一次面接で聞かれること|二次・最終との違いと質問20個の答え方

転職の一次面接で聞かれることは、自己紹介、経歴、転職理由、志望動機、強みと短所、入社時期や希望条件、逆質問が中心です。一次面接は、人柄と基本的な経験、志望度、条件が合うかを確かめる場なので、難しい質問よりも「基本の質問に落ち着いて答えられるか」が問われます。
この記事では、一次面接の位置づけと二次・最終との違い、聞かれる質問20個と答え方、条件面(希望年収・入社時期)の答え方、逆質問の例をまとめます。一次面接に絞った内容なので、二次面接以降は別の記事に譲り、本文からリンクしています。
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一次面接とは|誰が会って、何を確かめる場か
一次面接は、応募書類の次に行われる最初の面接です。担当するのは、人事担当者、採用担当者、現場の責任者や先輩社員など、企業によって違います。時間は30分から1時間ほどのことが多いですが、これも会社によります。
一次面接の目的は、一般に次の4つだと言われます。
- 書類に書かれた経歴が本当か、詳しく聞いて確かめる(職歴の内容、担当した範囲)
- 人柄やコミュニケーションが、職場に合うかを見る(受け答え、話し方、マナー)
- 志望度の高さを確かめる(なぜ自社なのか、なぜこの職種なのか)
- 条件が合うかを確認する(入社可能な時期、希望年収、勤務地、休日)
つまり一次面接では、書類の内容と話が合っているか、職場に合いそうかが確認されやすいです。特別な実績を競う場ではなく、書類に書いたことを自分の言葉で説明できるかが土台です。書類と話が食い違わないようにして、基本の質問に準備した答えを返せば、土俵には立てます。
一次・二次・最終面接の違い
段階ごとの違いを知っておくと、一次面接で何を重視して答えるかがはっきりします。会社によって回数や担当者は変わるので、あくまで一般的な傾向です。
| 項目 | 一次面接 | 二次面接 | 最終面接 |
|---|---|---|---|
| 主な面接官 | 人事、採用担当、現場の責任者 | 現場の管理職、部門の責任者 | 役員、社長、事業部長 |
| 見られる点 | 経歴の確認、人柄、基本的なマナー、志望度 | 仕事への適性、スキルの深さ、現場との相性 | 入社の意思、価値観、会社の方向性との一致 |
| 質問の傾向 | 自己紹介、転職理由、志望動機、条件など基本的な質問が中心 | 具体的な経験の深掘り、仕事の進め方、実績の根拠 | 将来像、入社の覚悟、他社の状況、条件の最終確認 |
| 準備の中心 | 基本の質問に、書類と一致した答えを用意する | 職種に合う経験を具体例で話せるように整理する | この会社を選ぶ理由と、入社後の姿を言葉にする |
| 詳しい対策 | この記事 | 転職の二次面接で聞かれることと対策 | 転職の最終面接で落ちる原因と対策 |
応募する企業が小さい場合は、一次面接から社長や役員が出てくることもあります。そのときは、最終面接に近い質問(入社の覚悟、将来像など)が早い段階で出ると考えておきます。
一次面接の流れと時間配分の目安
個人面接の一次面接は、次のような流れになることが多いです。
- 受付・入室…あいさつ、名前の確認、席の案内
- 面接官の自己紹介と、面接の進め方の説明…所要時間や流れが説明されることがある
- 自己紹介…「まず自己紹介をお願いします」と言われることが多い
- 経歴・転職理由・志望動機の質問…書類をもとに、深掘りされる
- 人柄に関する質問…強み、短所、仕事で大切にしていること、休日の過ごし方など
- 条件面の確認…入社可能な時期、希望年収、勤務地、休日など
- 逆質問…「何か質問はありますか」
- 今後の流れの説明と退室…結果の連絡時期、次の選考の案内
時間配分は面接官や会社によって決まっていません。自己紹介と経歴、志望動機と転職理由、条件確認と逆質問の3つに、おおまかに時間を分けて準備しておきます。自己紹介は1分以内、志望動機や転職理由も1分以内にまとめられると、質問の数をこなせます。Web面接の場合は、カメラの位置、背景、照明も事前に確認しておきます。
一次面接で聞かれる質問20個と、答え方のポイント
質問を5つのグループに分けて、「なぜ聞くのか」と「答え方のポイント」をまとめました。細かい例文は、後ろの章と関連記事に書いています。
グループ1:基本の質問(5つ)
| 質問 | 聞く理由 | 答え方のポイント |
|---|---|---|
| 1. 自己紹介をお願いします | 話し方と、経歴の要点を知る | 1分以内。名前、直近の経験、強み、志望の一言の順。自己紹介の例文集 |
| 2. これまでの経歴を教えてください | 職歴の流れ、書類との一致を確かめる | 時系列で、各社で担当した内容と期間を簡潔に。書類にない話をしない |
| 3. 転職を考えた理由は何ですか | 前向きな動機か、同じ理由でまた辞めないか | 事実を短く言い、次にやりたいことで締める。前職の悪口は言わない。退職理由の答え方 |
| 4. 当社を志望した理由は何ですか | 志望度と、会社をどれだけ調べたか | 会社の特徴を一つ挙げ、自分の経験や希望と結びつける。志望動機の答え方 |
| 5. なぜこの職種を選んだのですか | 職種への理解と、続けられるか | きっかけの経験を一つ。未経験なら、近い経験と学ぶ姿勢を話す |
グループ2:経験・スキルの質問(5つ)
| 質問 | 聞く理由 | 答え方のポイント |
|---|---|---|
| 6. これまでの仕事で一番力を入れたことは? | 仕事への姿勢と、実績の根拠 | 状況→自分の役割→行動→結果の順。数字があれば1つ入れる |
| 7. 仕事で大変だった経験と、乗り越え方は? | 困難への向き合い方 | 大変さを盛りすぎず、自分が取った行動と学びを中心に話す |
| 8. 失敗した経験はありますか | 失敗への向き合い方、再発防止の意識 | 事実→原因→再発防止のために変えたこと。致命的な失敗談は避ける |
| 9. 仕事で大切にしていることは? | 仕事観と、会社との相性 | 価値観を一言で言い、それが表れた場面を一つ話す |
| 10. チームでの役割は何でしたか | 協調性、周囲との関わり方 | 自分の役割を明確にし、周囲にどう働きかけたかを話す |
グループ3:人柄の質問(4つ)
| 質問 | 聞く理由 | 答え方のポイント |
|---|---|---|
| 11. あなたの強みを教えてください | 自己理解と、仕事で活かせるか | 強みを一言→具体的な場面→仕事での活かし方 |
| 12. 短所を教えてください | 自己分析の客観性、改善の姿勢 | 短所→対処している工夫の順。仕事に致命的なものは避ける |
| 13. 休日はどう過ごしていますか | 人柄、ストレスとの付き合い方 | 正直に、無理のない範囲で。仕事に結びつけすぎない |
| 14. ストレスはどう解消していますか | 長く働けるか、感情の整え方 | 具体的な方法を一つ。「特にありません」だけで終わらせない |
グループ4:条件・入社に関する質問(4つ)
| 質問 | 聞く理由 | 答え方のポイント |
|---|---|---|
| 15. 入社可能な時期はいつですか | 採用計画との調整 | 退職の手続きにかかる期間を考えて、現実的な時期を答える。後ろの章に例文 |
| 16. 希望年収はありますか | 条件が合うか | 現在の年収と希望を、根拠を添えて答える。後ろの章に例文 |
| 17. 勤務地や転勤は問題ありませんか | 配属や転勤の可否 | 可能な範囲を正直に。条件があるなら、理由と一緒に伝える |
| 18. 他社の選考状況を教えてください | 志望度と、内定を出した場合の見通し | 正直に、応募中の社数と段階を話す。「御社が第一志望」と言えるなら伝える |
グループ5:将来・逆質問(2つ)
| 質問 | 聞く理由 | 答え方のポイント |
|---|---|---|
| 19. 入社後に挑戦したいことは? 将来の目標は? | 成長意欲と、会社の方向性との一致 | 入社直後(半年〜1年)にやることと、その先の目標を分けて話す |
| 20. 何か質問はありますか | 関心の深さ、入社後のイメージ | 調べればわかることは避け、仕事の進め方や育成について聞く。逆質問の例50 |
質問の数は面接によって違い、すべてが聞かれるわけではありません。ただ、この20個に準備した答えがあれば、一次面接の質問の大半には対応できます。同じ質問を30個に広げた記事は、転職面接でよく聞かれる質問30選です。
答え方の共通ルール|1回答1分以内で、結論から
20個の質問をバラバラに覚えるより、答え方の型を一つ持つほうが応用が利きます。基本の型は、次のとおりです。
- 結論…質問への答えを最初の一文で言う
- 理由・根拠…なぜそう答えるのかを一言
- 具体例…実際の経験、数字、場面を一つ
- まとめ…入社後にどう活かすかで締める
例として、「あなたの強みは?」に対して、次のように答えます。
「強みは、相手の話を丁寧に聞いて、必要なことを先回りして用意できることです。前職の飲食店では、お客様の様子から好みを察して、おすすめを変える工夫をし、リピートのお客様が増えました。御社でも、お客様の要望を聞き取る場面で活かせると考えています。」
この型は約40秒です。長くなりそうなときは、具体例を一つに絞ります。一次面接では、何でも話すより、聞かれたことに簡潔に答えて、相手が深掘りしたら詳しく話すほうが会話が続きます。
転職理由・志望動機の答え方(例文つき)
一次面接で一番聞かれ、一番差がつくのが、転職理由と志望動機です。基本は「前の会社への不満」ではなく、「次の会社で実現したいこと」を中心に話します。
転職理由の例(休日や働き方が理由の場合)
「前職は土日の出勤が多く、資格の勉強の時間が取れませんでした。その中でも、◯◯の資格に挑戦し、取得できました。次の職場では、決まった休日の中で知識を深めて、仕事に活かしたいと考えています。」
転職理由の例(人間関係が理由の場合)
「前職では、チームで意見をすり合わせる機会が少なく、個人で進める仕事が中心でした。私はチームで話し合いながら仕事を進めるほうが力を出せると考え、チームでの協力を重視している御社を志望しました。」
志望動機の例(未経験の職種)
「接客の仕事で、お客様に提案して喜んでいただけることにやりがいを感じてきました。営業職は未経験ですが、お客様の要望を聞き取る力は活かせると考えています。御社は未経験者向けの研修があり、基礎から学べる環境だと知り、志望しました。」
志望動機では、会社の特徴を調べて一つ挙げることが大切です。求人票の「研修制度」「教育体制」「事業内容」から選ぶだけでも、具体性が出ます。
希望年収・入社時期・勤務地など、条件面の答え方
一次面接の後半で聞かれることが多いのが、条件に関する質問です。答え方を間違えると、後の選考で条件が合わなくなることもあるので、事前に整理しておきます。
| 質問 | 答え方の基本 | 例 |
|---|---|---|
| 希望年収 | 現在の年収を伝えたうえで、希望を幅で答える。根拠を添える。求人票の給与の範囲を確認しておく | 「現在の年収は◯◯万円です。経験を踏まえ、御社の規定に沿った金額でいただければと考えています。希望としては◯◯万円〜◯◯万円です」 |
| 入社可能な時期 | 就業規則で決まっている退職までの期間と引継ぎを考えて答える。まだ退職を伝えていなければ、その旨も話す | 「内定をいただいてから、退職の手続きと引継ぎに◯か月かかる見込みです」 |
| 勤務地・転勤 | 可能な範囲を正直に。不可の場合は、理由を添える | 「通勤は◯◯エリアでしたら問題ありません。転勤は、家庭の事情で難しい状況です」 |
| 残業・休日出勤 | 可能な範囲を話し、働き方の希望は前向きな表現で | 「繁忙期の残業は問題ありません。休日の出勤は、事前にわかれば調整できます」 |
| 他社の選考状況 | 正直に。応募社数、進行状況を簡潔に | 「現在、同じ業界で3社に応募しており、1社は二次面接の予定です。御社の仕事に強く関心があります」 |
希望年収は、最初に低く言いすぎると、あとで交渉しにくくなることがあります。一次面接の段階では、金額を一つに固定せず、幅で答える形もあります。
休日や残業について聞きたいときは、面接の逆質問よりも、求人票や企業サイトで先に確認するほうが賢明です。
未経験の職種に応募するときの一次面接
未経験の職種では、スキルや実績を聞かれても、答えられないことが多いのは当然です。そのため、一次面接では次の点が見られやすくなります。
- なぜその職種に挑戦したいのか…きっかけと、続けられる理由
- 今までの経験の中で、活かせるもの…接客の聞き取り力、チームでの調整、数字の管理など
- 学ぶ姿勢…すでに始めている勉強、取った資格、調べたこと
- 長く働く意思…短期で辞めないか
未経験者を歓迎する求人は、Re:WORKの公開求人の中に8,207件(2026年10月17日時点・全体の60%)あります。応募書類の段階で、近い経験を職務経歴書に書いておくと、一次面接での質問に答えやすくなります。
一次面接の逆質問|聞いてよいこと・避けたいこと
一次面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれたら、ぜひ質問をします。「特にありません」だけで終わると、関心が低いと受け取られやすくなります。
| 聞いてよい質問の例 | 理由 |
|---|---|
| 「入社までに勉強しておくとよいことはありますか」 | 入社意欲と、学ぶ姿勢が伝わる |
| 「配属予定の部署の雰囲気や、一日の流れを教えていただけますか」 | 入社後の具体的なイメージを持っていると伝わる |
| 「未経験の方は、入社後どのように業務を覚えていかれますか」 | 育成体制を確認できる |
| 「活躍されている方に共通する特徴はありますか」 | 求められる人物像がわかる |
| 「次の選考の流れと、結果の連絡時期を教えていただけますか」 | 今後の予定を確認できる |
反対に、一次面接で聞くのを避けたいのは、求人票や企業サイトに書いてあることを聞く質問と、休日や残業、給与だけを聞く質問です。条件面を確認したいときは、聞き方に配慮するか、転職エージェント経由で確認します。例文は面接の逆質問|好印象な質問例50と、聞いてはいけないことの言い換えにまとまっています。
職種によって、追加で聞かれやすいこと
基本の20個に加えて、応募する職種ごとに聞かれやすい質問があります。職種の特徴に合わせて、答えを追加で用意しておきます。
| 応募する職種 | 追加で聞かれやすい質問 | 答えるときの視点 |
|---|---|---|
| 営業 | 目標を追った経験、断られたときの対応、お客様との関係づくり | 数字そのものより、目標に向けて工夫した行動を話す |
| 販売・接客 | お客様に喜ばれた経験、クレームの対応、土日祝や早遅番のシフトへの考え | 接客の工夫を具体的な場面で話す。シフトの可否は正直に |
| 事務 | パソコンのスキル、正確さが必要だった経験、電話応対の経験 | 使えるソフトと、できる作業を具体的に伝える |
| 製造・工場 | 立ち仕事や体力への自信、夜勤や交代勤務の可否、ミスを防ぐ工夫 | 続けられる理由と、決まった手順を守る姿勢を話す |
| 物流・ドライバー | 運転経験、保有免許、荷物の扱い、時間管理 | 免許の種類と取得年、安全運転で気をつけていることを話す |
| 介護・福祉 | この仕事を選んだ理由、体力面、人と関わる際に大切にすること | きっかけの経験と、人と向き合う姿勢を具体的に |
それぞれの職種の仕事内容や年収、向いている人は、応募前に調べておくと質問に答えやすくなります。
答え方のビフォーアフター|よくある失敗と直し方
同じ質問でも、答え方によって伝わり方が変わります。よくある答えと、直した例を並べました。
| 質問 | 伝わりにくい答え | 直した答え |
|---|---|---|
| 転職理由 | 「上司と合わなくて、会社の将来性にも不安がありました」 | 「業務の進め方を自分で決められる範囲が狭く、成長の機会が限られていると感じました。次は、裁量を持って提案できる環境で働きたいです」 |
| 志望動機 | 「御社は安定していて、福利厚生もよいので志望しました」 | 「研修制度が整っている点に魅力を感じました。私は未経験ですが、基礎から学び、早く戦力になりたいと考えています」 |
| 強み | 「コミュニケーション能力があります」 | 「相手の話を聞いて要望を整理する力があります。前職では、お客様の希望を先に聞き取り、提案を変えることで、リピートにつなげました」 |
| 短所 | 「特にありません」 | 「心配性で確認に時間をかけすぎることがあります。最近はチェックリストを作り、確認の時間を決めて対処しています」 |
| 将来の目標 | 「いずれは管理職になりたいです」 | 「まず1年で業務を一通り覚え、3年後には後輩を指導できるようになりたいです」 |
直した答えに共通しているのは、事実が一つ入っていることと、これからどうするかで終わっていることです。この2点を意識するだけで、ほとんどの質問が整います。
答えを準備するための書き出しシート
面接の前日までに、次の表を埋めておくと、質問の大半に対応できます。紙やスマホのメモで構いません。
| 項目 | 書くこと | メモの長さ |
|---|---|---|
| 自己紹介 | 名前、今の仕事、強み、志望の一言 | 200〜250字 |
| 転職理由 | きっかけの事実、次にやりたいこと | 150〜200字 |
| 志望動機 | 会社の特徴を一つ、自分の経験とのつながり、入社後にやること | 200〜250字 |
| 強み | 強み一言、具体的な場面、結果 | 150〜200字 |
| 短所 | 短所、対処している工夫 | 100〜150字 |
| エピソード2つ | 状況→役割→行動→結果(異なる場面から) | 各200字 |
| 条件 | 入社可能な時期、希望年収の幅、勤務地・休日の希望 | 箇条書き |
| 逆質問 | 聞きたいこと3つ | 箇条書き |
この表のうち「エピソード2つ」は、強み・失敗・困難・チームでの役割など、複数の質問に使い回せます。別々の質問に別々のエピソードを用意するより、2つのエピソードを、質問に合わせて切り口を変えて話すほうが、準備の負担が軽くなります。
Web面接・集団面接の一次面接で違うこと
一次面接は、対面の個人面接だけではありません。形式による違いを確認しておきます。
| 形式 | 特徴 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 対面の個人面接 | 面接官1〜3人と応募者1人で話す | 表情や姿勢も見られる。書類を忘れずに |
| Web面接(個人) | 自宅などから、ビデオ通話で受ける | 通信、カメラ、音声、背景を事前に確認する。目線はカメラに |
| 集団面接 | 複数の応募者が同時に受ける | 他の応募者の答えに合わせすぎず、自分の言葉で話す。回答は簡潔に |
| グループディスカッション | 与えられたテーマで話し合う | 意見を言うことと、聞くことのバランス。役割にこだわりすぎない |
オンライン面接に対応している求人は、Re:WORKの公開求人では4,373件(2026年10月17日時点)あります。在職中で時間が取りにくい人は、Web面接を活用すると日程を組みやすくなります。
一次面接で気をつけたい態度とマナー
一次面接では、答えの内容と同じくらい、態度や礼儀も見られます。次の点を押さえておきます。
- 時間…10分前までに到着。早すぎる到着は避ける
- あいさつ…受付でも、入室時も、明るく、はっきりと
- 姿勢と目線…背筋を伸ばし、面接官の目か、顔の中心を見る
- 話し方…ゆっくり、はっきり。語尾まで丁寧に
- 相づち…面接官の話にはうなずきで反応する
- 書類の扱い…両手で渡し、向きをそろえる
- 退室…最後まで丁寧に。ドアを閉めるまで気を抜かない
服装は、転職面接の服装・マナーに詳しく書いています。第一印象は短い時間で決まるので、最初の数分は特に丁寧に過ごします。
AI面接・録画面接を受けるときの準備は、AI面接・録画面接の記事で説明しています。
一次面接で落ちやすい人の傾向と、通過のための準備
一次面接で不合格になる理由は、能力が足りないことより、基本的な部分でのつまずきが挙げられることがあります。たとえば、次のような傾向があります。
- 質問に対して、聞かれたことと違う答えを返す
- 書類の内容と、話す内容が食い違う
- 志望動機が抽象的で、他の会社でも言える内容
- 前職や前の上司への不満が中心になっている
- 条件面の話が先行し、仕事への関心が見えない
- 声が小さく、表情が硬く、会話が成り立ちにくい
通過のための準備は、シンプルです。次の4つを、面接の前日までに済ませます。
- 応募書類を読み返し、書いたことをすべて説明できるようにする
- 上の20個の質問に、声に出して答える練習をする(スマホで録音するとよい)
- 応募先の企業サイトと求人票を読み、志望理由を具体的にする
- 逆質問を3つ用意する
面接の後で「落ちたかも」と感じることもあります。ただし、面接中の面接官の反応から合否を読み取ることは難しく、気にしすぎないほうが、次の準備に集中できます。
厳しい態度で質問されたときの対応は、圧迫面接の記事で解説しています。
一次面接のあとにやること
面接が終わったら、次のことをします。
- その日のうちに振り返りメモを書く…聞かれた質問、答えた内容、うまく答えられなかった質問を書き出す
- お礼のメールを送るか考える…必須ではないが、状況によっては好印象になる。送るかどうかは状況に合わせて決める
- 結果の連絡を待つ…連絡時期が案内されていれば、その日まで待つ。過ぎても連絡がなければ、問い合わせる
- 次の面接の準備を始める…通過したら、次の面接官の役職を確認する
うまく答えられなかった質問は、メモしておくと、二次面接で同じ質問を受けたときに生かせます。1社の面接で気づいたことは、次の応募先の面接にも役立ちます。
うまく答えられなかったときの立て直し方
一次面接で、質問に詰まったり、答えが的外れだったりしても、その場で立て直せることがあります。面接中に使える対応を整理しました。
| 場面 | その場の対応 | 言い方の例 |
|---|---|---|
| 質問の意味がわからなかった | 推測で答えず、聞き返す | 「質問の意図を確認させてください。◯◯についてということでしょうか」 |
| 答えが思いつかない | 少し考える時間をもらう | 「少し整理してもよろしいでしょうか」と言って、数秒考える |
| 話が長くなってしまった | 途中で結論に戻す | 「結論としては◯◯です」と言い切って終える |
| 答えた内容が的外れだった | 気づいた時点で言い直す | 「失礼しました。ご質問は◯◯でしたので、あらためてお答えします」 |
| 事実と違うことを言ってしまった | その場で訂正する | 「先ほどの◯◯は誤りでした。正しくは◯◯です」 |
| 経験がなく答えられない | 正直に伝え、代わりに近い経験か学ぶ姿勢を話す | 「その経験はありません。近い経験として◯◯があり、入社後は◯◯から学びます」 |
面接官は、完璧な答えを求めているとは限りません。わからないことを正直に認めて、そのあとどうするかを話せると、誠実に受け取られやすくなります。うまくいかなかった質問があっても、面接全体が決まるわけではないので、次の質問に気持ちを切り替えます。
よくある質問
Q. 一次面接の時間はどのくらいですか?
30分から1時間ほどが多いですが、企業によって違います。案内メールに所要時間が書かれていれば、それに従います。短い面接では、自己紹介と志望動機、条件の確認だけで終わることもあります。
Q. 一次面接で、年収や休日の質問をしてもいいですか?
聞くこと自体はかまいませんが、質問がそれだけだと、条件だけを見ているように受け取られやすくなります。仕事内容や育成についての質問を先にして、条件面は求人票で確認し、わからない点だけを最後に聞く形にします。
Q. 一次面接で、面接官が1人でも複数でも、答え方は変わりますか?
基本は変わりません。複数人の場合は、質問した人を見て答え、ときどき他の面接官にも視線を向けます。人数が多いと緊張しやすいので、深呼吸をして落ち着いて話します。
Q. 一次面接で「自己紹介」と「経歴」を聞かれたら、同じことを話していいですか?
自己紹介は1分以内の要約、経歴は時系列の説明、と役割を分けます。同じ内容を繰り返すより、自己紹介では強みと志望を、経歴では具体的な担当業務を中心に話します。
Q. 転職回数が多いと、一次面接で不利ですか?
聞かれやすい項目ではありますが、不利と決まっているわけではありません。それぞれの転職理由に一貫した軸があること、今後は長く働きたい理由があることを説明できれば、受け止め方は変わります。
Q. 一次面接で緊張して頭が真っ白になったらどうしますか?
「少し考えさせてください」と一言伝えて、数秒間落ち着く時間を取っても大丈夫です。質問を聞き取れなかったときは、「もう一度お願いできますか」と聞き返します。焦って的外れな答えを返すより、確認してから答えるほうが印象は保たれます。
Q. 一次面接は何社くらい受けるのが普通ですか?
人によって違います。Re:WORKの案内では、未経験からの転職は平均10〜15社に応募するとされています。複数社を受けるうちに、面接に慣れて話せるようになる人もいます。
まとめ|一次面接は「基本の質問に、書類と一致した答えを返せるか」
- 一次面接は、経歴の確認、人柄、志望度、条件の一致を見る最初の面接。特別な実績より、基本の質問に落ち着いて答えられるかが問われる
- 聞かれやすい質問は、自己紹介・経歴・転職理由・志望動機・強みと短所・条件・逆質問。答えは「結論→理由→具体例→まとめ」で、1回答1分以内にまとめる
- 希望年収は幅で、入社時期は退職手続きを考えて現実的に、他社の選考状況は正直に答える
- 未経験の職種では、きっかけ、近い経験、学ぶ姿勢、長く働く意思が見られやすい
- 面接後は、その日のうちに振り返りメモを書き、次の面接の準備につなげる
Re:WORKは、未経験からの転職に特化した転職エージェントです(職業紹介許可番号 28-ユ-301343・求職者は無料)。一次面接でよく聞かれる質問の答え方や、書類の相談も、無料の転職相談でできます。サービスの詳細をご覧ください。面接を受ける求人は、求人一覧から探せます。
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