転職サイトと転職エージェントの違いを比較表で解説|向いている人と併用のやり方

転職サイトと転職エージェントのいちばんの違いは、求人探しから企業とのやり取りまでを自分でやるか、担当者が間に入るかです。転職サイトは求人を自分で検索して応募するサービス、転職エージェントは担当者が求人を紹介し、書類の添削・面接の日程調整・条件の交渉まで代わりに動くサービスです。どちらも、求職者は基本的に無料で使えます。
どちらか片方に決める必要はなく、迷ったら併用で構いません。この記事では、両者の違いを比較表で整理したうえで、それぞれが向いている人、併用するときの進め方と注意点、未経験・第二新卒の場合の使い方をまとめます。
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- 未経験歓迎 8,207件(50%)
- 第二新卒歓迎 7,212件・フリーターOK 3,793件・学歴不問 3,430件
- 転職サイトと併用しながらでも相談できます
転職サイトと転職エージェントの違いを比較表で整理
まずは全体像です。違いは「誰が動くか」から生まれていて、ほかの項目はそこから枝分かれしています。
| 比べるところ | 転職サイト | 転職エージェント |
|---|---|---|
| 求人の探し方 | 自分で条件を入れて検索する | 面談で希望を伝え、担当者が合いそうな求人を紹介する |
| 応募 | 自分で応募ボタンを押す | 担当者が企業へ推薦する形で応募する |
| 企業とのやり取り | 面接日程・質問・連絡は自分で直接 | 担当者が間に入って調整する |
| 書類・面接の準備 | 自分で用意する(サイトのコラムや例文を参考にする) | 履歴書・職務経歴書の添削、面接の想定質問の準備を手伝ってもらえる |
| 年収・入社日の交渉 | 自分で伝える | 担当者が代わりに伝える |
| 求人の種類 | サイトに掲載されている公開求人 | 公開求人に加えて、一般には公開していない求人(非公開求人)を扱うことがある |
| 進めるペース | 自分の都合で自由に決められる | 担当者からの連絡に合わせて進むので、動き出しが早くなりやすい |
| 費用 | 基本は無料(企業が掲載料を払う) | 基本は無料(採用が決まったときに企業が手数料を払う) |
表のとおり、転職サイトは「自由に動ける代わりに全部自分でやる」、転職エージェントは「担当者の手を借りられる代わりに、担当者とのやり取りが発生する」と考えると分かりやすくなります。
転職サイトとは|求人を自分で探して応募するサービス
転職サイトは、企業が載せた求人を求職者が検索して応募するサービスです。会員登録をすれば、職種・勤務地・年収・雇用形態などの条件で求人を絞り込み、気になった求人にその場で応募できます。
転職サイトを使うときの流れ
- 会員登録をして、職歴や希望条件を入れる
- 条件で求人を検索し、求人票を読み比べる
- 応募する(履歴書・職務経歴書はサイト上の登録情報や添付で送る)
- 企業から連絡が来たら、面接日程を自分で決める
- 内定が出たら、条件や入社日を自分で企業と確認する
スカウト機能はエージェントとは別物
転職サイトの中には、職歴を登録しておくと企業やエージェントから声がかかる「スカウト機能」を持つものがあります。届いたスカウトに返事をすれば選考に進めますが、企業から直接届いたスカウトの場合、そこから先の日程調整や条件の確認は自分でやります。エージェントからのスカウトは「うちに登録して相談しませんか」という案内で、返事をすると面談に進む形です。
求人検索サイト・ハローワークとの違い
求人をまとめて検索できる「求人検索サイト」は、ほかのサイトや企業の採用ページに載っている求人を集めて表示するサービスで、応募先は元のサイトになることがあります。ハローワークは国が運営する公共の職業紹介で、窓口で職員に相談しながら求人を探せます。転職サイト・転職エージェントと並べると、求人の集め方と相談できる範囲が違います。
転職エージェントとは|担当者が求人紹介から交渉まで間に入るサービス
転職エージェントは、厚生労働大臣の許可を受けて有料職業紹介を行う会社です。登録すると担当者(キャリアアドバイザー)がつき、面談で経歴と希望を聞いたうえで求人を紹介します。応募後も、企業との日程調整や合否の連絡、内定後の条件の確認まで担当者が窓口になります。
転職エージェントを使うときの流れ
- 登録して、担当者と面談する(オンラインや電話のところもあります)
- 担当者から求人を紹介してもらい、応募する求人を決める
- 履歴書・職務経歴書を添削してもらい、担当者経由で応募する
- 面接の日程は担当者が調整し、面接前に想定質問を一緒に確認する
- 内定が出たら、年収や入社日の希望を担当者から企業へ伝えてもらう
求職者が無料で使える理由
有料職業紹介を行う会社が求職者から手数料を取ることは、職業安定法で原則として禁止されています(第32条の3第2項)。例外は芸能家・モデルなど一部の職業と、一定の年収を超える経営管理者・技術者などに限られ、未経験や若手の転職で求職者が費用を払う場面はありません。エージェントの収入は、紹介した人の採用が決まったときに企業から支払われる紹介手数料です。
一方で、エージェントは採用が決まって初めて収入になる仕組みなので、担当者によっては応募を急かされたと感じることもあります。連絡の頻度が合わないときの伝え方は転職エージェントの連絡がしつこいときの対処法にまとめています。
非公開求人とは
非公開求人は、求人サイトなどに公開せず、エージェントなど限られた経路でだけ応募を受け付けている求人です。企業が非公開にする理由には、新しい事業や欠員の補充を社外に知られたくない、応募が殺到するのを避けて条件に合う人だけに会いたい、といったものがあります。非公開求人に応募できるのはエージェントを使う利点の1つですが、非公開だから条件が良いとは限らないので、仕事内容と条件は公開求人と同じように確かめます。
担当者に手伝ってもらえること
| 場面 | 手伝ってもらえること |
|---|---|
| 応募前 | 経歴の棚卸し、希望条件の優先順位づけ、応募先の候補出し |
| 書類 | 履歴書・職務経歴書の添削、志望動機の方向性の相談、推薦の一言を添えた応募 |
| 面接 | 企業ごとの想定質問の確認、面接の日程調整、面接後の企業からの評価の共有 |
| 内定後 | 年収・入社日・勤務条件の希望の伝達、複数の内定が出たときの比較の相談、退職の進め方の相談 |
どこまで手伝ってもらえるかは、エージェントや担当者によって差があります。面談のときに「書類の添削はどこまで見てもらえるか」「面接対策はあるか」を聞いておくと、使い方を決めやすくなります。使い方の全体の流れは転職エージェントとは?使い方・メリット・選び方で解説しています。
総合型と特化型がある
エージェントには、幅広い業界・職種の求人を扱う「総合型」と、特定の業界・職種や、未経験・若手など対象を絞った「特化型」があります。総合型は求人の幅、特化型はその分野の求人の詳しさと選考の知識が強みです。
転職サイトが向いている人・転職エージェントが向いている人
どちらが合うかは、経験・時間・目的で変わります。当てはまる項目が多いほうを主に使い、もう片方を補助に回すと動きやすくなります。
| 転職サイトが向いている人 | 転職エージェントが向いている人 |
|---|---|
| 応募したい職種・企業がすでに決まっている | どの職種・業界を目指すか、まだ迷っている |
| 自分のペースで、急がずに探したい | 在職中で、日程調整や企業との連絡に時間を割けない |
| 同じ職種での転職で、書類や面接に慣れている | 初めての転職、または未経験の職種に挑戦する |
| 求人をたくさん見比べて相場をつかみたい | 書類選考で落ち続けていて、原因を知りたい |
| 担当者からの連絡がわずらわしい | 年収や入社日の交渉を自分で切り出しにくい |
書類で落ち続けている場合は、応募先の選び方と書類の書き方のどちらに原因があるかで対策が変わります。転職エージェントの書類選考に通らない原因と対策も参考にしてください。
迷ったら併用|転職サイトと転職エージェントの使い分け方
転職サイトとエージェントは、役割が違うので食い合いません。転職サイトで求人の相場をつかみ、転職エージェントで書類・面接・交渉の手を借りるのが、併用の基本の形です。
| 時期 | 転職サイトでやること | 転職エージェントでやること |
|---|---|---|
| 動き始め(1〜2週目) | 登録して、希望の職種・地域の求人数と給与の幅を見る | タイプの違うエージェントに登録して面談を受け、希望条件を整理する |
| 応募期(3〜6週目) | エージェントから紹介されない企業の求人があれば自分で応募する | 紹介された求人から応募先を決め、書類を添削してもらって応募する |
| 面接期 | 新着求人を確認する程度にとどめ、応募を増やしすぎない | 面接対策を受け、日程は担当者にまとめて調整してもらう |
| 内定後 | 応募中の選考の扱いを決める | 年収・入社日の希望を担当者から企業に伝えてもらう |
エージェントを何社使うかの目安や、掛け持ちのときの断り方は転職エージェントの複数登録は何社まで?で詳しく解説しています。
未経験の人に合うサイトの種類と、選ぶときの基準は、未経験向けの転職サイトの選び方の記事にまとめています。
併用するときの注意点
同じ求人に、サイトとエージェントの両方から応募しない
同じ企業の同じ求人に2つの経路から応募すると、企業側でどちらの応募として扱うかの確認が入り、選考が止まったり、応募の管理ができていない印象を持たれたりすることがあります。扱いは企業やエージェントによって違うので、エージェントから紹介された求人を転職サイトでも見つけたときは、どちらから応募するかを先に決め、もう一方からは応募しないようにします。
応募先と選考の段階を一覧にしておく
経路が増えるほど、「どこから応募したか」「いまどの段階か」が分からなくなります。応募日・企業名・応募経路・選考の段階・次の予定を1行ずつ書いた表を作っておくと、担当者に状況を聞かれたときもすぐ答えられます。
エージェントには転職サイトでの応募状況も伝える
担当者は、ほかの選考の進み具合を知っていたほうが日程を組みやすくなります。転職サイトで応募中の企業があることは隠さず、企業名と選考の段階を伝えておくと、内定の時期を合わせる相談もしやすくなります。
未経験・第二新卒の転職ではエージェントの併用が役に立つ
未経験の職種への転職や、社会人経験が短い第二新卒の転職では、求人票だけでは「未経験からどこまで任されるのか」「どんな人を採っているのか」が読み取りにくくなります。担当者から企業の受け入れ体制や過去の採用の傾向を聞けることがあるのは、エージェントを使う利点です。
また、職務経歴が短いと、職務経歴書に何を書けばいいか迷いがちです。前の仕事で身につけたことを、応募する職種でどう活かせるかに言い換える作業は、担当者と一緒にやると進めやすくなります。未経験向けのエージェントの選び方は未経験向け転職エージェントの選び方にまとめています。
転職サイトと転職エージェントの違いでよくある質問
Q. 転職エージェントに登録したら、すぐに転職しないといけませんか?
その必要はありません。面談で「まずは情報収集をしたい」「転職するかどうかを決めかねている」と伝えれば、それに合わせた進め方を相談できます。紹介された求人に応募するかどうかも自分で決められます。
Q. 転職サイトのスカウトと、転職エージェントの紹介は何が違いますか?
企業からのスカウトは、企業があなたの登録情報を見て直接声をかけるもので、その後のやり取りは自分で行います。エージェントの紹介は、担当者があなたの希望を聞いたうえで求人を選び、応募後も間に入ります。
Q. 転職エージェントに登録しても、求人を紹介してもらえないことはありますか?
希望条件と手持ちの求人が合わないときなど、紹介が少なくなることはあります。希望の優先順位を伝え直す、別のタイプのエージェントを併用する、転職サイトで自分でも探す、といった手があります。
Q. 転職サイトやエージェントを使っていることは、いまの会社に知られますか?
転職サイトには、登録した企業に職歴を見せない「企業ブロック」を用意しているものがあります。ただし対象は自分で登録した社名だけなので、グループ会社や取引先も登録しておきます。職歴の内容から本人と分かる可能性もゼロではないため、会社のパソコンやメールアドレスを使わないことも合わせて対策にします。エージェントは、法律上、本人の同意なく個人情報を第三者に渡せないため、応募を決める前の企業に応募書類を勝手に出すことはありません。
Q. 転職エージェントとハローワークはどちらがいいですか?
ハローワークは国が運営する公共の職業紹介で、地域の求人を窓口で職員に相談しながら探せます。エージェントは担当者が応募から交渉まで間に入るのが強みです。どちらも無料なので、地域の求人を探したいときはハローワーク、書類や面接の手助けがほしいときはエージェント、と使い分けて構いません。
まとめ|自分で動くなら転職サイト、手を借りるなら転職エージェント
- 転職サイトは求人を自分で探して応募するサービス、転職エージェントは担当者が求人紹介から交渉まで間に入るサービス
- どちらも求職者は基本的に無料。エージェントは採用が決まったときに企業から手数料を受け取る仕組み
- 職種が決まっていて自分のペースで動きたいなら転職サイト、初めての転職や未経験の職種ならエージェントが向いている
- 迷ったら併用。サイトで相場をつかみ、エージェントで書類・面接・交渉の手を借りる
- 併用するときは、同じ求人に2つの経路から応募しないこと、応募先を一覧で管理することに気をつける
Re:WORKは、未経験・若手の転職に特化した転職エージェントです。公開求人16,432件のうち未経験歓迎が8,207件、第二新卒歓迎が7,212件あります。転職サイトで求人を見ながら、未経験から応募できる求人の提案や書類の添削だけ手伝ってほしい、という使い方もできます。相談は無料で、オンライン面談で全国から受け付けています。
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