35歳、千葉県在住の私は、派遣社員として10年以上働いてきた後、メーカーの正社員事務として採用されました。「紹介予定派遣ではなく直接採用で」というこだわりを持って活動した結果、念願の正社員の座を掴めました。同じように派遣から正社員を目指している方の参考になれば嬉しいです。まずはRe:WORKに無料登録してみてください。
前職ではどのような仕事をしていましたか?
短大卒業後、派遣会社に登録して3社の派遣先で事務の仕事をしてきました。最後の派遣先では3年間、製造メーカーの営業事務をしていました。業務内容はWord・Excelを使った書類作成、電話対応、データ入力など。ExcelはVLOOKUPやピボットテーブルも使えるレベルで、派遣先からは「仕事が丁寧で助かります」と言っていただいていました。ただ、派遣社員という立場では給与の上限があり、年収250万円から増えることがありませんでした。産休・育休の取得が難しいことや、契約更新のたびに感じる不安定感も、ずっと引っかかっていました。35歳という年齢を考えると、「そろそろ正社員にならなければ」という焦りもありました。
転職を考え始めたきっかけは何ですか?
派遣先での更新面談で、「次の更新は難しいかもしれない」と言われたことが直接のきっかけです。業績悪化により人員削減の方針が出て、派遣社員から契約を終了していくという話でした。「また派遣会社を通じて次の派遣先を探す」という繰り返しに疲れました。同年代の友人がボーナスをもらい、産休・育休を取って職場復帰しているのを見て、「このままでは将来が不安だ」と強く感じました。35歳での正社員転職は難しいと聞いていましたが、「今しかない」と思い切って動くことにしました。紹介予定派遣という選択肢も考えましたが、「また派遣として入るのは嫌だ」という気持ちがあり、最初から正社員採用にこだわって活動しました。
転職活動を始めたとき、不安はありましたか?
一番の不安は「35歳・短大卒・派遣経験のみで正社員採用されるのか」という点でした。転職サイトの記事などを読むと「30代での事務職転職は難しい」と書かれているものも多く、気が重くなりました。プレゼンや自己PRが苦手なことも不安要因でした。面接で「自分を売り込む」という行為が得意ではなく、「黙って仕事で結果を出す」タイプの私には、面接が一番の難関でした。また、「なぜ正社員でなく派遣を続けてきたのか」という質問を面接で聞かれたらどう答えるかも悩みでした。
どのように求人を探しましたか?
最初は大手転職サイトで事務職の求人を探しました。しかし、「正社員・事務・千葉」で検索すると、入力系の単純作業や給与の低い求人が多く、期待していたものとは違いました。Word・Excelのスキルを活かせる求人を探すなかで、Re:WORKに登録しました。「35歳・派遣から正社員を目指している」という状況を正直に書いて相談したところ、「一緒に戦略を立てましょう」という力強い言葉をもらいました。
Re:WORKを選んだ理由は?
「紹介予定派遣ではなく直接採用にこだわりたい」という私の希望を、最初から尊重してくれたことが理由です。他のエージェントでは「35歳の事務職なら紹介予定派遣の方が入りやすいですよ」とアドバイスされることもありましたが、Re:WORKは「正社員採用にこだわった活動でも十分可能性はあります。ただし、スキルをしっかり見せることが重要です」とアドバイスしてくれました。千葉エリアのメーカー・中堅企業の求人が豊富にあり、「OA系スキルをフルに活かせる求人」を重点的に紹介してもらえました。
エージェントとのやりとりで印象的だったことは?
「自己PRが苦手」と打ち明けたとき、「あなたがこれまで派遣先でやってきたことを、私が一緒に言語化します」と言ってくれたことです。私が「Excelでこういう表を作っていた」「こういう改善をした」と話すと、エージェントが「それは業務効率化への貢献です。月次集計の時間を何時間短縮しましたか?」と具体的な数字を引き出す質問をしてくれました。そうやって整理された「実績」を見て、「自分もこんなことをやっていたんだ」と驚きました。また、「なぜ派遣を続けてきたか」という難しい質問への答えも一緒に考えてくれました。「様々な企業で経験を積み、スキルの幅を広げてきた」という前向きな言い方に変換できたことで、自信を持って面接に臨めました。
面接ではどのようなことを聞かれましたか?
最も多かった質問は「なぜ正社員を目指すのか」「今まで派遣だったのはなぜか」という2点でした。エージェントと準備した答えを話すと、面接官に「なるほど」と納得していただけました。ExcelのスキルについてはExcelテストがある企業もあり、VLOOKUPやピボットテーブルの問題が出ましたが、実務で使っていたので問題なく対応できました。電話対応が苦手という点については、「派遣先では電話対応も行っており、一般的なビジネスマナーは身についています。ただ、得意ではないと感じており、より得意な人に任せることが多かった」と正直に話しました。内定をいただいた企業は「うちも電話はあまり多くないよ」という環境で安心しました。
内定が出たときの気持ちは?
14社に応募して3ヶ月、複数の最終面接を経て内定をいただいたときは、涙が出そうになりました。「35歳でも正社員になれるんだ」という安堵感が一番大きかったです。年収は330万円で、派遣の250万円から80万円アップ。さらにボーナスや各種手当が加わるため、実質的な収入増はさらに大きいです。「初めての正社員雇用保険・社会保険のフル完備」というのも、これまで感じてきた不安定さが解消されるようで、とても嬉しかったです。エージェントに報告したら「長い活動でしたね、本当によかったです」と言ってもらえて、一緒に戦ってきた仲間のような気持ちになりました。
現在の仕事内容を教えてください
千葉県内のメーカーで正社員の事務職として働いています。業務内容は、受発注管理・請求書処理・データ集計・電話対応など。これまでの派遣先での経験がそのまま活かせています。正社員になって最も嬉しいのは、「来月の契約はどうなるだろう」という不安がないことです。毎月決まった給与とボーナスがあり、有給休暇も使えます。職場の雰囲気も良く、同僚との関係が派遣時代とは違って「仲間」として感じられるのも嬉しいです。入社から半年が経ち、少しずつ仕事の幅も広がってきました。来年は業務改善の提案を積極的にやってみようと思っています。
転職前後で生活はどう変わりましたか?
精神的な安定が大きく変わりました。「契約が切れたらどうしよう」という不安が完全になくなり、将来のことを前向きに考えられるようになりました。年収が80万円上がったことで、貯蓄にも少しゆとりができました。以前は老後の心配ばかりしていましたが、今は積立投資も始めています。有給休暇が使えるようになったことで、友人との旅行も計画できるようになりました。派遣時代は「急に仕事がなくなるかもしれない」という不安から旅行に行くことすら躊躇していたので、これだけでも生活の質は大きく上がりました。職場での人間関係も、「長く一緒に働く」前提があるからか、自然と深まっています。
転職して大変だったことはありますか?
新しい職場のルールや人間関係を1から覚えることは、派遣時代も経験してきたことですが、「ここに長くいる」という前提があると少しプレッシャーが増します。良い意味で緊張感がありますが、最初の数ヶ月はミスをしないようにと気を張りすぎていました。また、正社員になると会議への参加や業務改善提案など、「積極的に関わること」を期待されます。派遣時代は言われたことをこなすスタイルで働いていたので、主体的に動くことに少し戸惑いを感じています。少しずつ慣れてきていますが、プレゼンが苦手な私にとっては、発言する場面が増えることは今でも緊張します。
これから転職を考えている方へメッセージ
派遣社員から正社員への転職は、35歳でも可能です。諦めないでください。大切なのは「自分のスキルを正しく言語化すること」です。派遣で積み上げてきた経験は、決して無駄ではありません。様々な企業・職場で培った対応力や柔軟性は、正社員採用でも高く評価されます。また、紹介予定派遣という選択肢を勧められることもあると思いますが、「直接採用にこだわりたい」という意思があれば、その気持ちを大切にしてください。Re:WORKの求人一覧には事務職・管理部門の求人が豊富です。一人で悩まず、まずエージェントに相談してみてください。