未経験からドライバーに転職できる?仕事内容・年収・必要な免許を解説

未経験からドライバーに転職できる?仕事内容・年収・必要な免許を解説

「未経験だけどドライバーに転職できる?」と考えていませんか?物流業界は深刻な人手不足が続いており、未経験からドライバーに転職するチャンスはかつてないほど広がっています。免許取得支援制度を設けている企業も多く、普通免許さえあれば挑戦できる求人も豊富です。この記事では、ドライバーの仕事内容から年収、必要な免許、転職のコツまで詳しく解説します。


ドライバーの種類と仕事内容

ドライバーと一口に言っても、種類はさまざまです。それぞれの特徴を理解して、自分に合った仕事を選びましょう。


配送ドライバー(宅配・ルート配送)

個人宅や企業に荷物を届ける仕事です。EC市場の拡大により需要が急増しており、未経験歓迎の求人が最も多い分野です。

  • 宅配ドライバー: 個人宅への荷物配送。1日80〜120個程度の荷物を担当
  • ルート配送: 決まった取引先を巡回して商品を届ける。コンビニや飲食店への食品配送が代表的

普通免許があれば始められるため、未経験者にとって最も入りやすいドライバー職です。


中型・大型トラックドライバー

企業間の物資を運ぶ仕事です。中型免許や大型免許が必要ですが、入社後に会社負担で取得できる企業が増えています。

  • 中距離輸送: 県内〜隣接県への輸送。日帰りが基本
  • 長距離輸送: 数百km以上の距離を走る。数日間の泊まり運行もある

荷物の積み下ろしが伴う場合もありますが、フォークリフトや機械で行うケースが増えており、体力面の負担は軽減されてきています。


タクシー・ハイヤードライバー

お客様を目的地まで送り届ける仕事です。二種免許が必要ですが、多くのタクシー会社が入社後の取得を全額支援しています。

  • タクシー: 流し営業やアプリ配車でお客様を乗せる
  • ハイヤー: 企業の役員送迎など、予約制の運行

人と接するのが好きな方、地理に詳しい方に向いています。未経験から始める方も多く、年齢制限が緩やかなのも特徴です。


バスドライバー

路線バスや観光バスの運転を行う仕事です。大型二種免許が必要ですが、バス会社が養成制度を設けているケースが多く、未経験からでも目指せます。

公共交通を支えるやりがいのある仕事で、安定した勤務体系と福利厚生が魅力です。


送迎ドライバー

介護施設の利用者、幼稚園の送迎、企業の従業員送迎などを行う仕事です。普通免許で始められ、決まったルートを走るため、ドライバー未経験の方でも取り組みやすい仕事です。


ドライバーの年収はどれくらい?

種類別の年収目安

種類 未経験1年目 経験3年〜 ベテラン
配送ドライバー 300万〜350万円 350万〜420万円 420万〜500万円
中型トラック 330万〜380万円 380万〜450万円 450万〜530万円
大型トラック 350万〜420万円 420万〜500万円 500万〜650万円
タクシー 280万〜350万円 350万〜450万円 450万〜600万円
バス 320万〜370万円 370万〜450万円 450万〜550万円

年収アップのポイント

上位免許の取得: 普通免許→中型→大型とステップアップすることで、任される仕事の幅が広がり、収入も上がります。大型免許を取得すれば、年収500万円以上も十分に狙えます。

長距離・夜間の手当: 長距離運行や深夜帯の勤務には手当がつきます。稼ぎたい方は、これらの手当がある仕事を選ぶのがおすすめです。

危険物免許の取得: タンクローリーで燃料を運ぶ仕事は、危険物取扱者の資格が必要ですが、その分給与が高くなります。


必要な免許と取得方法

免許の種類と乗れる車両

免許 乗れる車両 取得費用目安 取得期間
普通免許 車両総重量3.5t未満 所持前提
準中型免許 車両総重量7.5t未満 15万〜25万円 約1〜2週間
中型免許 車両総重量11t未満 15万〜25万円 約1〜2週間
大型免許 車両総重量11t以上 25万〜40万円 約2〜3週間
普通二種 タクシー営業 20万〜30万円 約1〜2週間
大型二種 バス営業 30万〜40万円 約2〜3週間

免許取得支援制度を活用しよう

多くの運送会社やタクシー会社が、入社後の免許取得費用を全額または一部負担する制度を設けています。「免許がないから無理」と諦める必要はありません。求人を探す際は、「免許取得支援あり」「資格取得支援」のキーワードに注目しましょう。


物流業界の将来性

人手不足は今後も続く

物流業界のドライバー不足は深刻で、2024年問題(時間外労働の上限規制)の影響もあり、ドライバーの確保は企業の最重要課題となっています。つまり、ドライバーの需要は今後も高い状態が続き、待遇改善も進んでいます。


待遇改善の流れ

ドライバー不足を背景に、以下のような改善が進んでいます。

  • 給与の引き上げ: 人材確保のため、基本給やボーナスを引き上げる企業が増加
  • 労働時間の短縮: 中継輸送(リレー方式)の導入で長時間労働を削減
  • 福利厚生の充実: 社員寮、家族手当、退職金制度の整備が進む
  • 設備の近代化: パワーゲートや自動積み込み装置の導入で体力面の負担を軽減

安定したキャリア

物流は社会インフラであり、景気に左右されにくい業界です。ECの成長に伴い荷物量は増加の一途をたどっており、ドライバーという仕事がなくなることは当面考えられません。自動運転技術の発展も話題ですが、ラストワンマイル(最終配送)の自動化にはまだ時間がかかるため、ドライバーの需要は安定しています。


未経験からドライバーに転職する方法

ステップ1: どの種類のドライバーを目指すか決める

配送、トラック、タクシー、バスなど、自分のライフスタイルに合った種類を選びましょう。「日帰りで働きたい」「しっかり稼ぎたい」「人と接したい」など、優先順位を明確にすることが大切です。


ステップ2: 必要な免許を確認する

目指すドライバー職に必要な免許を確認し、免許取得支援のある企業を探しましょう。普通免許だけで始められる配送ドライバーからスタートして、働きながら上位免許を取得するのが一般的なキャリアパスです。


ステップ3: 求人を探す

Re:WORKではドライバー・物流の求人一覧から未経験歓迎の求人を検索できます。「免許取得支援」「未経験OK」「日勤のみ」など、希望条件で絞り込んでみましょう。


ステップ4: 転職エージェントに相談する

ドライバーの求人は企業によって条件の差が大きいため、プロに相談すると効率的です。給与、勤務時間、免許取得支援の有無など、自分では比較しきれない部分をアドバイスしてもらえます。Re:WORKの無料転職相談を活用してみてください。


よくある質問

Q. ドライバーは体力的にきついですか?

仕事の種類によります。長距離トラックや手積み手降ろしの多い仕事は体力が必要ですが、ルート配送やタクシーは体力よりも集中力が求められます。また、近年はパワーゲートや自動積み込み装置の普及で、体力面の負担は年々軽減されています。


Q. 40代・50代からでもドライバーに転職できますか?

可能です。ドライバー職は年齢制限が比較的緩やかで、40代・50代から転職する方も多くいます。特にタクシーやバスのドライバーは、年齢を重ねた方の落ち着きや安全意識が評価される傾向があります。


Q. 女性でもドライバーになれますか?

もちろん可能です。配送ドライバーやタクシードライバーとして活躍する女性は増えています。企業側も女性ドライバーの採用に積極的で、更衣室やトイレの整備など、働きやすい環境づくりが進んでいます。


まとめ

ドライバー職は物流業界の人手不足を背景に、未経験者にとって大きなチャンスが広がっている職種です。普通免許があれば始められる配送ドライバーから、大型免許を取得して高収入を目指すトラックドライバーまで、キャリアパスも豊富です。

免許取得支援制度のある企業を選べば、費用の心配なくステップアップできます。まずは自分に合ったドライバー職を見つけることから始めてみましょう。

  • 物流業界は深刻な人手不足。未経験歓迎の求人が豊富
  • 普通免許があれば配送ドライバーから始められる
  • 免許取得支援制度のある企業を選べば、費用負担なしでキャリアアップ可能
  • 年収は配送で300万〜、大型トラックなら500万円以上も狙える
  • 物流はインフラ産業であり、将来性も安定している

この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
取扱求人数
49,552件以上

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