Webデザイナーにおすすめの資格13選|未経験・現役別に取得順序まで解説

Webデザイナーに資格は必要?おすすめの資格と勉強法

Webデザイナーにおすすめの資格13選|未経験・現役別に取得順序まで解説

「Webデザイナーに転職したいけど、資格は何を取ればいいの?」「資格なしでも採用される?」——この記事を読んでいるあなたは、そんな疑問を持っているはずです。


結論から言います。Webデザイナーに資格は必須ではありません。ただし、適切な資格を持つことで採用競争力が上がり、スキルの客観的な証明になります。


この記事では、Webデザイナーを目指す未経験者から現役デザイナーまでを対象に、取得すべき資格13選と取得順序を具体的に解説します。資格取得にかかる費用・難易度・転職への効果まで網羅しているので、どれを選べばいいか迷う必要はありません。


この記事でわかること


  • Webデザイナーに本当に役立つ資格13選(難易度・費用付き)
  • 未経験から転職を目指す場合の資格取得ロードマップ
  • 現役デザイナーがキャリアアップに使える資格
  • 資格よりも優先すべきポートフォリオとの関係

Webデザイナーに資格は必要か?採用現場の実態


まず前提として、Webデザイナーは医師や弁護士のような「資格がないと仕事ができない」職種ではありません。デザイン会社・Web制作会社・事業会社のいずれも、採用基準の第一順位はポートフォリオ(過去の制作物)です。


ただし、採用担当者の視点で見ると資格には次の3つの価値があります。


スキルの客観的証明になる


未経験転職の場合、ポートフォリオだけではスキルレベルの判断が難しい企業も存在します。資格は「この水準の知識はある」という第三者証明として機能します。特に中小企業や地方企業では、有名スクール卒業よりも資格の方が伝わりやすいケースがあります。


学習の指標になる


独学でWebデザインを学ぶ際、何をどこまで勉強すればいいかが不明確になりがちです。資格の試験範囲は「業界標準のスキルセット」を示しているため、学習のロードマップとして活用できます。


フリーランス・副業での信頼獲得に使える


企業への転職ではポートフォリオが最優先ですが、フリーランスとして個人クライアントと仕事をする場合、資格は信頼の担保になります。「プロに頼んでいる」という安心感をクライアントに与える効果があります。


一方で、資格取得に時間を使いすぎてポートフォリオ制作がおろそかになるのは本末転倒です。資格はあくまでも補助的な武器として位置づけるのが正解です。


判断軸 資格の優先度
Web制作会社・デザイン会社への転職 低(ポートフォリオ最優先)
事業会社(インハウスデザイナー)への転職 中(資格があると差別化になる)
フリーランス・副業 高(信頼担保として有効)
スキルアップ・現役からのキャリアアップ 高(体系的な知識整理に最適)

Webデザイナーにおすすめの資格13選


Webデザイナーに役立つ資格を、以下の5カテゴリに分類して解説します。


  • デザイン系資格
  • Web技術・コーディング系資格
  • UI/UX系資格
  • マーケティング・SEO系資格
  • Adobe系資格

デザイン系資格


1. ウェブデザイン技能検定(国家資格)

日本で唯一のWebデザインに関する国家技能検定です。1〜3級があり、3級は実務経験不問で受験可能なため未経験者の登竜門として最適です。


主催 特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会
難易度 3級:易しい / 2級:普通 / 1級:難しい
受験料 3級:8,000円 / 2級:13,000円 / 1級:16,000円
試験形式 学科(筆記)+ 実技

こんな人におすすめ:未経験から転職を目指す人、国家資格で客観的な証明が欲しい人


2. Photoshopクリエイター能力認定試験

サーティファイが主催するPhotoshopの操作スキルを証明する資格です。スタンダードとエキスパートの2段階があり、Webデザインの現場で最も使用頻度の高いツールの習熟度を示せます。


主催 サーティファイ
難易度 スタンダード:普通 / エキスパート:難しい
受験料 スタンダード:5,900円 / エキスパート:6,900円
試験形式 実技(PC操作)

こんな人におすすめ:Photoshopを使ったバナー制作・画像加工を仕事にしたい人


3. Illustratorクリエイター能力認定試験

同じくサーティファイが主催するIllustratorの操作スキル証明資格です。ロゴ制作・印刷物・アイコン制作などベクターデザインの仕事をするなら取得しておくと強みになります。


主催 サーティファイ
難易度 スタンダード:普通 / エキスパート:難しい
受験料 スタンダード:5,900円 / エキスパート:6,900円

こんな人におすすめ:グラフィックデザインも幅広く担当したい人、印刷物も手がけたい人


Web技術・コーディング系資格


4. HTML5プロフェッショナル認定試験

LPI-Japanが主催するHTML/CSS/JavaScriptの技術資格です。レベル1(HTMLとCSSの基礎〜応用)とレベル2(JavaScriptとAPIの活用)があります。コーディングもできるWebデザイナーを目指すなら最優先で取得すべき資格です。


主催 LPI-Japan
難易度 レベル1:普通 / レベル2:難しい
受験料 各16,500円(税込)
試験形式 CBT(コンピュータ試験)

こんな人におすすめ:デザインだけでなくコーディングも担当できる人材を目指す人


5. Webクリエイター能力認定試験

サーティファイが主催するHTML/CSSを使ったWebページ制作のスキルを評価する資格です。スタンダードとエキスパートがあり、エキスパートではレスポンシブデザインやCSS3の実践的な知識が問われます。


主催 サーティファイ
難易度 スタンダード:易しい / エキスパート:普通
受験料 スタンダード:5,900円 / エキスパート:6,900円

こんな人におすすめ:HTML/CSSを一通り学んだ後にスキルを証明したい未経験者


6. ITパスポート試験

経済産業省が認定する国家資格で、ITの基礎知識全般を証明します。Webデザイン専門の資格ではありませんが、IT業界への転職を目指す上での基礎体力として評価されます。特に事業会社(インハウス)でデザイナーとして働く場合、ビジネス・ITの共通言語として役立ちます。


主催 IPA(情報処理推進機構)
難易度 易しい〜普通
受験料 7,500円(税込)

こんな人におすすめ:IT業界未経験で事業会社のインハウスデザイナーを目指す人


UI/UXデザイン系資格


7. Google UXデザイン プロフェッショナル認定

Googleが提供するオンライン学習プラットフォーム「Coursera」上で取得できるUI/UXの国際資格です。ユーザーリサーチ・ワイヤーフレーム作成・プロトタイプ制作・ユーザビリティテストを一連のプロジェクトとして学べます。英語で提供されていますが、日本語字幕付きで学習可能です。


主催 Google / Coursera
難易度 普通
費用 月額約4,700円(Coursera)×約6ヶ月が目安
学習形式 オンライン(動画+課題+ポートフォリオ制作)

こんな人におすすめ:UI/UXデザイナーへのキャリアシフトを考えている人、Googleブランドの資格を取りたい人


8. HCD-Net認定 人間中心設計専門家・スペシャリスト

人間中心設計推進機構(HCD-Net)が認定するUI/UX分野の専門資格です。ユーザーリサーチ・情報アーキテクチャ・インタラクションデザインなどの実務経験が審査されます。現役デザイナーが上位職(UXリード・デザインマネージャー)を目指す際のキャリア証明として使われます。


主催 HCD-Net
難易度 難しい(実務3〜5年以上推奨)
受験料 スペシャリスト:16,500円 / 専門家:22,000円

こんな人におすすめ:現役3年以上でUXリード・デザインマネージャーを目指す人


マーケティング・SEO系資格


9. ウェブ解析士

日本ウェブ解析士協会(WACA)が認定するWebマーケティング・データ分析の資格です。GA4などのアクセス解析ツールを使ったデータ分析、KPI設計、レポーティングのスキルを証明します。デザインとデータ分析を両立できるデザイナーは市場価値が高く、特に事業会社で重宝されます。


主催 一般社団法人ウェブ解析士協会
難易度 普通
受験料 17,600円(税込、テキスト別途)

こんな人におすすめ:インハウスデザイナーとして施策の効果測定まで担当したい人


10. Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleが無料で提供するGA4の公式認定資格です。受験料が無料で、Googleが認定するという信頼性があります。Webデザイナーとして制作したページの効果測定ができることを示す資格として、コストパフォーマンスは最高クラスです。


主催 Google
難易度 易しい〜普通
受験料 無料

こんな人におすすめ:費用をかけずにスキル証明を増やしたい人、データドリブンな仕事をしたい人


Adobe系・その他ツール資格


11. Adobe認定プロフェッショナル(ACP)

Adobe公式の認定資格で、Photoshop・Illustrator・XDなど各ツールの習熟度を証明します。Adobe社が直接認定するため、デザイン業界での信頼性は高い資格です。


主催 Adobe Systems / Certiport
難易度 普通
受験料 各10,780円(税込)

こんな人におすすめ:Adobe製品を中心に仕事をしたい人、国際的に通用する資格が欲しい人


12. DTPエキスパート認証試験

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する資格で、印刷・DTP(Desktop Publishing)の知識とスキルを証明します。WebだけでなくチラシやカタログなどDTPも手がけたい人向けの資格です。


主催 JAGAT
難易度 普通〜難しい
受験料 28,600円(税込)

こんな人におすすめ:Web+印刷の両方を手がけるオールラウンドなデザイナーを目指す人


13. 色彩検定

文部科学省後援の色彩に関する資格です。1〜3級とUC(ユニバーサルカラー)級があります。Webデザインにおける配色の理論的根拠を持ち、「なぜこの色を選んだか」を論理的に説明できるようになります。デザイン理論を体系的に学びたい人に最適です。


主催 公益社団法人色彩検定協会
難易度 3級:易しい / 2級:普通 / 1級:難しい
受験料 3級:7,000円 / 2級:10,000円 / 1級:15,000円

こんな人におすすめ:デザインの理論的根拠を強化したい人、バナー・LP制作の説得力を高めたい人


【目的別】Webデザイナー資格のおすすめ取得順序


資格を取る順番を間違えると、時間とお金を無駄にします。目的に合わせた取得ロードマップを示します。


未経験からWebデザイナーに転職する場合


未経験転職の場合、最短6〜12ヶ月で転職を実現するために、資格取得と並行してポートフォリオ制作を進めることが最重要です。


未経験転職のロードマップ(推奨順)


  1. ウェブデザイン技能検定3級(1〜2ヶ月)— 国家資格で基礎証明
  2. 色彩検定3級(1ヶ月)— デザイン理論の基礎固め
  3. Webクリエイター能力認定試験 スタンダード(1〜2ヶ月)— HTML/CSS実技証明
  4. Google アナリティクス個人認定資格(2週間)— 無料で取得、差別化要素に
  5. ポートフォリオ3〜5点を並行制作 → 転職活動開始

重要なポイントは、ステップ1〜4を終えてから転職活動を始めるのではなく、ステップ2〜4の学習と並行してポートフォリオ制作を進めることです。資格だけ揃えてもポートフォリオがなければ採用には至りません。


現役Webデザイナーがキャリアアップする場合


現役デザイナーの場合、「今の自分のキャリアをどこに伸ばすか」によって取るべき資格が変わります。


目指すキャリア 優先して取るべき資格
UI/UXデザイナーへ転身 Google UXデザイン プロフェッショナル認定 → HCD-Net
フロントエンド寄りのコーダー兼任 HTML5プロフェッショナル認定 レベル1→2
インハウスでマーケティングも担当 ウェブ解析士 → Google GAIQ
Adobeツールの習熟度証明 Adobe認定プロフェッショナル(ACP)
デザインリード・ディレクターへ昇進 HCD-Net認定専門家 + ウェブ解析士上級

フリーランスとして独立する場合


フリーランスの場合、個人クライアント向けの信頼担保と、仕事の幅を広げる目的で資格を活用します。


フリーランス独立向けの優先資格


  1. ウェブデザイン技能検定2級 — 国家資格で信頼担保
  2. Google GAIQ(無料)— 分析提案で単価アップ
  3. ウェブ解析士 — 施策の効果測定込みで提案できる
  4. 色彩検定2級 — デザインの説得力強化

13資格の難易度・費用・転職効果 比較一覧


ここまで紹介した13資格を一覧で比較します。転職・就職への効果と費用対効果を軸に整理しました。


資格名 難易度 費用 転職効果 対象
ウェブデザイン技能検定3級 ★☆☆ 8,000円 ★★★ 未経験
ウェブデザイン技能検定2級 ★★☆ 13,000円 ★★★ 未経験〜現役
Photoshopクリエイター能力認定 ★★☆ 5,900〜6,900円 ★★☆ 未経験〜現役
Illustratorクリエイター能力認定 ★★☆ 5,900〜6,900円 ★★☆ 未経験〜現役
HTML5プロフェッショナル認定 Lv1 ★★☆ 16,500円 ★★★ 未経験〜現役
Webクリエイター能力認定試験 ★☆☆ 5,900〜6,900円 ★★☆ 未経験
ITパスポート ★☆☆ 7,500円 ★★☆ 未経験
Google UXデザイン プロフェッショナル認定 ★★☆ 約28,000円 ★★★ 現役
HCD-Net認定専門家 ★★★ 22,000円 ★★★ 現役(上級)
ウェブ解析士 ★★☆ 17,600円 ★★★ 現役
Google GAIQ ★☆☆ 無料 ★★☆ 全員
Adobe認定プロフェッショナル ★★☆ 10,780円 ★★☆ 全員
色彩検定2級 ★★☆ 10,000円 ★★☆ 全員

資格・ポートフォリオ・スキルの優先順位と関係性


資格とポートフォリオのバランス


繰り返しになりますが、Webデザイナー転職において採用担当者が最初に見るのはポートフォリオです。資格を5つ持つよりも、質の高いポートフォリオ3点がある方が内定確率は高いです。


採用で評価されるポートフォリオの条件


採用担当者がポートフォリオを見る際に確認するポイントは以下の4点です。


  • 制作の意図と課題設定:「なぜこのデザインにしたか」を言語化できているか
  • ビジュアルの完成度:細部の余白・フォント選定・配色の一貫性があるか
  • レスポンシブ対応:スマートフォン表示まで考慮されているか
  • 実績の多様性:LP・バナー・コーポレートサイトなど複数ジャンルがあるか

ポートフォリオと資格の最適バランス


未経験転職の場合、時間配分は「ポートフォリオ制作70%、資格学習30%」が目安です。資格の勉強が結果的にポートフォリオ制作の質を上げるという相乗効果が生まれるため、両者は対立するものではありません。


例えば、色彩検定を学びながらその理論を実際のポートフォリオ制作に応用する、HTML5プロフェッショナル認定の学習でコーディングスキルを上げた成果物をポートフォリオに追加するという進め方が最も効率的です。


ポートフォリオ制作でよくある失敗


未経験者がポートフォリオ制作で陥りがちな失敗を3つ挙げます。


  1. 模写だけで終わる:既存サイトの模写は練習にはなりますが、それだけでは「自分で考えてデザインできる」という証明にならない。架空のサービスでも、自分で企画したデザインを1点は入れる
  2. 説明文がない:画像を並べるだけのポートフォリオは採用担当者に伝わらない。「誰に向けてどんな課題を解決するデザインか」を必ず文章で補足する
  3. 古いデザインのまま更新しない:転職活動中でも常にポートフォリオは更新し続ける。直近3ヶ月以内に制作した作品を最低1点は入れる

資格以上に評価される実務スキル4選


採用担当者が「即戦力」として評価するスキルを理解しておくことは、転職活動の方向性を決める上で不可欠です。


Figmaの実務レベルの操作スキル

現在のWebデザイン業界では、デザインツールのデファクトスタンダードはFigmaです。Photoshop・Illustratorの知識は重要ですが、採用担当者が「今すぐ使えるか」を判断する際に最も重視するのはFigmaです。コンポーネント設計・オートレイアウト・プロトタイプ機能を使いこなせることが現役デザイナーには当然のスキルとして求められます。


HTML/CSSの基礎コーディングスキル

デザインだけできる人材よりも、コーディングの基礎を理解した上でデザインできる人材の方が需要は高いです。「実装不可能なデザイン」を出してしまうデザイナーは、エンジニアとの連携で問題が起きます。HTML/CSSの基礎を理解しているデザイナーは、そのギャップを埋められます。


ビジネス要件を理解してデザインする力

特に事業会社(インハウスデザイナー)では、「見た目がきれい」だけでなく「CVRが上がるデザイン」「ユーザーが離脱しない導線設計」など、ビジネス目標とデザインを結びつける思考が求められます。ウェブ解析士やGoogle GAIQで学ぶデータ分析の知識は、まさにこのスキルに直結します。


コミュニケーションと要件定義力

採用担当者が面接で最も重視するソフトスキルは、クライアントや上司からの曖昧な要望を具体的な制作物に落とし込む「要件定義力」と「質問力」です。「〇〇なデザインにしたい」という漠然とした要望に対して、ターゲット・目的・トンマナ・予算を確認できるコミュニケーション能力は、資格では証明できない部分です。


面接でこのスキルをアピールするには、過去の制作物について「誰に・何のために作ったか」「どんな課題があって・どう解決したか」を簡潔に説明できる準備をしておくことが大切です。デザインの技術的な話ではなく、課題解決のプロセスを語れるデザイナーは採用担当者の印象に強く残ります。


スピードと量産能力

特にWeb制作会社・広告代理店では、クオリティと同じくらいスピードを重視します。「バナー1本を2時間で仕上げる」「LP修正を即日対応する」といったターンアラウンドの速さは、採用後の評価に直結します。ポートフォリオ制作の段階から、制作時間も意識して記録しておくと面接での説得力が増します。


また、似たような案件を繰り返し受注するケース(採用バナー・ECサイトのバナーなど)では、テンプレートを整備して量産できる体制を作れるかどうかも評価ポイントです。Figmaのコンポーネント設計やスタイルガイドの理解が役立ちます。


Webデザイナー転職市場の現状と年収相場


資格取得やポートフォリオ制作を進める前に、転職市場の実態と年収水準を把握しておきましょう。目標を明確にすることで、どのスキル・資格に投資すべきかの優先順位が決まります。


未経験Webデザイナーの年収相場


未経験・第二新卒でWebデザイナーとして採用された場合の初年度年収は250〜350万円が一般的です。東京・大阪などの大都市圏では300万円台からスタートできるケースが多く、1〜3年の実務経験を積むことで年収400〜500万円台へのステップアップが見込めます。


フリーランスの場合、実績次第で月収50〜100万円も現実的ですが、その水準に達するまでは会社員の給与水準を下回るケースが多いため、まず企業に就職してスキルを積む方が安定したキャリア構築につながります。


需要が高いWebデザイナーの専門領域


2024〜2025年の転職市場で特に求人数が増えている専門領域は以下の3つです。


  • UI/UXデザイン:アプリ・サービスのユーザー体験設計。フィグマでのプロトタイプ作成能力が必須。年収レンジが最も高く、シニアレベルで700〜1,000万円超も存在する
  • インハウスデザイナー(事業会社):ECサイト・SaaSサービスのデザイン担当。マーケティング知識を持つデザイナーは希少で需要が高い
  • LP/バナー制作(広告運用連携):広告クリエイティブの制作とA/Bテストを担当。数字で成果を出せるデザイナーは単価が上がりやすい

Webデザイナーの転職に強い職歴・バックグラウンド


前職の業種・職種がWebデザイナー転職の成否に影響する場合があります。以下の職歴は転職時に強みとして評価されます。


前職 転職に生かせる強み
営業職 クライアントコミュニケーション、課題ヒアリング力
マーケター・広告運用 数字で評価するデザイン思考、CVR改善の視点
エンジニア・コーダー 実装可能なデザイン設計、エンジニアとの連携スムーズ
印刷・DTP・グラフィック デザイン基礎の完成度、ツール習熟度

どの職歴でもWebデザイナーへの転職は可能ですが、前職の経験を「デザインにどう活かせるか」を転職活動で言語化できるかが鍵になります。


Webデザイナー資格に関するよくある質問


Q. Webデザイナーに必要な資格は何ですか?


Webデザイナーに法的に必要な資格はありません。ただし、転職活動や独立の際にスキルを客観的に証明するために有効な資格はあります。未経験から転職を目指す場合は「ウェブデザイン技能検定3級」、コーディングスキルも証明したい場合は「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」がスタート地点として最適です。資格取得と並行してポートフォリオ制作を進めることが最重要です。


Q. ウェブデザイン技能検定は転職に有利になりますか?


国家資格という点で客観性があり、採用担当者への説明が容易という利点があります。ただし、資格単体で採用が決まるケースは少なく、ポートフォリオと組み合わせることで初めて転職への効果が出ます。特に2級以上は実務経験要件があるため、未経験者はまず3級を取得し、転職後に2級を目指すルートが現実的です。


Q. 独学でWebデザイナーの資格を取得できますか?


はい、可能です。ウェブデザイン技能検定・色彩検定・WebクリエイターはテキストとYouTube学習で独学合格できます。HTML5プロフェッショナル認定試験はUdemyやProgateで学習できます。ただし、Google UXデザイン プロフェッショナル認定のように、Courseraのコース受講が前提になっているものは月額費用が発生します。


Q. Webデザイナーの資格取得にかかる費用の相場はいくらですか?


資格単体の受験料は5,000〜17,600円が一般的です。教材費・スクール費用を含めると1資格あたり1〜5万円が目安です。Google GAIQ(無料)やITパスポート(7,500円)のようにコストを抑えられる資格もあります。未経験からWebデザイナーを目指す場合、資格取得全体で5〜15万円程度を想定しておくと良いでしょう。


Q. 資格なしでWebデザイナーに転職できますか?


できます。実際に転職に成功しているWebデザイナーの多くは、特定の資格を持たずにポートフォリオだけで内定を獲得しています。ただし、未経験の場合は「なぜ採用するのか」の理由を面接で明確に示す必要があります。資格はその理由づけの一つとして機能するため、全く持たないよりは1〜2つ持っていた方が選考突破率は上がります。


まとめ:Webデザイナー転職に向けた最初の一手


この記事で解説した内容を整理します。


  • Webデザイナーに資格は必須ではないが、転職・独立の場面でスキルの客観的証明として機能する
  • 未経験転職には「ウェブデザイン技能検定3級」と「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」が最優先
  • 現役デザイナーのキャリアアップには目指す方向(UI/UX・マーケ・フリーランス)によって選ぶべき資格が変わる
  • Google GAIQは無料で取得でき、コストパフォーマンスが最も高い
  • 資格はポートフォリオと組み合わせて初めて転職効果が最大化する

資格を決めたら、次はポートフォリオ制作と転職先の選定を並行して進めましょう。「どの資格を取るか」よりも「いつ転職活動を始めるか」のタイムラインを先に決めることが、行動につながる重要なステップです。


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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
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