警備員の年収はどれくらい?施設警備と交通誘導の違い

警備員の年収はどれくらい?施設警備と交通誘導の違い

警備員の年収は種類と経験によって変わる

警備員への転職を検討している方が最も気になるのが「年収はどれくらい?」という点です。結論からお伝えすると、警備員の平均年収は280〜400万円程度ですが、警備の種類・勤務先・資格・経験年数によって大きく変わります

本記事では、警備員の年収を施設警備・交通誘導など種類別に比較し、年収アップの方法まで解説します。


警備員の種類と年収の目安

警備業法では警備業務が4種類に分類されており、それぞれ年収水準が異なります。


施設警備(1号業務)の年収

施設警備は、ビル・商業施設・工場・病院・学校などの施設内で出入管理・巡回・監視などを行う業務です。警備員の求人で最も多い種類のひとつです。

  • 平均年収:280〜380万円
  • 月給(夜勤なし):18万〜22万円程度
  • 宿直・夜勤手当あり:年収330〜430万円程度

勤務先が大型施設(デパート・空港・病院)の場合は、給与水準が高めになる傾向があります。夜間の宿直がある現場では、宿直手当が年収に大きく加算されます。


交通誘導警備(2号業務)の年収

交通誘導警備は、工事現場や道路工事での車両・歩行者の誘導を行う業務です。屋外作業が多く、体力が求められます。

  • 平均年収:270〜360万円
  • 日給制の場合:8,000〜12,000円/日
  • 交通誘導警備業務検定1・2級取得後:日給1,000〜2,000円アップが目安

交通誘導は日給制・時給制の求人が多く、フリーランス的に働けることが特徴です。正社員として勤務する場合は月給制になり、安定した収入が得られます。


雑踏警備(2号業務)の年収

コンサート・スポーツ観戦・祭りなどのイベント会場での群衆整理・誘導を行う業務です。

  • 平均年収:270〜350万円
  • 日給制の場合:9,000〜12,000円/日

イベントが集中する時期は収入が増え、閑散期は仕事が減るという特性があります。正社員ではなくアルバイト・契約社員として雇用されるケースも多いです。


貴重品輸送・現金輸送警備(3号業務)の年収

現金や有価証券などを輸送する業務です。責任の重さから給与水準が高めです。

  • 平均年収:350〜500万円
  • 経験者・資格保有者:400〜550万円以上も

採用条件として普通自動車免許(MT)が必要なケースが多く、さらに採用選考が厳しいですが、給与面では優遇されます。


身辺警護(4号業務)の年収

要人・VIPを警護するボディーガード業務です。専門的な訓練と高いスキルが必要です。

  • 平均年収:400〜700万円
  • 経験豊富なプロ:600〜1,000万円以上

求人数は少なく、自衛隊・警察・格闘技の経験者が採用されるケースが多いです。


施設警備と交通誘導の違いを詳しく比較

警備員の2大主力業務である施設警備と交通誘導の違いを表形式でまとめます。

  • 勤務場所:施設警備=屋内(施設内)、交通誘導=屋外(工事現場・道路)
  • 天候の影響:施設警備=ほぼなし、交通誘導=大きく受ける(雨・猛暑・寒冷)
  • 体力:施設警備=中程度(立ち仕事・巡回)、交通誘導=高め(長時間屋外)
  • 夜勤:施設警備=ある(宿直・夜間巡回)、交通誘導=少ない(日中工事中心)
  • コミュニケーション:施設警備=多い(来客対応・施設スタッフとの連携)、交通誘導=少なめ
  • 年収水準:施設警備=280〜430万円、交通誘導=270〜360万円

警備員の年収を上げる方法

警備員として年収を上げるためには、主に以下の方法があります。


警備員検定を取得する

警備業法に定められた「警備員検定」は1級・2級に分かれており、特定の業務(施設警備・交通誘導・雑踏・核燃料物質輸送・空港保安)ごとに設けられています。検定合格者は会社から資格手当が支給されることが多く、年収アップに直結します。特に交通誘導警備業務検定1・2級は、高速道路や特定工事現場での必置資格となっており、保有者の市場価値が高い。


上位の役職を目指す

警備員の中でも「警備隊長」「現場責任者」「セキュリティマネージャー」などの上位役職に就くことで、給与水準が大きく上がります。経験を積んで信頼を得ることが昇進の鍵です。


大手・系列系警備会社に転職する

ALSOK(綜合警備保障)・セコム・綜合警備保障などの大手警備会社は、給与水準・福利厚生・研修制度が充実しており、中小の警備会社と比べて年収が高い傾向があります。正社員としての待遇も安定しているため、長期的なキャリアを築きやすい環境です。


夜勤・宿直がある現場を選ぶ

施設警備の場合、夜勤・宿直がある現場では手当が加算され、実質年収が高くなります。生活リズムの変化に対応できる方は、夜勤ありの現場を選ぶことで同じ職種でも年収を高めることができます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 警備員の仕事はきつい割に給料が低いと言われますが本当ですか?

A. 一部の現場では過酷な労働環境であるにもかかわらず給与が低いケースがあることも事実です。ただし、大手警備会社や責任者ポジション、資格保有者はそれなりの待遇を得られます。転職先を選ぶ際は、給与水準だけでなく、夜勤手当・資格手当・福利厚生なども含めた「総合的な待遇」を比較することをおすすめします。


Q2. 未経験でも警備員に転職できますか?

A. はい、できます。警備員は入社後に法律で定められた「警備員新任教育(20時間以上)」を受けることが義務付けられており、基礎的な知識・スキルは入社後に習得できます。特別な経験・資格がなくても転職しやすい業種です。


Q3. 警備員として長く働けますか?

A. 定年後の再就職先としても人気があるほど、長く働きやすい職種です。体力が必要な交通誘導よりも、施設警備のほうが体力的な負担が少なく、高齢になっても続けやすいといわれています。実際に50代・60代・70代でも現役で活躍している警備員は多く存在します。


まとめ|警備員の年収は種類・資格・会社選びで変わる

警備員の年収は種類・資格・勤務形態・会社によって大きく異なります。施設警備と交通誘導では仕事内容も収入も異なるため、自分のライフスタイルや希望に合った選択が重要です。資格取得や大手企業への転職で、年収アップを目指しましょう。

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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

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運営会社
株式会社Nexly
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有料職業紹介事業 28-ユ-301343
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