よりはずっとコントロールしやすいです。プライベートでも気持ちの余裕が生まれ、週末に簿記1級の勉強を始めました。

転職して大変だったことはありますか?

経理の実務は、簿記の勉強とは少し違う部分があります。例えば、会社独自の勘定科目の使い方があったり、システムへの入力方法が独特だったりします。入社後の3ヶ月は、覚えることが多くて正直疲れました。また、経理は「正確さ」が求められる仕事なので、1円でも合わないと原因を探し続けなければならないプレッシャーがあります。最初の月次締め作業は、帳簿が合わなくて残業したこともありました。でも上司が丁寧に教えてくれるので、だいぶ慣れてきました。急な予定変更(例えば「今日中にこの処理を終わらせてほしい」という依頼)はまだ少し苦手ですが、経理業務の性質上、そういうケースは少ないのが救いです。

これから転職を考えている方へメッセージ

資格は転職の武器になります。私の場合は簿記3級・2級が扉を開いてくれました。「今の仕事に活かせる資格はないか」と考えてみてください。また、弱みを隠さずエージェントに話すことも大切だと思います。弱みを理解した上で、それが問題にならない職場を探してもらった方が、入社後に「こんなはずじゃなかった」となりにくいです。Re:WORKの求人一覧には、管理部門・経理の求人も多く掲載されています。まず求人を眺めるだけでも、自分がどんな働き方をしたいかのイメージが広がりますよ。一人で悩まず、エージェントに相談することをおすすめします。

※ 個人の体験であり、転職の結果を保証するものではありません。年齢・年収等は取材時点の情報です。

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