履歴書の志望動機の書き方|未経験・職種別の例文と書けないときの考え方

履歴書の志望動機の書き方|未経験・職種別の例文と書けないときの考え方

履歴書の志望動機は、「なぜその会社か」「自分のどんな経験が活かせるか」「どう役立ちたいか」の3つを、欄に収まる長さで書くのが基本です。ハローワークの応募書類のパンフレット(厚生労働省)でも、この3点を盛り込むよう案内されています。未経験の職種でも、これまでの仕事で身につけた力と結びつければ、説得力のある文章になります。

この記事では、志望動機の欄の大きさと字数の目安、書く順番の型、書けないときの考え方、職種別の例文(営業・販売・事務・製造・介護・ドライバー・施工管理・接客など)、状況別の例文、NGな書き方と直し方をまとめます。面接で聞かれたときの答え方は別の記事があるので、ここでは「書く」ことに絞ります。

Re:WORKの求人データ(2026年10月17日時点・公開求人13,784件)

  • 未経験歓迎の求人 8,207件(公開求人13,784件のうち60%)・学歴不問 3,430件・フリーターOK 3,793件
  • 営業の求人 3,570件、うち未経験歓迎 2,667件/販売・サービス・接客の求人 3,185件、うち未経験歓迎 2,600件(職種区分の件数)
  • ブランクOK 3,216件・第二新卒歓迎 7,212件・オンライン面接可 4,373件

無料で転職相談する

読んだら、答え方を練習してみませんか

よく聞かれる質問に4択で答えると、面接官目線で採点して、どこが損か・理想の答え方を解説します。10問・3分ほど、登録は要りません。

面接練習シミュレーターを試す

履歴書の志望動機で伝えること|3つの要素と欄の大きさ

履歴書の「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど」の欄は、1つの欄を共用する形になっています。厚生労働省が2021年に公表した履歴書の様式例でも、この欄は同じ名称です。市販の履歴書の大きさは様式によって違うので、字数は手元の履歴書の欄に合わせて決めます。

ハローワークのパンフレットでは、この欄は採用担当者にアピールするために特に重要で、次の3点を盛り込むと整理されています。

要素中身パンフレットの表現
1. 応募先を選んだ理由なぜその会社・その仕事かなぜその会社を選んだか
2. 自分の経験・能力どんな経験を活かせるか自分のどんなところを仕事に活かせるか
3. 意欲どんな仕事をして役立ちたいかどんな仕事をしてその会社に役立ちたいか

パンフレットには、「貴社で学びたい」「充実感を得たい」といった個人的で一方的な希望や事情だけでは、具体的で説得力のあるメッセージがなければ採用担当者へのアピールにはなりにくい、という注意も書かれています。「学びたい」だけで終わらせず、「学んだことでどう貢献するか」まで書くのが基本です。

字数の目安|欄の大きさ別

欄の大きさ字数の目安書き方
小さい欄(2〜3行程度)80〜120字3要素を各1文。理由→経験→意欲の順で短く
標準的な欄(5〜6行程度)150〜250字理由と経験にそれぞれ2文、意欲に1〜2文
大きい欄(8行以上)250〜350字経験のエピソードを具体的に足す
別紙に書く場合職務経歴書に詳しく履歴書は要約、職務経歴書で詳細

字数の目安は決まったルールではなく、欄の大きさから導いた目安です。欄の8割ほどが埋まっていると、バランスよく見えやすいです(目安)。極端に短いと意欲が伝わりにくく、欄からはみ出すのは読みにくくなります。

志望動機の基本の型|理由→経験→意欲の3文構成

書き方に迷ったら、次の3文構成で書き始めます。1文目で理由、2文目で経験、3文目で意欲という並びです。

基本の型

【理由】〇〇に関心があり、〇〇に取り組む貴社の△△という点に魅力を感じ、応募いたしました。

【経験】前職では□□を担当し、◇◇を身につけました。

【意欲】この経験を活かし、貴社の〇〇職として貢献したいと考えています。

ハローワークのパンフレットにも、同じような骨組みの例が載っています。たとえば「貴社の〜については以前より〜に興味を持ち…前職では〜に携わり、〜を身につけて参りましたので、〜できる自信があります」といった流れです。パンフレットも、これを参考に自分の言葉で文章を組み立てるよう案内しています。

志望動機を考える前の下調べ|求人票から拾う5つ

パンフレットでは、志望動機を書く前に、求人票、店舗、製品・商品、広告、ホームページなどを確認して、応募先をよく知ることが大切とされています。求人票は、理由を書くための材料の宝庫です。

求人票・ホームページで見る点志望動機への使い方
仕事内容「〜の仕事に携われる点に魅力を感じた」と、具体的な業務名を入れる
求める人物像自分の経験と重なる言葉を、経験の部分に使う
研修・教育制度「未経験でも研修があるので、早く戦力になれると考えた」(事実のみ)
事業内容・商品商品やサービスに触れた経験があれば、それを理由に使う
会社の理念・方針共感した点を、自分の経験や価値観と結ぶ

給与や休日の条件は、会社を選ぶ理由として自然に考えるものですが、志望動機の主役にしないほうが伝わりやすいです。待遇だけを理由にすると、仕事への関心が見えにくくなります。

書けないときの考え方|「志望動機がない」を解決する5つの質問

「志望動機が思い浮かばない」ときは、無理に立派な理由を作るより、次の5つの質問に短く答えてみてください。答えをつなげれば、自然に3要素がそろいます。

  1. この求人のどこに目が止まったか(仕事内容・休日・研修・職場の雰囲気など)
  2. 今までの仕事で、人に感謝されたこと・得意だったことは何か
  3. 今の仕事・環境で、変えたいことは何か(前向きな言葉で)
  4. この仕事で、3年後にどうなっていたいか
  5. 未経験でも、すでに準備していることはあるか(勉強・資格・見学など)

たとえば、1で「研修が充実していること」、2で「お客様に感謝された経験」、3で「安定して長く働きたい」と答えた場合、「研修制度が整っている点に魅力を感じ、接客で培った傾聴力を活かして長く貢献したい」という文章にできます。

「本当の理由」が待遇や休日のとき

転職の理由が「休みを増やしたい」「給与を上げたい」などの場合、それ自体は自然な動機です。ただし、そのまま書くと仕事そのものへの関心が見えにくくなります。そんなときは、事実はそのままに、「実現したい働き方」として前向きに言い換えるのが一般的です。

本音前向きな言い換えの例
休みが少なくてつらい「生活のリズムを整え、長く安定して働き続けたいと考えています」
給与が上がらない「成果が評価に反映される環境で、努力を続けたいと考えています」
人間関係がつらい「チームで協力して進める環境で、力を発揮したいと考えています」
仕事がきつい「経験を活かせる仕事に絞り、専門性を高めたいと考えています」
やりたい仕事に就けなかった「以前から関心があった○○の仕事に、挑戦したいと考えています」

ただし、事実と違う理由を作る必要はありません。面接で深く聞かれたときに、自分の言葉で説明できる範囲で言い換えます。退職理由の考え方は、短期離職は転職で不利だが挽回できる|面接の答え方と対策も参考になります。

【職種別】履歴書の志望動機の例文|未経験向けを中心に

以下は一般的な型の見本です。会社名や経験は自分の事実に置き換え、実際にあったことだけを書いてください。例文はいずれも標準的な欄(150〜250字)を想定しています。

営業職(未経験)

営業職・未経験

接客の仕事を通じて、お客様の話を聞いて提案することにやりがいを感じ、営業職を志望しました。貴社は未経験者向けの研修が整っており、早く戦力になれる環境だと感じました。

前職の販売で身につけた傾聴力と、お客様の要望に合わせて提案する力を、営業の仕事で活かしたいと考えています。まず商品知識を身につけ、お客様に信頼される営業になりたいです。

営業職への転職の考え方は未経験から営業職に転職できる?結論と現実をわかりやすく解説。

販売・接客職

販売・接客職

お客様の「ありがとう」を直接聞ける仕事に魅力を感じ、販売職を志望しました。貴社の商品に対する丁寧な接客方針に共感しました。

これまで飲食店のホールで3年間、お客様の様子を見て声をかけることを心がけてきました。その経験を活かし、お客様に合った提案ができる販売スタッフを目指します。

事務職(未経験)

事務職・未経験

正確さと段取りを活かせる事務の仕事に挑戦したいと考え、応募しました。貴社が営業をサポートする事務を募集している点に、チームを支える仕事の魅力を感じました。

前職では売上の日報作成と発注管理を担当し、数字を毎日確認する習慣を身につけました。Excelでの基本的な集計も行えます。事務の経験を積み、営業の方が動きやすい環境づくりに貢献したいです。

事務職への転職は未経験から事務職への転職を成功させる完全ガイドに詳しく書かれています。

製造・工場の仕事

製造・工場

ものづくりの仕事に興味があり、未経験者を歓迎している貴社の製造職に応募しました。研修で基本から学べる環境に魅力を感じています。

前職では決まった手順に沿って作業を続ける仕事をしており、ミスを出さない確認を欠かさず行っていました。その姿勢を活かして、品質を守る製造スタッフとして貢献したいと考えています。

製造業への転職は未経験から製造業に転職できる?仕事内容・年収・きつい現実と成功するための全知識が参考になります。

介護・福祉の仕事

介護・福祉

家族の介助を通じて、介護の仕事の大切さを実感し、志望しました。未経験でも初任者研修の受講を支援してくださる貴社の方針に魅力を感じています。

これまでの接客の仕事で培った、相手の話を聞く姿勢を活かし、ご利用者様に寄り添うケアをしたいと考えています。まずは基本を学び、資格取得にも取り組みます。

介護の資格は、働きながら取得を支援してくれる職場もあります。求人票で資格取得支援の有無を確認し、志望動機にも「資格取得に取り組む」と一言添えると意欲が伝わります。

ドライバー・物流

ドライバー・物流

車の運転が好きで、荷物を安全に届ける仕事に責任とやりがいを感じ、志望しました。免許取得を支援する制度がある貴社で、長く働きたいと考えています。

これまでの仕事でも、時間を守ることと、安全確認を欠かさないことを意識してきました。その姿勢を活かして、お客様から信頼されるドライバーを目指します。

ドライバー職では、必要な免許の種類や免許取得の支援制度の有無が求人ごとに違います。求人票で確認したうえで、志望動機にも免許に関する一文を入れると具体的になります。

施工管理・建設

施工管理・建設

街や住宅など、形に残る仕事に携わりたいと考え、施工管理を志望しました。未経験から資格取得を目指せる貴社の育成方針に魅力を感じています。

前職の営業で、お客様や関係者との調整を重ねてきた経験があります。その調整力を、現場の関係者をつなぐ施工管理の仕事で活かしたいです。

飲食・サービスから異業種へ

飲食・サービス

お客様に直接喜んでいただける接客の仕事を続けてきましたが、より長く安定して働ける環境で専門性を身につけたいと考え、応募しました。

飲食店のリーダーとして、新人の指導とシフトの調整を担当した経験を、貴社のチームで活かしたいと考えています。

【状況別】志望動機の例文|第二新卒・ブランク・フリーター・転職回数が多い人

第二新卒(社会人経験が1〜3年)

第二新卒

前職の営業事務で、受発注と請求書の作成を担当する中で、お客様と直接関わる仕事にも挑戦したいと考えるようになりました。

貴社の営業職は、入社後の研修が整っており、段階的に力をつけられる点に魅力を感じています。事務で身につけた正確さと、先輩の指導を素直に吸収する姿勢を活かして、早く一人前になれるよう努めます。

ブランク(空白期間)があるとき

ブランクあり

育児のため仕事を離れていましたが、子どもの成長にあわせて再び働くことを決意しました。

貴社の事務職は、時短勤務の相談もしやすい環境と伺い、長く続けられる職場だと感じています。前職で身につけた入力業務の正確さを活かし、早く戦力になれるよう努めます。

ブランクの説明は空白期間(ブランク)ありの転職|面接での説明方法と例文が参考になります。

フリーター・アルバイト経験が中心

フリーター

これまでアルバイトとして、飲食店や倉庫で働いてきましたが、責任ある仕事に就き、長く働きたいと考えて正社員を志望しました。

貴社は未経験者の育成に力を入れていると伺い、応募しました。アルバイトでもシフトを守り、新人の指導を任された経験を、貴社でも活かしたいと考えています。

転職回数が多いとき

転職回数が多い

これまで複数の現場で、接客と在庫管理を経験してきましたが、次は一つの会社で腰を据えて働き、専門性を高めたいと考えています。

貴社は教育制度が整っている点が魅力で、長く貢献できる環境だと感じました。これまでの経験を活かして、早く戦力になれるよう努めます。

転職回数が多い場合の考え方は転職回数が多いと転職エージェントに不利?回数別の対策と伝え方で詳しく説明しています。

避けたい書き方とその直し方|志望動機のNG例8つ

NGの書き方なぜ避けたいか直し方
「貴社で成長したいです」だけ個人の希望で終わり、貢献が見えない成長して何をしたいかまで書く
「御社の理念に共感しました」だけどの部分かが無く、どの会社にも書ける共感した具体的な点を1つ書く
給与・休日だけを理由にする仕事への関心が見えにくい仕事内容に触れる一文を足す
「未経験ですが頑張ります」だけ根拠がなく熱意の中身が不明準備したこと・活かせる経験を書く
前職の不満を長く書くネガティブな印象になりやすい事実を短くし、これからの意欲を中心に
他社にも使える使い回し応募先ならではの理由が伝わりにくい応募先の事業や仕事内容に触れた一文を入れる
長すぎて欄に入らない読みにくい要点を絞り、職務経歴書に詳細を回す
誤字・社名の間違い応募の姿勢を疑われかねない提出前に社名と部署名を見直す

パンフレットでも、誤字脱字があると、応募の姿勢がいい加減ではないかと受け取られかねないという趣旨が書かれています。志望動機は特に社名や仕事名を間違えやすいので、書き終えたら応募先の求人票と見比べて確認してください。

敬称は「貴社」だけではない|応募先に合わせた呼び方

パンフレットでは、応募先の敬称は基本が「貴社」で、応募先が会社でない場合は次のように使い分けると案内されています。介護施設や病院、学校などへ応募するときは確認しておくと安心です。

応募先敬称
株式会社などの会社貴社
社会福祉法人・独立行政法人貴法人
病院・医院貴院
学校(大学・短大は「貴学」でもよい)貴校
幼稚園・保育園貴園
会計事務所・法律事務所貴事務所
商店・飲食店などの個人事業主貴店、または「(事業所名)様」
  • 「御社」は話し言葉、「貴社」は書き言葉と使い分けるのが一般的です
  • 「〜と思います」より「〜と考えています」「〜したいです」のほうが文章が引き締まります
  • です・ます調で統一し、一文を短めにします

字数別の書き直し例|同じ内容を100字・200字・300字にする

欄の大きさが違っても、中身は同じ3要素で、足し引きするのは「経験の具体性」です。次は、販売経験者が営業職に応募する志望動機を、3つの長さで書いた例です。

100字版(小さい欄)

接客で培った、お客様の話を聞いて提案する力を活かしたく、営業職を志望しました。研修が整っている貴社で早く戦力になり、お客様に信頼される営業を目指します。

200字版(標準的な欄)

接客の仕事で、お客様の話を聞いて提案することにやりがいを感じ、営業職を志望しました。貴社は未経験者向けの研修が整っており、段階的に力をつけられる環境だと感じています。

前職の販売では、お客様の要望に合わせて商品を提案し、リピートしてくださる方が増えました。この傾聴力と提案力を営業の仕事で活かし、お客様に信頼される営業を目指します。

300字版(大きい欄)

接客の仕事で、お客様の話を聞いて提案することにやりがいを感じ、営業職を志望しました。貴社は未経験者向けの研修が整っており、先輩の同行から段階的に力をつけられる環境だと感じています。

前職の販売では、来店された方に合わせて商品を提案し、お客様の好みを記録してお声がけに活かしていました。その結果、リピートしてくださる方が増えたと感じています(※事実のある場合のみ)。

この傾聴力と提案力を営業の仕事で活かすため、まず商品知識を身につけ、お客様に信頼される営業を目指します。

長くなるほど、「具体的な行動」を足しています。足すのは経験の細部で、意欲の言葉を増やすのではありません。

未経験×異業種|弱い書き方を強い書き方に直す実例

同じ内容でも、書き方で伝わり方が変わります。よくある弱い書き方を、事実を足して直した例です。

弱い書き方直した例
「営業に興味があり、頑張りたいです。」「接客でお客様の要望を聞いて提案する経験から、営業職に関心を持ちました。まず商品知識を身につけ、お客様の課題に合う提案ができるようになりたいです。」
「事務の仕事に憧れています。」「売上の日報作成や発注管理を通じて、数字を扱う仕事にやりがいを感じ、事務職を志望しました。」
「ものづくりが好きです。」「手順を守って確実に作業する仕事を続けてきた経験を、ものづくりの現場で活かしたいと考えています。」
「人の役に立ちたいです。」「家族の介助を通じて介護の大切さを知り、ご利用者様に寄り添う仕事がしたいと考えるようになりました。」
「運転が好きです。」「長距離でも安全に運転することを心がけてきました。その姿勢を活かして、荷物を安全に届ける仕事に就きたいです。」

書く前のメモ用ワークシート|この表を埋めると志望動機が組み上がる

いきなり文章を書こうとすると止まりやすいので、先にメモを作ります。次の表の「自分のメモ」を埋めてから、右端の組み立て方で1文ずつつなげると、3要素がそろいます。

項目聞くことメモの書き方の例(販売→営業)組み立て方
A. 応募のきっかけこの求人のどこに目が止まったか研修が整っていること、未経験歓迎であること1文目の理由の部分
B. 仕事への関心その仕事のどこにやりがいを感じそうかお客様の要望に合わせて提案すること1文目の「〜に魅力を感じ」
C. 活かせる経験今までの仕事で人に感謝されたことお客様の好みに合わせて提案し、リピートが増えた2文目の経験
D. 身につけた力その経験で身についた力傾聴力、提案力、記録する習慣2文目の「〜を身につけました」
E. これからの姿入社後に何をしたいかまず商品知識を覚え、信頼される営業になる3文目の意欲
F. 準備していること応募に向けて行ったこと求人の事業内容を調べた、関連の本を読んだ意欲の裏づけとして一文

AとBから1文目、CとDから2文目、EとFから3文目を作れば、基本の型どおりの3文になります。メモの段階では、箇条書きの短い言葉で構いません。

メモが埋まらないときの掘り下げ方

  • Cが出てこない:「ありがとう」と言われた場面、上司や同僚に頼られた場面を、仕事以外も含めて思い出す
  • Dが出てこない:Cの場面で、自分がしたことを動詞で書き出す(聞いた、確認した、まとめた、教えた)
  • Eが出てこない:求人票の「キャリアパス」「先輩社員の声」を読み、3年後の自分を想像する
  • Fが出てこない:応募先のホームページを読んだ感想を一言メモする。それだけでも準備になる

志望動機を面接用の30秒に直す|書いた内容を話し言葉にする

履歴書に書いた志望動機は、面接でそのまま質問されることが多くなります。書いた文章を暗記するのではなく、話し言葉に直して、要点を30秒で話せるようにしておくと安心です。

履歴書の文章面接での話し方
文体書き言葉(です・ます調)話し言葉。主語を入れて、一文を短く
長さ150〜250字30秒(約150字)が目安
構成理由→経験→意欲結論(志望したい理由)→経験→意欲
準備誤字の確認声に出して、息継ぎの位置を確認

履歴書の文章を話し言葉にした例

履歴書:接客の仕事で、お客様の話を聞いて提案することにやりがいを感じ、営業職を志望しました。この傾聴力を営業の仕事で活かし、信頼される営業を目指します。

面接:はい。接客の仕事で、お客様のお話を聞いて提案することにやりがいを感じまして、営業職を志望しました。前職では、お客様の好みに合わせて提案する中で、リピートしてくださる方が増えました。この聞く力を営業でも活かして、信頼される営業になりたいと考えています。

面接では、履歴書にない質問も来ます。「なぜ他社ではなくうちなのか」と聞かれることもあるので、応募先ならではの理由を1つ言えるようにしておくと答えやすくなります。面接の準備全体は転職活動のマナー完全ガイド|面接・応募・連絡の全作法も参考になります。

志望動機の見直しチェックリスト|提出前の10項目

  1. 応募先の会社名・店舗名・職種を、求人票どおりに書いている
  2. 3要素(理由・経験・意欲)がそろっている
  3. 欄の大きさに合った字数(8割〜9割)になっている
  4. 事実だけを書き、実際より大きく見せていない
  5. 待遇だけを理由にしていない
  6. 「貴社で成長したい」などの希望だけで終わっていない
  7. 応募先の仕事内容や事業に触れた文がある
  8. 職務経歴書の志望動機・自己PRと食い違っていない
  9. 誤字脱字がない(読み返して、声に出しても確認)
  10. 面接で聞かれたとき、同じ内容を自分の言葉で話せる

特に最後の項目は大切です。パンフレットでも、志望の動機は面接で最もよく質問される項目とされ、面接でどう説明するかをイメージして書くことが重要と案内されています。面接での答え方は転職の面接で「志望動機」を聞かれたら?業種別例文と答え方のコツで確認してください。

書いたあとに第三者に見てもらう

自分で書いた文章は、自分では誤りに気づきにくいものです。家族や友人、ハローワークや転職エージェントの担当者など、第三者に一度読んでもらうと、わかりにくい点が見つかります。「何が言いたいかが1回で伝わるか」を確認してもらうと、直しどころがはっきりします。

志望動機のほかに人柄を伝える欄として、履歴書の趣味・特技欄の書き方もあります。

よくある質問

Q. 志望動機は何字くらい書けばよいですか?

欄の大きさによります。標準的な欄なら150〜250字程度が目安で、欄の8割ほどを埋めるとバランスよく見えやすいです(目安)。決まった字数のルールはありません。

Q. 未経験の職種で、志望動機に書ける経験がありません。

これまでの仕事や、アルバイト、学んだこと、準備したことを使えます。ハローワークのパンフレットでも、関連するアルバイト経験、訓練・研修、勉強中の分野、性格・行動特性、意欲、将来目標といった面から自分をアピールできると案内されています。

Q. 複数の会社に応募するとき、志望動機は使い回してよいですか?

型は使い回してよいですが、応募先の仕事内容や事業に触れる一文は会社ごとに変えます。社名や職種の書き間違いに注意してください。

Q. 志望動機に「給料」「休日」を書いてもよいですか?

書いても構いませんが、それだけを理由にしないほうが伝わりやすいです。仕事内容や貢献したい点に触れたうえで、働き方を一言添える程度にします。

Q. 履歴書の志望動機と職務経歴書の志望動機は同じでよいですか?

主張は同じにし、職務経歴書のほうを少し詳しくするのが自然です。まったく別の内容にすると、面接でどちらが本音かを聞かれやすくなります。

Q. 手書きとパソコンのどちらがよいですか?

応募先の指定があればそれに従います。指定が無ければ、どちらでも構いません。読みやすさが大事です。

Q. 志望動機がどうしても書けないときは、どうすればよいですか?

本記事の5つの質問で、材料を書き出してみてください。それでも難しい場合は、ハローワークや転職エージェントの担当者に相談すると、経験の中から使える部分を一緒に見つけられます。

まとめ|志望動機は「理由→経験→意欲」を欄に合わせて書く

  • 志望動機は、応募先を選んだ理由、活かせる経験、貢献したい意欲の3つを書く(ハローワークのパンフレットの整理)
  • 字数は履歴書の欄の大きさに合わせる。標準的な欄なら150〜250字が目安
  • 求人票やホームページを確認し、応募先の仕事内容に触れた一文を入れる
  • 「学びたい」「成長したい」だけで終わらせず、どう貢献するかまで書く
  • 面接で最も聞かれやすい項目。書いた内容を自分の言葉で話せるようにしておく

Re:WORKは、未経験からの転職に特化した無料の転職エージェントです。志望動機の考え方や、応募する職種の選び方に迷うときも、求人の紹介と合わせて相談できます。応募先を探すなら、未経験歓迎の営業の求人や未経験歓迎の販売・サービス・接客の求人を見てみてください。

まずは無料の転職相談から

志望動機に使える経験の見つけ方や、応募先の選び方まで、無料で相談できます。

無料で転職相談する

履歴書・職務経歴書は、選ぶだけでつくれます

職種を選ぶと、書く項目と例文が出ます。埋めていくと履歴書・職務経歴書・志望動機がA4でそろい、Wordで受け取れます。料金はかかりません。

履歴書メーカーを開く

キャリアアドバイザー

未経験からの転職、
ひとりで悩んでいませんか?

Re:WORKエージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが
あなたに合った求人をご紹介します。相談は無料です。

無料で転職相談する 求人を探す

無料・3分で完了

あなたに向いている仕事は?

20問の質問に答えるだけで、あなたの強みと適職が分かります。

適職診断を受ける

この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

未経験からの転職の全体の流れは「未経験からの転職の始め方」にまとめています。

運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
取扱求人数
13,784件以上

書類・面接対策の関連記事

オンライン面接可の求人に興味がありますか?
未経験OKの求人を多数掲載しています。

オンライン面接可の求人を探す
無料で転職相談(約1分) 適職診断