給料が高い仕事ランキング|職種別の平均年収と未経験から目指せる仕事

給料が高い仕事ランキング|職種別の平均年収と未経験から目指せる仕事

給料が高い仕事を職種別に並べると、上位はパイロット・医師・歯科医師など資格や学歴が前提の仕事がほとんどです。ただ、その少し下には、営業・建築や土木の技術職・電気工事・機械の整備など、未経験からでも入口がある仕事が並んでいます。

この記事では、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の職種別の表から年収を計算してランキングにしました。そのうえで、上位の仕事を「資格が必要か」「未経験から入れるか」で分け、Re:WORKの求人データも使って、年齢別・会社の規模別の年収の伸び方までまとめます。

Re:WORKの求人データ(2026年10月17日時点・公開求人13,784件)

  • 未経験歓迎の求人 8,207件(公開求人全体の約6割)
  • 営業の求人 3,570件、うち未経験歓迎 2,667件
  • 建築・土木・設備の求人 1,998件、うち未経験歓迎 503件

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給料が高い仕事ランキング|職種別の年収の上位25

まず、統計から計算した年収の上位です。対象は、従業員10人以上の民営の事業所で働く一般労働者(パートなどの短時間労働者を除く)です。推計の労働者数が5,000人に満たない職種は、数字がぶれやすいので外しています。

順位職種年収(目安)平均年齢推計労働者数
1航空機操縦士1632万円39.7歳8,350人
2医師1512万円45.7歳145,170人
3その他の経営・金融・保険専門職業従事者1135万円39.4歳63,150人
4大学教授(高専含む)1083万円57.5歳69,370人
5歯科医師1063万円39.6歳11,240人
6法務従事者981万円46.5歳7,230人
7管理的職業従事者967万円51.5歳1,758,300人
8システムコンサルタント・設計者889万円38.3歳174,140人
9大学准教授(高専含む)876万円49.3歳41,450人
10公認会計士,税理士811万円42.2歳26,640人
11研究者802万円42.5歳181,620人
12企画事務員737万円43.0歳492,930人
13小・中学校教員735万円42.2歳25,140人
14輸送用機器技術者725万円41.4歳193,700人
15鉄道運転従事者719万円41.0歳34,050人
16大学講師・助教(高専含む)712万円41.6歳58,690人
17発電員,変電員707万円42.3歳21,030人
18電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く)704万円42.1歳334,680人
19建築技術者679万円43.4歳373,320人
20金融営業職業従事者674万円37.1歳153,610人
21著述家,記者,編集者673万円41.5歳43,770人
22高等学校教員666万円43.9歳79,050人
23販売類似職業従事者665万円40.4歳88,650人
24その他の営業職業従事者661万円42.4歳907,410人
25機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く)659万円42.2歳236,130人

出典は厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の職種別の表(職種(小分類)別の第1表)です。年収は「きまって支給する現金給与額(2025年6月分)×12+年間賞与その他特別給与額(調査の前年にあたる令和6年1年間)」で計算していて、計算の詳しい中身は次の章に書きました。

ちなみに、この表の144職種を労働者数で重み付けして平均すると、年収は約545万円でした(こちらでの計算です)。管理職を含む平均なので、「自分の年収が平均より上か下か」を見るときは、同じ職種の数字と比べるほうが目安になります。

年収の計算のしかたと、数字を読むときの注意点

ランキングの数字は、次の計算で出しています。

  • 年収=「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」
  • 「きまって支給する現金給与額」は、2025年6月分として支払われた給与のうち、基本給・各種手当に加えて、残業代などの超過労働給与も含み、税金や保険料を引く前の額です
  • 「年間賞与その他特別給与額」は、調査の前年(令和6年)の1月から12月までの1年間の賞与・期末手当などです

この計算には、読むときの注意が5つあります。

  1. 賞与は前年1年分、毎月の給与は6月分と、対象の月が違います。実際の手取りではなく、あくまで目安です
  2. 残業代が含まれます。同じ年収でも、残業が多い職種と少ない職種では働き方がまったく違います
  3. 平均年齢が違います。たとえば管理的職業従事者は平均51.5歳・勤続22.6年、航空機操縦士は39.7歳です。年齢が高い職種は、その分、年収が高く出ます
  4. 対象は従業員10人以上の事業所です。従業員9人以下の会社の数字は入っていません
  5. 推計労働者数が少ない職種は、調査に回答した人数も少なく、年によって動きが大きくなります

「平均年収」は、その職種の全員の真ん中ではなく平均なので、一部の高い人に引っ張られます。求人を探すときは、平均よりも、後半で紹介する「年齢別」や「会社の規模別」の数字のほうが、自分に近い目安になります。

上位の仕事は、入口の条件で5つに分けて考える

ランキングの上位をそのまま眺めても、未経験から転職できる仕事かどうかは分かりません。入口の条件で分けると、次のようになります。

入口の条件ランキング上位や、その周辺に出てくる職種未経験からの転職
国家資格・免許が前提航空機操縦士、医師、歯科医師、獣医師、公認会計士・税理士、薬剤師、法務従事者(法務の専門職の区分)資格を取るところから。数年単位の勉強や養成課程が要る
大学院・研究経験が前提になりやすい大学教授、大学准教授、研究者キャリアの途中からは入りにくい
経験を積んでから就く管理的職業従事者(部長・課長など)、その他の経営・金融・保険専門職業従事者最初の職種でなく、数年後の到達点として見る
技術職・専門職システムコンサルタント・設計者、電気・電子・機械・輸送用機器・建築・土木の技術者、ソフトウェア作成者未経験の募集は一部。学歴や専攻、資格を求められることがある
営業・現場の仕事各種の営業、電気工事、機械の整備・修理、自動車組立、鉄道運転など未経験歓迎の求人がある。ただし職種によって差が大きい

転職で現実的に狙えるのは、下の2行(技術職・専門職、営業・現場の仕事)です。次の章からは、この2つのグループを中心に見ていきます。

なお、表の「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」は、分類名のとおり、経営や金融・保険の専門職のうち他の区分に入らないものをまとめた区分です。賞与が年間約244万円と高く、年収を押し上げています。具体的にどんな仕事が含まれるかまでは、この統計だけでは分かりません。

未経験から入れて、年収が高めの仕事①営業職

営業は、未経験歓迎の求人がもっとも多い職種です。Re:WORKの営業の求人(職種区分が営業のもの)は3,570件で、そのうち2,667件が未経験歓迎です(2026年10月17日時点)。

統計では、営業は次のように分かれています。

統計上の区分年収(目安)平均年齢
金融営業職業従事者674万円37.1歳
その他の営業職業従事者661万円42.4歳
機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く)659万円42.2歳
自動車営業職業従事者586万円39.9歳
保険営業職業従事者541万円46.8歳

求人の「法人営業」「個人営業」は、上の表の「その他の営業職業従事者」「機械器具・通信・システム営業」などにまたがります。そのため、求人と統計が1対1で対応するわけではありません。

営業の特徴は、年齢とともに年収が伸びやすいことです。「その他の営業職業従事者」は、25〜29歳で513万円、30〜34歳で597万円、35〜39歳で647万円でした。一方で、インセンティブ(歩合)の割合は会社によって大きく違うので、求人では「固定給がいくらか」と「インセンティブの条件」を分けて確認します。

営業の年収の現実は未経験から営業職で年収はどれくらい?も参考になります。

未経験から入れて、年収が高めの仕事②施工管理・電気工事・機械の整備

統計で年収が高めに出る現場系の職種は、建築技術者(679万円)、土木技術者(625万円)、電気工事従事者(628万円)、機械の整備・修理(はん用・生産用・業務用機械器具・電気機械器具整備・修理従事者で571万円、その他の機械整備・修理従事者で598万円)などです。

建築技術者と土木技術者は、国の職業分類で「計画・設計・工事監理・技術指導・施工管理・検査などの技術的な仕事」と定義されていて、施工管理も含まれます。Re:WORKでも、建築・土木・設備の求人は1,998件あり、うち未経験歓迎は503件です(特定の会社への大きな偏りはありません。入口の目安になるのは、未経験歓迎の503件です)。求人タイトルが「施工管理・設備保守管理・環境保全」の区分は864件、そのうち未経験歓迎が429件でした。この区分には設備の保守管理も含まれるので、施工管理だけの件数ではありません。

統計上の区分25〜29歳30〜34歳35〜39歳全年齢
建築技術者551万円636万円710万円679万円
土木技術者555万円599万円668万円625万円
電気工事従事者532万円610万円728万円628万円
その他の機械整備・修理従事者504万円540万円626万円598万円

20代後半の時点で500万円台に届いている職種が多いのが、この4つの特徴です。ただし超過実労働時間(残業の時間)を見ると、建築技術者は月17時間、電気工事従事者は月17時間、土木技術者は月12時間でした(2025年6月の平均)。働き方まで含めて選ぶなら、求人の「残業時間」と「年間休日」を必ず確かめます。

施工管理の年収の実態は施工管理の年収はどれくらいか、電気工事は未経験から電気工事士に転職できるかに書いています。

IT・ソフトウェアは年収が高めでも、未経験歓迎は少ない

ソフトウェア作成者の年収は578万円で、25〜29歳は485万円、35〜39歳は636万円でした。システムコンサルタント・設計者は889万円と、もっと高くなります。

ただ、未経験で入れるかどうかは別の話です。Re:WORKのITエンジニア(システム・アプリ・インフラ)の求人は406件で、そのうち未経験歓迎は46件、約1割です(2026年10月17日時点)。営業の約75%、全体の約60%と比べると、かなり少ないことが分かります。

IT職は「未経験歓迎」と書いてあっても、研修の期間や、入社後に就く業務の範囲が会社によってかなり違います。募集要項では、最初の配属先(開発なのか、テストやヘルプデスクなのか)と、その後のキャリアの例を確かめておきます。IT未経験の年収は未経験エンジニアの年収で詳しく書いています。

製造・運転・事務・販売・介護は、年収の伸び方が違う

求人が多い職種でも、年収の伸び方は職種によってかなり違います。次の表は、同じ統計で25〜29歳・30〜34歳・35〜39歳の年収を並べたものです。

職種25〜29歳30〜34歳35〜39歳全年齢の平均
その他の営業職業従事者513万円597万円647万円661万円
機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く)509万円586万円667万円659万円
金融営業職業従事者561万円702万円803万円674万円
自動車営業職業従事者491万円560万円639万円586万円
保険営業職業従事者392万円438万円511万円541万円
建築技術者551万円636万円710万円679万円
土木技術者555万円599万円668万円625万円
ソフトウェア作成者485万円560万円636万円578万円
電気工事従事者532万円610万円728万円628万円
自動車組立従事者469万円540万円623万円592万円
機械検査従事者403万円483万円520万円523万円
その他の機械整備・修理従事者504万円540万円626万円598万円
営業用大型貨物自動車運転者472万円512万円524万円507万円
営業用貨物自動車運転者(大型車を除く)427万円462万円482万円449万円
総合事務員458万円523万円568万円541万円
販売店員367万円387万円402万円385万円
介護職員(医療・福祉施設等)358万円384万円414万円388万円
警備員418万円434万円431万円380万円

この表から読み取れることは3つあります。

  • 営業・建築や土木の技術者・電気工事は、30代後半で600万円を超える。伸び幅が大きい
  • 大型トラックの運転者は、20代後半の472万円が35〜39歳の524万円までゆるやかに伸びる。若いうちは高めだが、その後の伸びは小さい
  • 販売・介護・警備は、年代が上がっても伸び幅が小さい。警備員は30代以降、ほぼ横ばい

販売・介護・警備が低いのは、職種の価値が低いからではなく、給与の仕組みの違いです。昇給の幅が小さい職種は、「役職に就く」「資格を取って手当をつける」「会社の規模が大きいところに移る」のどれかで年収を上げる形になります。

製造業は、同じ「製造」でも職種で差があります。自動車組立従事者は592万円、機械検査従事者は523万円、金属工作機械作業従事者は484万円、食料品・飲料・たばこ製造従事者は397万円でした。Re:WORKの製造系の求人は2,456件ですが、そのうち組み立て・マシンオペレーター・塗装の区分の上位1社が4割を占めるなど、一部の会社に偏りがあります。製造の求人に応募するときは、「何を作る会社か」と「交代勤務かどうか」の2点で年収が大きく変わると考えてください。

事務職は、総合事務員が541万円、その他の一般事務従事者が529万円と、統計上は意外と高めです。ただし、Re:WORKの事務・管理の求人は558件と、営業の3,570件に比べて少なめです(558件は上位1社が約3割を占めます)。事務職は求人の数が営業より少なく、一部の会社の掲載が多い区分です。応募先を広めに比べてください。

同じ職種でも、会社の規模で年収は大きく変わる

統計は、従業員1,000人以上・100〜999人・10〜99人の3つに分けて数字を出しています。同じ職種でも、会社の規模で次のような差がありました。

職種企業規模 1,000人以上100〜999人10〜99人
その他の営業職業従事者783万円613万円552万円
建築技術者860万円659万円585万円
ソフトウェア作成者641万円555万円518万円
自動車組立従事者661万円447万円343万円
総合事務員650万円504万円420万円
販売店員393万円383万円364万円
介護職員(医療・福祉施設等)400万円397万円368万円
営業用大型貨物自動車運転者544万円559万円468万円

営業や建築技術者は、1,000人以上の会社と10〜99人の会社で、年収に200万円以上の差が出ています。自動車組立は、さらに大きく、1,000人以上で661万円、10〜99人で343万円です。一方、販売店員や介護職員は、会社の規模による差が小さい職種です。

この差は、会社の規模そのものが年収を決めているというより、規模が大きい会社ほど賞与・手当・昇給の制度が整っていることが多い、と読むのが自然です。未経験からの転職では、いきなり大企業に入るのは難しいことが多いので、まず中小企業で経験を積み、そのあと規模の大きい会社に移る、という順番も選択肢になります。

年収の中身を読む|残業の少なさ・賞与の割合・求人票の初任給との開き

年収が高くて、残業が少なめの職種はあるのか

年収が高いだけでなく、残業が少なめの職種を探したい方も多いと思います。同じ統計の表には、職種ごとの「超過実労働時間数」(所定の労働時間を超えて働いた時間)が載っています。年収550万円以上で、月の超過が12時間以内、推計労働者数が5万人以上の職種を抜き出すと、次のとおりです。

職種年収(目安)月の残業時間(超過実労働時間)推計労働者数
その他の経営・金融・保険専門職業従事者1135万円10時間63,150人
大学教授(高専含む)1083万円1時間69,370人
管理的職業従事者967万円2時間1,758,300人
システムコンサルタント・設計者889万円11時間174,140人
研究者802万円8時間181,620人
企画事務員737万円11時間492,930人
大学講師・助教(高専含む)712万円6時間58,690人
高等学校教員666万円4時間79,050人
販売類似職業従事者665万円11時間88,650人
その他の営業職業従事者661万円10時間907,410人
土木技術者625万円12時間308,050人
他に分類されない技術者612万円11時間145,290人
その他の情報処理・通信技術者610万円12時間214,820人
他に分類されない専門的職業従事者583万円11時間153,120人
ソフトウェア作成者578万円12時間817,860人
薬剤師567万円10時間94,850人
その他の商品販売従事者558万円9時間128,010人
診療放射線技師556万円9時間62,540人

表のうち、教授・研究者・教員・薬剤師・診療放射線技師などは資格や学歴が前提です。未経験から現実的に目指せるのは、「その他の営業職業従事者」(月10時間)、「ソフトウェア作成者」(月12時間)、「土木技術者」(月12時間)あたりです。

ここで気をつけたいのは、この残業時間が2025年6月の1か月の、職種全体の平均だということです。月末や年度末が忙しい会社もあれば、そもそも残業代が出ない固定給の会社もあります。実際の求人では、「月の平均残業時間」「固定残業代の有無」を確かめます。

毎月の給与と賞与の割合で見る

同じ年収でも、毎月の給与が高い職種と、賞与の比率が高い職種があります。賞与は会社の業績で増減するので、賞与の割合が高いほど、年によって年収が動きやすくなります。

職種毎月の給与(きまって支給する現金給与額)年間賞与年収に占める賞与の割合
その他の営業職業従事者42.6万円149万円約23%
建築技術者45.6万円132万円約19%
電気工事従事者41.1万円134万円約21%
ソフトウェア作成者39.1万円110万円約19%
自動車組立従事者39.6万円117万円約20%
総合事務員35.6万円114万円約21%
営業用大型貨物自動車運転者38.7万円43万円約8%
販売店員28.2万円46万円約12%
介護職員(医療・福祉施設等)27.8万円55万円約14%
警備員28.8万円34万円約9%

営業・建築技術者・電気工事・総合事務員は、賞与が年収の2割前後を占めています。一方、大型貨物ドライバーや警備員は、賞与は1割未満で、年収の大半が毎月の給与(残業代を含む)です。求人票を比べるときは、「月給に残業代が含まれるか」「賞与は何か月分か」を並べて見ると、年収の差が分かりやすくなります。

この表の毎月の給与には残業代などの超過労働給与が含まれます。たとえば大型貨物ドライバーは、所定内の給与だけを見ると、表の数字より低くなります。

求人票の初任給と、統計の年収にはなぜ開きがあるのか

統計の年収を見たあとで求人票を開くと、「月給が思ったより低い」と感じることがあります。これは、見ている数字が違うためです。統計は全年齢・全勤続年数の平均で、求人票の月給は入社時の条件(多くは月給の下限)だからです。

Re:WORKの求人で、主な職種区分の月給の下限(中央値)と件数を並べると、次のようになります(2026年10月17日時点)。求人タイトルの先頭にある職種区分の名前で数えています。組み立て…・保全…・一般事務…の区分は、上位1社が2.5〜4割ほどを占めているため、件数と月給は一部の会社の影響を受けます。

求人の職種区分求人数うち未経験歓迎月給の下限の中央値
個人営業1,799件1,529件25.0万円
法人営業1,242件868件24.0万円
施工管理・設備保守管理・環境保全864件429件24.4万円
組み立て・組付け・マシンオペレーター・塗装838件513件24.3万円
保全・メンテナンス・保守435件204件22.2万円
ドライバー・ドライバー補助83件68件23.3万円
一般事務・庶務事務97件75件20.5万円

月給の下限の中央値は、どの区分も20万円台前半から25万円ほどです。統計の「25〜29歳」の年収が500万円前後でも、入社時の月給が25万円前後なのは、賞与や手当、昇給、残業代の積み上げで年収が伸びていくためです。入社時点の月給は25万円前後の求人が中心なので、「何年目でいくらになるか」を面接で聞いておくと安心です。

年収と並べて比べたい年間休日の平均は、年間休日の平均の記事で確認できます。

年収が高い求人の探し方|チェックリストと目標別の職種

求人票で確かめる7つの点

求人票で「月給30万円以上」「年収500万円以上」と書いてあっても、内訳を確かめないと、実際の働き方とずれることがあります。確認する点を、チェックリストにしました。

  • 月給に固定残業代(みなし残業)が含まれているか。含まれているなら、何時間分か
  • 賞与は「年2回」だけでなく、実績(前年の月数)まで書いてあるか
  • インセンティブは、固定給とは別にいくら出るのか。達成条件は何か
  • 年収の「例」が、入社何年目・どの役職の人のものか
  • 年間休日は何日か(120日以上か)。土日祝休みか、シフト制か
  • 転勤や出張がどれくらいあるか(手当が出るか)
  • 資格手当や住宅手当など、条件を満たすと上乗せされる手当があるか

求人票の読み方は求人票の見方|給与・休日・残業で見落としやすい12項目に詳しく書いています。

また、同じ職種でも、年収は「どの会社で、何年目か」で変わります。いま下がるとしても、数年後の伸び方まで含めて比べるのが現実的です。転職で年収が上がる人と下がる人の違いも参考にしてください。

年収500万円・400万円を目指す職種の選び方

統計の数字を目安にすると、次のようになります。

目標目安になる職種到達までの目安(統計の年齢別の数字から)
年収500万円営業、建築・土木の技術者、電気工事、機械の整備、自動車組立25〜29歳で500万円前後の職種が多い(自動車組立は30代前半で540万円)
年収400万円上記に加えて、大型以外の貨物ドライバー、総合事務、介護、警備25〜29歳で350〜450万円台。30代で400万円台に届く職種が多い

職種を選ぶときは、「いまの年収が高いか」よりも、「30代になったときにどこまで伸びるか」を見るほうが、後悔しにくくなります。年収別の職種は年収500万円を目指せる仕事一覧と年収400万円を目指せる仕事に、さらに詳しく書いています。

Re:WORKの求人から探すなら、営業の未経験歓迎の求人や、建築・土木・設備の未経験歓迎の求人が入口になります。

よくある質問

Q. 給料が一番高い仕事は何ですか?

令和7年の賃金構造基本統計調査から計算すると、推計労働者数が5,000人以上の職種では、航空機操縦士(約1,632万円)、医師(約1,512万円)、その他の経営・金融・保険専門職業従事者(約1,135万円)の順でした。いずれも資格・免許や専門の経験が前提になります。

Q. 未経験から年収500万円を狙える仕事はありますか?

統計では、営業・建築や土木の技術者・電気工事・機械の整備などが、20代後半から30代前半で500万円前後に届いています。未経験で入れる求人があるのは、このうち営業と、施工管理を含む建築・土木の仕事です。年収は会社や評価で差が大きいので、求人ごとに確認してください。

Q. 資格がなくても給料が高い仕事はありますか?

あります。営業職は資格が必須ではなく、統計でも約540〜670万円でした。ただし、成果によって年収が変わる仕組みの会社が多いので、固定給とインセンティブの内訳を確かめてください。

Q. 平均年収と、求人票の年収が合わないのはなぜですか?

統計の平均には、管理職や勤続の長い人が含まれます。求人票の年収は、多くの場合、入社時の条件か、一部の人の実績を示しています。比べるなら、統計の「25〜29歳」「30〜34歳」の数字のほうが近くなります。

Q. 年収が高い仕事は、きつい仕事ですか?

必ずしもそうではありません。残業は職種ごとに大きく違い、たとえば大型貨物ドライバーは月の超過実労働時間が33時間、建築技術者は17時間でした(2025年6月)。年収だけでなく、残業時間・休日も合わせて見てください。たとえば、大型貨物ドライバーは月の超過実労働時間が33時間、建築技術者は17時間でした(2025年6月)。年収だけでなく、残業時間・休日も合わせて見てください。

Q. 年収が低めに出る職種はどこですか?

同じ表で下位に並んだのは、ビル・建物清掃員(約297万円)、クリーニング職・洗張職(約298万円)、紡織・衣服・繊維製品製造従事者(約319万円)などです。平均年齢が50歳前後と高く、勤続が長くても賞与が小さい職種が目立ちます。ただ、これは全国の平均で、会社や地域によって幅があります。

まとめ|年収が高い仕事は「入口」と「伸び方」で選ぶ

  • 給料が高い仕事の上位は、パイロット・医師・歯科医師など、資格や学歴が前提の仕事が多い
  • 未経験から狙いやすいのは、営業・建築や土木の技術者(施工管理を含む)・電気工事・機械の整備。20代後半から30代前半で500万円前後に届く職種がある
  • IT職は年収が高めだが、Re:WORKでは未経験歓迎が約1割。入社後の配属先を確かめる
  • 同じ職種でも、会社の規模で200万円以上の差が出ることがある
  • 求人票は、固定残業代・賞与の実績・インセンティブの条件・年間休日を見て比べる

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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

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許可番号
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