在宅ワーク・リモートワークの仕事15選|未経験OK職種の探し方

「在宅で働きたいけど、スキルも経験もない自分には無理なんじゃないか」
そう思って、求人を見ては閉じる——そんなループを繰り返していないだろうか。
結論から言う。未経験でも在宅ワークができる職種は確実に存在する。むしろ2024年現在、リモートワーク可の求人は急拡大しており、未経験歓迎の案件も以前と比べて格段に増えている。
この記事では、未経験から始められる在宅ワークの職種を15個具体的に紹介し、それぞれの収入水準・向き不向き・仕事の取り方まで詳しく解説する。「自分に合った仕事が見つかるかどうか不安」という人ほど、最後まで読んでほしい。
在宅ワークの現状——未経験でも本当に働けるのか
まず現実を押さえておこう。
総務省の調査によると、2023年のテレワーク実施率は就業者全体の約2割を超えており、コロナ禍をきっかけに広がったリモートワーク文化は、完全には元に戻っていない。特にIT・マーケティング・事務系の職種では、フルリモート・ハイブリッドを採用する企業が定着している。
一方で「未経験歓迎のリモート求人なんてあるの?」という疑問は当然だ。現実には、専門職のリモート求人が多い。しかし近年、業務のデジタル化・分業化が進み、「特定の業務だけをリモートで担当する」ポジションが増加している。その結果、経験・資格ゼロからでも参入できる在宅ポジションが生まれた。
未経験OKの在宅ワークが増えた3つの理由
なぜ今、未経験でも在宅で働けるようになったのか。背景を3点に整理する。
- 業務のタスク分解が進んだ:以前は1人がまとめて担当していた仕事を、複数人で分担する「タスク型」の働き方が浸透した。たとえばデータ入力・リスト作成・チャット対応など、個別に切り出せる業務が増えた。
- SaaSツールの普及:SlackやNotionなどのクラウドツールにより、オフィスにいなくてもチームで仕事が回る環境が整った。特別なスキルなしでも使いこなせるツールが多く、未経験者のハードルが下がった。
- 採用コスト削減の観点:地方・海外在住者や主婦・学生など、これまで採用できなかった人材プールへのアクセスが広がり、スキルより適性を重視した採用が増えた。
在宅ワークは「正社員」「業務委託」「副業」の3パターンある
在宅ワークといっても、雇用形態は大きく3種類に分かれる。
- 正社員リモート:給与・社会保険・有給が保証される。安定性は最も高いが、求人数は限られる。
- 業務委託・フリーランス:案件ごとに報酬が発生。自由度が高い反面、収入が不安定になりやすい。
- 副業・スキマ時間活用:本業を持ちながら追加収入を得る形。数千円〜数万円/月の規模が多い。
未経験者の場合、最初は副業・クラウドソーシングで実績を積み、その後正社員転職を目指すルートが現実的だ。
未経験でもできる在宅ワーク15選|職種別に解説
ここからが本題だ。未経験でも始められる在宅ワークを15職種、収入水準・必要スキル・向き不向きとともに紹介する。
①データ入力・リスト作成
最もハードルが低い在宅ワークの一つだ。Excelやスプレッドシートに指定の情報を入力する業務で、特別なスキルは不要。タイピング速度と正確さがあれば即日始められる。
- 収入目安:時給700〜1,200円、件数制の場合は1件5〜20円
- 向いている人:コツコツした作業が苦にならない人、ミスが少ない人
- 注意点:単価が低いため、長期的なキャリアには繋げにくい。最初の実績づくりとして活用するのが賢明だ。
②Webライター
記事やコラムを執筆する仕事。未経験から始められ、実績を積むにつれて単価を上げやすいのが特徴だ。文章を書くことに抵抗がなければ、1〜2ヶ月で月5万円程度の収入を目指せる。
- 収入目安:文字単価0.5〜5円(経験・実績により大きく変動)
- 向いている人:文章を書くのが好きな人、情報収集が得意な人
- スキルアップ経路:未経験→クラウドソーシングで実績→メディアへの直接営業→専門ライター(月30〜50万円も可能)
③SNS運用代行
企業のInstagram・X(旧Twitter)・TikTokなどのアカウントを代わりに運用する仕事。投稿文の作成・スケジューリング・コメント対応などが主な業務だ。自分のアカウントで実績を作れば説得力が増す。
- 収入目安:1アカウント月3万〜10万円
- 向いている人:SNSをよく使う人、トレンドに敏感な人
- ポイント:「自分のSNSアカウントでフォロワーを増やした経験」があると、即戦力として評価される。
④カスタマーサポート(チャット・メール)
電話対応ではなく、チャットやメールで顧客の問い合わせに答える仕事。マニュアルが整備されている企業が多く、未経験でも研修後すぐに業務に入れる。
- 収入目安:時給1,000〜1,500円(正社員の場合は月20〜25万円)
- 向いている人:丁寧なコミュニケーションが得意な人、冷静に対応できる人
- 求人の多さ:EC・SaaS・金融などの業種で常時求人が出ており、在宅対応可能な案件は多い。
⑤オンライン事務・バックオフィス
書類作成・スケジュール管理・資料まとめなどをリモートで行う仕事。一般事務の経験があれば有利だが、未経験でもツールの使い方を覚えれば対応できる求人がある。
- 収入目安:時給1,000〜1,400円、正社員換算で月22〜28万円
- 向いている人:段取りよく仕事を進められる人、マルチタスクが得意な人
- 使うツール:Google Workspace・Notion・Slack・Zoom など(いずれも無料で習得可能)
⑥テープ起こし・文字起こし
音声や動画の内容をテキストに変換する仕事。集中力とタイピング速度があれば、特別なスキルは不要だ。クラウドソーシングでも案件が豊富にある。
- 収入目安:1分音声あたり100〜200円、時給換算で600〜1,200円程度
- 向いている人:聴き取りが得意な人、長文タイピングが苦にならない人
- 注意点:単純作業のため飽きやすい。副業の一つとして続けるのが向いている。
⑦画像・動画編集
YouTubeやSNS用の動画を編集する仕事。無料ツール(CapCut・DaVinci Resolve など)でスキルを身につけ、実績を作れば高単価案件も取れるようになる。需要は右肩上がりで、将来性が高い。
- 収入目安:1本5,000〜5万円(クオリティ・尺・修正対応により変動)
- 向いている人:クリエイティブな作業が好きな人、視覚的なセンスがある人
- 習得期間の目安:基本的な編集は1〜2ヶ月で習得可能。YouTuber・企業PR動画など、案件の種類も多い。
⑧Webデザイン(バナー・LP制作)
CanvaやFigmaを使ったバナー制作・ランディングページ作成など。「デザイン=難しい」というイメージがあるが、Canvaはテンプレートでプロレベルのビジュアルをすぐに作れるため、未経験でも参入できる。
- 収入目安:バナー1枚3,000〜2万円、LP制作は10〜50万円
- 向いている人:デザインに興味がある人、ツールを自分でいじることが好きな人
- 学習リソース:YouTube・Udemy(セール時1,500円前後)で基礎は習得できる。
⑨コーディング・プログラミング
HTMLやCSS、JavaScriptなどを使ったWeb制作。独学期間は必要だが、習得後のリモート需要は他職種と比べて格段に高い。未経験でもプログラミングスクールや独学で3〜6ヶ月あれば転職できるレベルに到達できる。
- 収入目安:フリーランスで月30〜60万円も可能。正社員は月25〜45万円
- 向いている人:論理的な思考が得意な人、エラーを粘り強く解決できる人
- 最短ルート:HTML/CSS → JavaScript → React の順で学ぶのが王道。無料学習サービスも多い。
⑩Webマーケティング補助
SEO記事の執筆補助・広告のレポートまとめ・競合調査など、マーケティング業務を補助するポジション。マーケ会社や広告代理店が未経験採用していることがあり、実務で学びながら成長できる。
- 収入目安:正社員で月22〜28万円、副業なら月3〜10万円
- 向いている人:データを見るのが好きな人、マーケティングに興味がある人
- 将来性:デジタルマーケターとしてのキャリアへの入口になる。スキルアップすれば年収500万円以上も現実的だ。
⑪翻訳・語学系
英語やその他言語の翻訳・通訳補助・語学レッスンの補助業務など。TOEIC700点以上あれば未経験でも応募できる案件がある。オンライン英会話講師も在宅で完結する仕事の一つだ。
- 収入目安:翻訳は1文字3〜15円、オンライン英会話講師は時給1,500〜3,000円
- 向いている人:語学が得意な人、丁寧な表現ができる人
- 注意点:翻訳は専門分野(医療・法律・IT)への特化が高単価への近道だ。
⑫テスター・品質確認(QA)
アプリやWebサービスの動作確認をする仕事。手順書通りに操作して不具合を報告するため、エンジニアリングの知識がなくても始められる。IT企業のリモートポジションとして求人が増えている。
- 収入目安:時給1,200〜1,800円、正社員で月25〜32万円
- 向いている人:細かい点に気づける人、几帳面な人
- スキルアップ経路:テスター→QAエンジニア→テスト設計・マネジメントと成長でき、将来性もある。
⑬アンケートモニター・覆面調査
企業のアンケートに回答したり、商品・サービスを利用してレポートを書く仕事。本格的な収入源にはなりにくいが、スキマ時間に月数千円〜1万円の収入を得られる。
- 収入目安:月3,000〜15,000円程度
- 向いている人:手軽に始めたい人、スキマ時間を有効活用したい人
- 注意点:これだけで生計を立てることは難しい。在宅ワークの最初の一歩として割り切るのが現実的だ。
⑭チャットレディ・オンライン相談
チャット形式でユーザーの悩みや相談に乗る仕事。テキストのみでの対応が可能なサービスもある。身バレリスクの管理さえできれば、未経験でも始められる。
- 収入目安:時給1,500〜5,000円(プラットフォームや稼働時間により大きく異なる)
- 向いている人:人の話を聞くのが好きな人、コミュニケーションが得意な人
- 注意点:プラットフォームの選定と個人情報管理が重要。信頼できるサービスを選ぶこと。
⑮ECサイト・ハンドメイド販売
メルカリ・BASE・minne などのプラットフォームで、不用品やハンドメイド作品を販売する仕事。初期投資が少なく、自分のペースで進められる。本格的に取り組むと月10〜30万円を稼ぐ人もいる。
- 収入目安:副業なら月5,000〜5万円、本格運営で月10〜30万円以上も
- 向いている人:ものづくりが好きな人、マーケティング思考がある人
- ポイント:商品写真のクオリティとSEO(タイトル・説明文の書き方)が売上を大きく左右する。
在宅ワークの収入・難易度を一覧で比較
15職種を「始めやすさ」「収入水準」「将来性」の3軸で整理した。
| 職種 | 始めやすさ | 収入水準 | 将来性 |
|---|---|---|---|
| データ入力 | ★★★★★ | 低 | 低 |
| Webライター | ★★★★☆ | 中〜高 | 中 |
| SNS運用代行 | ★★★★☆ | 中〜高 | 高 |
| カスタマーサポート | ★★★★☆ | 中 | 中 |
| オンライン事務 | ★★★☆☆ | 中 | 中 |
| 文字起こし | ★★★★★ | 低 | 低 |
| 動画編集 | ★★★☆☆ | 中〜高 | 高 |
| Webデザイン | ★★★☆☆ | 高 | 高 |
| プログラミング | ★★☆☆☆ | 高 | 非常に高 |
| Webマーケ補助 | ★★★☆☆ | 中〜高 | 高 |
| 翻訳・語学 | ★★★☆☆ | 中〜高 | 中 |
| テスター・QA | ★★★★☆ | 中〜高 | 高 |
| アンケートモニター | ★★★★★ | 非常に低 | 低 |
| チャットレディ | ★★★★☆ | 中〜高 | 低〜中 |
| EC・ハンドメイド販売 | ★★★★☆ | 中〜高 | 中 |
将来的に在宅で安定して稼ぎたいなら、プログラミング・Webデザイン・SNS運用代行・Webマーケの4職種が特に有望だ。これらはスキル習得に時間がかかる分、参入障壁が高く、単価を上げやすい。
未経験者が在宅ワークを始める具体的な手順
「やってみたい職種は見つかったが、何から始めればいいかわからない」という状態にある人のために、具体的なステップを示す。
ステップ1:まず「体験」できる環境に入る
最初の仕事は「クラウドソーシングサービス」から始めるのが最も現実的だ。代表的なサービスとして、国内最大規模のプラットフォームやスキル特化型のマーケットプレイスが利用できる。
登録無料で、プロフィールを充実させれば初案件を取れることが多い。最初の3〜5件は単価より「実績づくり」を優先する。レビューが5件以上付くと、単価交渉がしやすくなる。
ステップ2:スキルを1つに絞って集中学習する
複数の職種を同時に試すのは非効率だ。まず1つに絞り、3ヶ月間で実績を作ることを目標にする。
- 動画編集なら:CapCutで基礎を学び → YouTube動画編集の副業案件を受注 → 月5万円達成後に単価アップ交渉
- Webライターなら:SEOの基礎を学び → クラウドソーシングで記事を受注 → メディアへ直接営業
- SNS運用なら:自分のアカウントを3ヶ月育て → フォロワー数・エンゲージメント率を実績として提示 → 企業へ営業
ステップ3:正社員リモートへの転職を目指す
副業・フリーランスで一定の実績が作れたら、正社員リモートへの転職を検討する段階だ。副業実績は選考でアピールできる材料になる。
転職活動では「在宅勤務可」「リモートワーク対応」の求人を絞り込むことが重要だ。転職エージェントを活用すれば、求人票には掲載されていないリモート条件の詳細(週何日リモート可か、フルリモートか、試用期間後のみか)も事前に把握できる。
在宅ワークに向いている人・向いていない人
在宅ワークは万人向けではない。自分がどちらのタイプかを把握しておくことで、向いている職種の選び方も変わってくる。
在宅ワークに向いている人の特徴
- 自己管理ができる:誰にも管理されない環境でも、自分でタスクを進められる
- 集中力が持続する:オフィスの雑音がなくても、自宅で業務に集中できる
- テキストコミュニケーションが得意:対面より文章でのやり取りの方がスムーズに仕事を進められる
- 環境整備ができる:作業スペース・通信環境・PC環境を自分で整えられる
- 孤独耐性がある:チームメンバーと物理的に離れていても、精神的に安定して働ける
在宅ワークに向いていない人の特徴
- 人との直接交流がエネルギー源になる:オフィスでの会話や雰囲気がモチベーションに直結している
- 自宅での誘惑に勝てない:スマホ・テレビ・家事などに気が散りやすい
- すぐに質問・相談したいタイプ:困ったことを即座に対面で解決しないと進められない
- 通勤・外出でメリハリをつけたい:自宅にこもると気分が落ちやすい
「向いていない」の特徴がいくつか当てはまる人でも、環境や習慣を変えることで適応できるケースは多い。ただし、全在宅より「週2〜3日リモート」のハイブリッド勤務の方が合っている可能性もある。求人探しの際は「フルリモート」だけに絞らず、ハイブリッドも選択肢に入れておくと選択肢が広がる。
在宅ワーク求人の探し方——失敗しない3つのポイント
在宅ワーク求人を探す際に、初心者がやりがちなミスと正しい探し方を解説する。
ポイント1:「在宅」の定義を必ず確認する
求人票に「在宅OK」と書いてあっても、実態は様々だ。
- フルリモート:毎日自宅で勤務
- ハイブリッド:週2〜3日出社、残りは在宅
- 試用期間は出社必須:3〜6ヶ月の試用期間はオフィス勤務
- 緊急時のみ出社:基本在宅だが必要に応じて出社
「フルリモートと思って入社したら週3出社だった」というミスマッチは非常に多い。選考前に「週何日の在宅勤務を想定しているか」を必ず確認する。
ポイント2:在宅特化の求人チャネルを使う
大手求人サイトで「在宅」「リモート」で絞り込む方法もあるが、リモートワーク特化のサービスや転職エージェントを活用した方が効率的だ。転職エージェントは求人票に載っていない在宅条件の詳細を事前に把握しているため、「入社してから聞いたら違った」というリスクを減らせる。
ポイント3:怪しい案件を見極める目を持つ
在宅ワーク・副業を狙った詐欺・悪質案件は今も存在する。以下のサインに注意すること。
- 「初日から日給3万円」「特別なスキル不要で月50万円」など、現実離れした収入を謳う
- 登録や参加に「入会金」「登録料」「ツール代」を請求する
- 会社情報・担当者情報が不明瞭
- 契約書や業務内容を「後で説明」と言って先延ばしにする
「うますぎる話には必ず理由がある」——これは在宅ワーク探しの基本原則だ。
在宅ワークで月収を上げるための考え方
「在宅ワークを始めたが収入が上がらない」という壁にぶつかる人は多い。収入を上げるために重要な考え方を3点整理する。
単価より「スキルの掛け算」を意識する
1つのスキルだけでは単価に限界がくる。2つ以上のスキルを組み合わせることで、希少価値が上がり報酬も上がる。
- Webライター × SEO知識 = SEOライター(文字単価3〜5円も可能)
- 動画編集 × SNSマーケ知識 = SNSコンテンツディレクター(月30万円以上)
- 事務スキル × 英語力 = 外資系バックオフィス(正社員年収500万円以上)
「時間を売る」から「価値を売る」に移行する
時給制・工数制の仕事は、時間が上限になる。成果物単価・月額契約に移行すれば、効率が上がるほど時間あたりの収入が増える。フリーランスとしてある程度の実績ができたら、「成果物いくら」の契約形態を提案してみることを意識する。
継続案件を積み上げる
単発案件を取り続けるより、月額契約の継続案件を複数持つ方が収入が安定する。初案件の納品後は「来月以降も継続でお願いできますか」と一言添えるだけで、継続率が大きく変わる。継続案件が3〜5本あれば、月20〜30万円の安定収入が見えてくる。
在宅ワーク×転職——正社員リモートに転職する方法
副業・フリーランスで在宅ワークを経験した後、正社員リモートへの転職を目指す人のために、具体的なアプローチを解説する。
フリーランス実績を「転職武器」に変える方法
副業実績は転職選考で十分なアピール材料になる。重要なのは「何をどれだけやったか」を数値で示すことだ。
- Webライター:「月20本・合計文字数10万字・担当メディアのPV数30%向上」
- SNS運用:「3ヶ月でフォロワー1,000→5,000人・エンゲージメント率8%維持」
- 動画編集:「50本以上の編集実績・納期遵守率100%・クライアント継続率80%」
数字で語れる実績があれば、未経験でも正社員採用の門が開く。
転職活動で「リモート条件」を最初に確認する
転職エージェントを活用する際は、最初の面談で「フルリモートまたはハイブリッドを希望している」と明確に伝えること。そのうえで、企業ごとのリモート条件(何日在宅か・試用期間の扱い・将来的な変更リスクがあるか)を事前に把握してもらう。
「面接では在宅OKと言っていたのに、実態は週4出社だった」——このミスマッチを防ぐために、エージェント経由での情報収集は有効だ。
狙い目の業種・企業タイプ
リモートワークの定着度は、業種・企業によって大きく異なる。未経験者が在宅正社員を目指すなら、以下の業種が現実的だ。
- SaaS・IT系スタートアップ:フルリモートが当たり前の文化。未経験採用も積極的
- Webマーケ・広告代理店:ハイブリッドが多いが、未経験でもチャンスがある
- 人材・HRTech系:電話中心だった業界が変わりつつあり、テキスト・オンライン対応が増加
- コンテンツ・メディア系:ライター・編集・動画制作などリモート対応しやすい職種が多い
よくある質問(FAQ)
Q. 在宅ワークは確定申告が必要ですか?
副業収入が年間20万円を超えると、確定申告が必要になる。フリーランスとして業務委託契約を結んでいる場合は、収入金額にかかわらず事業収入として申告する必要がある(所得が0円以下であれば不要)。
会社員が副業で在宅ワークをしている場合、住民税の特別徴収額が変わる可能性があり、会社に副業がバレるリスクが生じることがある。住民税を「普通徴収」に切り替えることで、このリスクを軽減できる。確定申告の際に申請すること。
Q. 在宅ワークで稼いでいる人と稼げていない人の違いは何ですか?
最大の違いは「スキルへの投資と実績の積み上げ方」だ。稼げていない人の典型的なパターンは次のとおりだ。
- 複数の職種を同時に試してどれも中途半端になる
- 単価が低い仕事だけを量でこなし続け、スキルアップに時間を使わない
- 実績をポートフォリオとしてまとめていないため、単価交渉ができない
稼げている人は、1つの職種で3〜6ヶ月集中し、数値化できる実績を作ってから単価を上げている。「稼げるかどうか」より「正しい手順で進めているかどうか」が結果を分ける。
Q. スマホだけで在宅ワークはできますか?
アンケートモニター・SNS運用の一部・チャット対応の一部はスマホで対応できる。ただし、本格的に稼ごうとすると、PC環境は必須だ。データ入力・ライター・動画編集・コーディングなど、収入が上がりやすい職種は基本的にPCが前提になる。
中古のノートPCなら3〜5万円で購入できる。在宅ワークで月3万円稼げれば、2ヶ月以内に回収できる計算だ。PCへの投資は最優先で行うべきだ。
Q. 主婦・育児中でも在宅ワークはできますか?
可能だ。むしろ在宅ワークが特に向いているケースの一つだ。子どもの昼寝中・登校後など、スキマ時間を活用して働ける。ただし、保育中に完全集中できる時間は限られるため、最初は「1日2〜3時間で完結する仕事量」に設定することが重要だ。
文字起こし・データ入力・Webライターなど、納期があっても時間を自分で管理できる案件が特に向いている。子どもが就学年齢になり稼働時間が増えたタイミングで、正社員リモートへの転職を目指す人も多い。
Q. 未経験から転職してリモートワーク可の会社に入れますか?
入れる。ただし、「未経験OK」かつ「リモート可」の正社員求人は倍率が高いため、応募前に準備が必要だ。副業実績・ポートフォリオ・自己学習の記録などをまとめ、「やる気だけの応募」にならないようにすることが合格率を上げるポイントだ。
転職エージェントを活用すれば、求人票に載っていないリモート条件の詳細や、未経験採用の選考基準を事前に把握できる。独力での転職活動より、エージェントを使った方が成功確率が上がる。
Q. 在宅ワークを始めるにあたって最低限必要なものは何ですか?
最低限必要なものを整理する。
- PC:Windows・Mac いずれでも可。RAM8GB・SSD搭載モデルが快適。中古で3〜5万円から
- 安定したインターネット回線:光回線が理想。テザリングでは動画編集・ビデオ会議がつらい
- 作業スペース:机と椅子は長時間作業の腰痛予防のために投資する価値がある
- 無料ツール:Google Workspace(Gmailなど)・Zoom・Slack などは基本無料で使える
合計5〜10万円あれば、在宅ワークを始めるための環境は整えられる。
まとめ——未経験でも在宅ワークは始められる
この記事で伝えたかったことを3点に絞る。
- 未経験でも始められる在宅ワークは確実に存在する。データ入力・文字起こしのようにすぐ始められるものから、動画編集・Webデザインのように数ヶ月で高単価を目指せるものまで、選択肢は15職種以上ある。
- 収入を上げるには「スキルの掛け算」と「継続案件の積み上げ」が鍵だ。単発の低単価案件を繰り返すだけでは収入に上限がくる。スキルを組み合わせ、継続契約に移行することで収入は着実に上がる。
- 正社員リモートを目指すなら、副業実績を数値化して転職に活かす。「何をどれだけやったか」を数字で語れる実績があれば、未経験でも正社員採用の門が開く。転職エージェントを活用してリモート条件の詳細を事前確認することも重要だ。
在宅ワークは「特別な人だけのもの」ではない。正しい順序で進め、実績を積み上げれば、未経験でも在宅での働き方は手が届くところにある。
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