医療事務の資格は必要?おすすめの資格と難易度

医療事務の資格は必要?おすすめの資格と難易度

医療事務に資格は必ずしも必要ではない

医療事務になるには資格が必要?」という疑問を持つ方は多いですが、結論からお伝えすると、医療事務に法律上必須の資格はありません。実際に、無資格・未経験で医療事務として採用されるケースは珍しくありません。ただし、資格を持っていると採用で有利になるうえ、業務の習得がスムーズになるため、取得しておく価値は十分あります。

本記事では、医療事務におすすめの資格とその難易度・勉強法を転職エージェントの視点でわかりやすく解説します。


医療事務の資格が役立つ理由

資格が必須でないなら「なぜ取るのか」と思うかもしれませんが、医療事務の資格取得には以下のメリットがあります。

  • 採用時に有利になる:複数の応募者がいる場合、資格保有者が優遇されるケースが多い
  • 業務習得が早くなる:医療保険制度やレセプト(診療報酬請求)の基礎知識が身についているため、即戦力として活躍しやすい
  • 自信を持って仕事を始められる:専門知識があることで、業務への安心感が高まる
  • 転職・再就職の際に役立つ:一度取得すれば、別の医療機関への転職時にも評価される

医療事務のおすすめ資格と難易度

医療事務に関する資格は複数ありますが、特に評価されるものを難易度とともに紹介します。


1. 診療報酬請求事務能力認定試験(最難関・最高評価)

医療事務の資格の中で最も評価が高く、「医療事務の資格といえばこれ」と言われることも多い試験です。公益財団法人日本医療保険事務協会が実施しており、医科と歯科の2種類があります。

  • 試験実施:年2回(7月・12月)
  • 合格率:医科約30〜40%、歯科約40〜50%
  • 難易度:高め(レセプト作成の実技あり)
  • 勉強期間の目安:6ヶ月〜1年
  • 特徴:難易度は高いが、取得できると医療機関での評価が格段に上がる

2. 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

財団法人日本医療教育財団が実施する民間資格で、知名度・実績ともに高い試験です。医療事務系の通信講座で最もよく取り上げられる資格のひとつで、未経験者でも取得しやすいのが特徴です。

  • 試験実施:年12回(毎月)
  • 合格率:約60〜70%
  • 難易度:中程度
  • 勉強期間の目安:3〜5ヶ月
  • 特徴:学習教材が豊富で独学でも目指しやすい

3. 医療事務管理士技能認定試験

技能認定振興協会(JSMA)が実施する試験です。医科と歯科に分かれており、メディカルクラークとともに医療事務の代表的な資格として知られています。

  • 試験実施:奇数月(年6回)
  • 合格率:約60〜70%
  • 難易度:中程度
  • 勉強期間の目安:3〜5ヶ月
  • 特徴:在宅受験可能な場合もある

4. 調剤薬局事務検定試験

調剤薬局で働くことを目指す方向けの資格です。病院の医療事務とは内容が異なり、処方箋の読み方・薬価計算・レセプトの知識が問われます。

  • 試験実施:年6回
  • 合格率:約70〜80%
  • 難易度:やや易しめ
  • 勉強期間の目安:2〜4ヶ月
  • 特徴:調剤薬局への就職を目指す方には必須級の知識

医療事務の資格勉強法

医療事務の資格取得に向けた学習方法は主に3つあります。自分のライフスタイルや学習ペースに合わせて選びましょう。


通信講座

ニチイ学館・ユーキャン・ヒューマンアカデミーなどの通信講座は、テキスト・映像教材・模擬試験がセットになっており、自宅学習がしやすいのが特徴です。費用は3〜10万円程度で、初学者でも体系的に学べます。


通学講座

専門学校や資格スクールに通って学ぶ方法です。講師に直接質問できるメリットがありますが、費用が高めになること、通学時間が必要なことがデメリットです。在職中の転職活動と並行するのは難しい場合もあります。


独学

参考書・問題集を自分で購入して学ぶ方法です。費用を抑えられますが、レセプト作成など実技の練習に自己管理が必要です。「診療報酬請求事務能力認定試験」など難易度の高い資格は、独学のみでの合格が難しいケースもあります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 医療事務の資格は何ヶ月で取得できますか?

A. 取得を目指す資格によりますが、メディカルクラークや医療事務管理士は3〜5ヶ月程度が目安です。最難関の診療報酬請求事務能力認定試験は6ヶ月〜1年程度の学習が必要です。通信講座を活用すれば、仕事をしながら取得を目指すことも可能です。


Q2. 資格なしで医療事務に転職できますか?

A. 可能です。多くの病院やクリニックが未経験・無資格の医療事務スタッフを採用しています。ただし、資格があるほど選択肢が広がり、採用されやすくなるため、転職活動と並行して勉強を進めることをおすすめします。「現在取得に向けて勉強中」とアピールするだけでも採用担当者への印象が向上します。


Q3. 医療事務の資格は更新が必要ですか?

A. ほとんどの医療事務資格は更新不要です。ただし、医療保険制度の診療報酬点数は2年に1度改定されるため、最新情報を把握し続けることが実務では重要です。改定時には医療機関が社内勉強会を開催するケースも多く、働きながら知識をアップデートできる環境が整っています。


まとめ|医療事務の資格は取得しておくと転職で有利になる

医療事務に必須の資格はないものの、資格を持つことで採用の幅が広がり、業務習得もスムーズになります。転職を考えているなら、3〜6ヶ月の学習でコスパよく取得できるメディカルクラークや医療事務管理士からスタートするのがおすすめです。

医療事務の求人はこちらからご確認ください。

医療事務の求人一覧はこちら

資格取得の方針も含めた転職相談は、無料でお受けしています。お気軽にご相談ください。

転職相談(無料)に申し込む

この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
取扱求人数
49,552件以上

医療・看護の関連記事

未経験からの転職、ひとりで悩んでいませんか?

Re:WORKエージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが
あなたに合った求人をご紹介します。相談は無料です。

無料で転職相談する 求人を探す