面接の持ち物チェックリスト|転職で必要なもの・あると安心なもの

面接の持ち物チェックリスト|転職で必要なもの・あると安心なもの

転職の面接で持っていくものは、基本として応募書類(履歴書・職務経歴書)、筆記用具とメモ帳、スマートフォン、企業の連絡先と場所がわかるもの、現金やICカードの5つです。ほかは「あると安心」の扱いで、忘れても面接が受けられなくなるものはほとんどありません。

この記事では、面接の持ち物を「必須」「あると安心」「Web面接のとき」の3つに分けて表にしました。カバンの選び方、最終面接や内定後に増える書類、忘れたときの対処、前日のチェックリストまでまとめます。あわせて、持ち物そのものより差がつきやすい「当日までに確認しておくこと」も書いています。

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面接の持ち物は3つに分けて考えると迷わない

面接の前日になって「何を持っていけばいいのか」と調べる人は多いです。調べると持ち物の一覧が20個、30個と出てきて、かえって不安になることがあります。そこでまず、持ち物を3つに分けます。

  • 必須…これが無いと面接が成り立たない、または企業に迷惑がかかるもの
  • あると安心…無くても面接は受けられるが、あると慌てずに済むもの
  • 状況によって必要…Web面接、筆記試験、実技、遠方からの移動など、条件がある場合だけ必要なもの

面接官は、カバンの中身を見るわけではありません。見られているのは、約束の時間に着いたか、書類が整っているか、メモを取る姿勢があるか、といった「結果として見える部分」です。持ち物はそれを支えるための準備だと考えると、全部を完璧にそろえる必要はなく、必須の5つを確実に持つだけで足ります。

転職の面接で持っていくもの(基本の5つ)

まずは必須のものです。表の「忘れたとき」の欄も見ておくと、当日あわてません。

持ち物使う場面ポイント忘れたとき
応募書類(履歴書・職務経歴書)面接官が手元に置いて質問する企業に事前に送っている場合でも、同じものを持参する。クリアファイルに入れて折れや汚れを防ぐ正直に伝え、後日送ると言う。できれば近くのコンビニで印刷できるデータを用意しておく
筆記用具とメモ帳条件や次の選考日程をメモする黒のボールペンと、A5かB6くらいのメモ帳が扱いやすい。メモ帳の最初のページに質問したいことを書いておく受付で借りるのは避け、近くで買う。スマホのメモ機能は面接中は使いにくい
スマートフォン連絡・地図・遅刻時の電話前日に充電する。建物に入る前にマナーモードかアラームオフにする充電切れに備えて、会社の電話番号と住所は紙にも書いておく
企業の連絡先と場所がわかるもの遅刻や道に迷ったとき担当者名、電話番号、住所、集合階を書いたメモ。案内メールの印刷でもよい案内メールをスマホで開けるようにしておく
現金・ICカード交通費、急な買い物電車が止まったときにタクシーに切り替えられる程度の現金があると安心キャッシュレスが使えない場所に備え、千円札と小銭を少し持つ

この5つのうち、いちばん大切なのは応募書類です。企業側が事前に目を通していても、面接官が手元の紙で確認することもあります。履歴書と職務経歴書は、折らずにそのまま渡せる状態にしておくと、受け取る側の手間が少なくなります。

書類の書き方に不安があるときは、未経験転職の職務経歴書の書き方を先に見ておくと、持参する書類そのものを整えられます。

応募書類は何部持っていくか

基本は1部です。ただし面接官が複数人いる可能性が高いとき(最終面接など)は、予備として2〜3部あると、「他の者にも見せたいので」と言われたときにそのまま渡せます。コピーを持っている場合は、原本と見分けがつくように、渡すのはコピーで構わないかを先に聞きます。

書類をクリアファイルに入れるときは、折り目がつかないようA4が入るカバンを選びます。カバンについては後ろの章で書きます。

あると安心な持ち物(無くても面接は受けられる)

次は、無くても困らないけれど、あると慌てずに済むものです。全部持つ必要はなく、自分の面接に合うものを選びます。

持ち物あると助かる場面メモ
腕時計待合室で時刻を確認するとき、面接中に時間を気にするときスマホを取り出すより自然。音の鳴らないもの
ハンカチ・ティッシュ夏場の汗、雨の日、手を拭くとき面接前にトイレで整えるとき用にも
折りたたみ傘雨の日濡れた傘は受付で袋に入れて持つ。ビニール傘より小さい折りたたみのほうが扱いやすい
モバイルバッテリー移動が長いとき、スマホで地図を使い続けるとき面接中は出さない。カバンの底に入れておく
予備のストッキング・替えのシャツ電線や汗で身だしなみが崩れたとき移動中に着替える場所があるとは限らないので、駅のトイレなどで直せる小さなもの
手鏡・くし・目立たない色のヘアゴム風や雨で髪が乱れたとき建物に入る前に身だしなみを確認する
求人票の控え(印刷またはスマホ画面)仕事内容や給与条件を確認したいとき面接中に出さなくてよい。待ち時間に読み返すためのもの
企業の資料・メモ(調べた内容)逆質問を考えるとき面接前に1ページにまとめておく
資格証や免許証の写し職務で必要な資格がある場合提示を求められたときのためのもの。原本は持参しなくてよい場合が多いが、案内に従う
のど飴・水緊張で声がかすれるとき建物に入る前に飲む。面接中は飲まない
常備薬・絆創膏革靴で靴ずれしたとき、頭痛のとき薬は自分に合うものだけ

この表の中では、モバイルバッテリーと折りたたみ傘は、困ったときの影響が大きいので持っておくと安心です。スマホの充電切れは連絡手段の喪失につながり、雨で書類が濡れる被害も大きいためです。書類をクリアファイルに入れておくのは、そのための保険にもなります。

逆に、あると便利と言われがちでも、面接では使わなくてよいものもあります。たとえば電卓、印鑑、分厚い手帳などです。入れておくカバンが重くなると、移動中に疲れて表情にも出ます。荷物は「軽く、すぐ取り出せる」を優先します。

面接用のカバンの選び方

面接のカバンには、特に決まりはありません。ただし、中身を整えて持っていける形にしておくと印象が安定します。選ぶときの目安は次の4つです。

  • A4の書類が折れずに入る…履歴書や職務経歴書は、A4サイズがそのまま入る大きさが基本です。
  • 床や椅子に置いたとき、自立する…面接室では足元や椅子の横に置くことが多いため、倒れにくいカバンだと扱いやすいです。
  • 黒・紺・ベージュなど落ち着いた色…目立つ色や大きなブランドロゴは、避けておくと無難です。
  • ファスナーやフタで閉じられる…書類やスマホが落ちないようにするためです。

リュックサックは、業種によっては問題なく使えますが、ビジネス用のものを選ぶと印象が安定します。企業から「服装自由」「カジュアルで」と案内されている場合は、落ち着いたデザインのリュックでも構いません。迷うときは、手に持てるビジネスバッグが無難です。Re:WORKの求人では、服装自由の求人が927件(2026年10月17日時点)あります。

季節・天候・移動距離で変わる持ち物

同じ面接でも、季節や天気によって、持ち物は少し変わります。面接日が決まったら、天気予報も一緒に確認します。

状況追加で持つもの理由
夏汗拭きシート、替えのインナー、ハンカチ建物に入る前に汗を整える。到着してからの余裕が違う
冬コートを入れる袋、カイロ、マスクコートは建物の外で脱ぐ。手が冷えると書類の受け渡しがぎこちなくなる
雨・雪折りたたみ傘、タオル、防水の靴、書類を入れるクリアファイル濡れた服で入ると、床や椅子を濡らす。書類が濡れる被害が大きい
遠方・前泊洗面用具、替えのシャツ、モバイルバッテリー移動で服がシワになる。早めに着いて整える
午後や夕方の面接口臭ケア用品、軽い食事空腹で集中が切れるのを防ぐ。食事は面接の1時間前までに
筆記試験・適性検査がある黒のボールペン、消しゴム、鉛筆、腕時計時計が使えない会場もあるため。持ち込める物は案内で確認

香水や強い香りの柔軟剤は、面接室のような狭い空間では気になる人がいます。無香料に近いもののほうが無難です。

企業から持ち物の指定があったときは、案内を最優先する

面接の案内メールや電話に「当日お持ちいただくもの」が書かれていたら、この記事の一般的なリストよりも、その案内を優先します。企業によって指定されやすい持ち物には、次のようなものがあります。

  • 履歴書・職務経歴書の原本(メールで送ったあとも、紙で持参するよう指定されることがある)
  • ポートフォリオ(制作物)や作品集…クリエイティブ職や設計職
  • 資格証・免許証の写しまたは提示…運転が必要な職種、国家資格が必要な職種
  • 筆記用具…筆記試験や適性検査が当日に組まれている場合
  • 作業しやすい服装・上履き…工場や現場の見学・実技がある場合
  • 本人確認書類…受付や入館手続きで求められる場合

案内の文章があいまいな場合は、面接の前日までに「当日持参するものは、履歴書と職務経歴書で足りますでしょうか」と1通メールで聞いておくと確実です。遅くとも前日の営業時間内に聞きます。当日の朝になって聞くのは、担当者の手を止めることになるため避けます。

転職エージェントを通した応募なら、担当者に聞けることもあります。面接前の準備の流れは転職活動のマナー完全ガイドにまとめています。

持ち物の次に大事な「当日までに確認しておくこと」

面接で慌てる原因は、持ち物の不足よりも、確認不足のほうが多いです。次の項目を前日までに確認しておくと、当日の不安が減ります。

確認すること確認する方法見落としやすい点
集合の時刻と場所案内メールを読み直す「到着は10分前」などの指定があるか。ビルの名前が同じで別棟になっていないか
受付の場所と階案内メールの地図、企業サイト1階ではなく、上階に受付があるビルもある
経路と所要時間乗換案内アプリ朝のラッシュ、乗換の距離、徒歩の時間を足して余裕を30分ほど見る
担当者の名前と部署案内メール受付で名乗るときに必要。「〇時に面接のお約束をいただいている〇〇です」と言えるようにする
面接の形式・時間案内メール個人面接か集団面接か、適性検査があるか、所要時間はどのくらいか
服装の指定案内メール「服装自由」「私服で」と書かれているとき。迷ったら転職面接の服装・マナーを確認
応募した求人の内容求人票、企業サイト仕事内容、給与、休日、勤務地を再確認しておくと質問にも答えやすい

面接会場の最寄り駅には、予定の30分前に着いておくと安心です。ただし、企業に着くのは5〜10分前が一般的です。早く着きすぎても、受付や担当者の手を止める原因になるので、近くのカフェなどで時間をつぶし、書類の見直しをしてから向かいます。

前日の夜にやることチェックリスト

前日の夜に次の手順で準備すると、当日の朝はカバンを持つだけで出られます。

  1. 案内メールを読み直し、日時・場所・持ち物の指定を確認する
  2. 履歴書と職務経歴書を印刷し、誤字や空欄がないか見る。クリアファイルに入れる
  3. 筆記用具とメモ帳をカバンに入れ、メモ帳の最初のページに聞きたいことを3つ書く
  4. スマホを充電し、案内メールの内容をスクリーンショットで保存しておく(電波が悪い場所でも見られる)
  5. 経路を調べ、乗換案内で到着時刻を確認する。遅延対策に別ルートも1つ見ておく
  6. 服を出し、シワや汚れ、ボタンの取れかけを確認する。靴も磨いておく
  7. 求人票と企業サイトを読み直し、志望動機と自己紹介を声に出して言ってみる
  8. カバンに入れる荷物を決めて、すべて入れる。朝に入れ忘れないよう、玄関に置く

この中で特に効果があるのは、7番の「声に出して言ってみる」です。頭の中では言えると思っていても、声に出すとつまる箇所が見つかります。自己紹介は、直近の仕事、強み、志望の一言の順にまとめると言いやすくなります。

当日までに確認しておく質問の内容は、一次面接で聞かれることの記事で整理しています。

Web面接のときの持ち物と準備

Web面接は、持ち物が少ない代わりに、機材と環境の準備が大切です。対面の面接で履歴書をカバンに入れる代わりに、Web面接では「画面に映るもの」と「通信環境」を整えます。

準備するもの理由チェックポイント
パソコンまたはスマホと、安定した通信環境映像と音声が途切れないようにするWi-Fiが不安定なら有線接続やテザリングも用意。前日に面接用ツールの動作確認をしておく
充電器・電源面接中のバッテリー切れを防ぐパソコンはACアダプタをつないだまま使う
イヤホンまたはヘッドセット相手の声が聞き取りやすくなる音が漏れにくく、周囲の雑音を拾いにくいもの。ワイヤレスは接続切れに注意
手元の応募書類(紙)質問されたときに見返せるカメラの映る範囲の外に置く。読み上げているように見えないよう、視線に注意
筆記用具とメモ帳条件や次回日程をメモメモを取るときは「メモを取ってもよろしいでしょうか」と一言断ると丁寧
企業の連絡先(緊急用)接続できなかったとき連絡する面接用のURLと電話番号を、すぐ見られる場所に置く
背景(壁・カーテン)映り込みを防ぐ生活感のあるものが映らないようにする。詳細はWeb面接のカメラ位置・背景・照明

Web面接では、カメラの映る範囲に入っているものが、そのまま「持ち物」になります。机の上に書類やコップがあふれていないか、開始の5分前にカメラで確認します。音声が出ない、カメラが映らないといった事故は、前日の動作確認でほとんど防げます。Re:WORKの求人でも、オンライン面接に対応している求人は4,373件(2026年10月17日時点)あり、対面とWebのどちらにも備えておくと選択肢が広がります。

AI面接や録画面接の準備は、AI面接・録画面接の記事で説明しています。

最終面接・二次面接で増える持ち物と、内定後に求められやすい書類

二次面接や最終面接でも、持ち物の基本は一次面接と変わりません。ただし、次の点は変わることがあります。

  • 面接官が役員や社長など、人数が増えることがある…応募書類の予備を2〜3部、持っておくと安心です。
  • 条件面(給与・入社時期)の話が出る…現職の退職の見通しや、入社可能な日を考えておき、メモ帳に書いて持っていきます。
  • 書類の提出を求められることがある…前職の源泉徴収票など、会社の案内に従って持参します。

二次面接以降の質問や準備は、転職の二次面接で聞かれることと対策、最終面接については転職の最終面接で落ちる原因と対策が使えます。

内定後〜入社時に提出を求められやすい書類は、会社によって違います。次の表は「よくある例」で、必要かどうかは必ず内定後の案内に従ってください。面接の段階で用意する必要はありません。

書類使われ方どこでもらうか
雇用保険被保険者証入社先で雇用保険の手続きをするとき前職の会社が保管、または退職時に渡される
源泉徴収票入社先で年末調整をするとき(その年に前職で働いた分)前職の会社が発行(退職後に届くことが多い)
基礎年金番号がわかるもの厚生年金の手続き年金手帳、基礎年金番号通知書など
マイナンバーがわかるもの入社先の手続きマイナンバーカード、通知カードなど(会社の案内に従う)
卒業証明書・資格証など学歴・資格の確認学校、資格を出した機関(会社が求めた場合のみ)

ここでは「面接の持ち物には含めない」ことだけ覚えておけば足ります。内定が出てから、案内に沿って前職の会社に依頼すれば間に合います。

持ち物を忘れたときの対処法

前日に準備しても、当日になって忘れ物に気づくことはあります。ケース別の対処を表にまとめます。共通するのは、気づいた時点で早めに企業に連絡することと、言い訳をせず、事実と対応策だけを伝えることです。

忘れたもの家を出る前に気づいた場合面接会場の近くで気づいた場合
履歴書・職務経歴書印刷し直す。時間が足りなければ、面接の開始前に電話で伝える近くのコンビニで印刷する。時間が足りなければ連絡し、面接の最初に「持参を忘れました」と伝えて、後日郵送かメールで送る許可を得る
筆記用具・メモ帳家にあるものを入れるコンビニで買う
スマホ取りに戻る時間があるか判断し、無理なら固定電話や家族の電話から企業に連絡する公衆電話や近くの店で連絡する。地図がなくても、案内メールの住所を紙に控えていれば行ける
企業の連絡先案内メールを保存した端末で確認企業サイトを検索して、代表電話にかける
財布・ICカード取りに戻る。無理なら交通手段を確認して、企業に遅れる可能性を伝える家族や知人に連絡するか、駅に相談する
傘(雨の日)コンビニで買う近くのコンビニで買う。濡れた場合は、ハンカチかタオルで拭いてから入る

時間に遅れそうなときは、遅れが確定する前に電話で連絡します。遅れる理由、到着予定の時刻、お詫びを短く伝えます。メールでは気づかれないことがあるため、直前なら電話が確実です。書類を忘れたことより、連絡がなかったことのほうが、印象に残ります。

職種によって追加で持っていくと役に立つもの

応募する職種によって、面接で見せられるものや、確認されやすいことが変わります。必須ではありませんが、次のものがあると話が具体的になります。

応募する職種あると役に立つもの使い方
営業これまでの売上・実績をまとめたメモ、名刺入れ(現職の名刺は渡さない)数字を聞かれたときに、正確に答えるための確認用。実績の数字を盛らない
販売・サービス・接客身だしなみを整える小物、店舗の下見で気づいたことのメモ志望動機で「お店の様子を見に行って感じたこと」を話すときの材料になる
製造・工場・現場系動きやすい靴、見学や体験があるときの上履き・作業着の指定確認面接のあとに現場見学が入ることがある。案内に書かれていれば従う
物流・ドライバー運転免許証(提示を求められた場合)、免許の種類・取得年を書いたメモ免許の条件確認があることがある。持参の指示があれば原本を持つ
事務パソコンスキルの整理メモ(使えるソフト、できる操作)ExcelやWordでできることを具体的に聞かれたときに答えやすい
IT・Web・クリエイティブポートフォリオ(URLを控えた紙、またはタブレット)、制作物の説明メモ見せるものがあるときは、通信状況に左右されないよう、紙やオフラインでも見られる形にする

未経験の職種に応募するときは、実績や作品がなくて当然です。そのときは、これまでの仕事で意識していたことや、応募先の仕事に近い経験を、メモに1枚まとめておくだけで十分です。未経験の営業職で聞かれやすい内容は、営業職の面接でよく聞かれる質問と回答例にまとめています。

到着から退室まで、持ち物をどう出し入れするか

持ち物は、持っていくだけでなく、いつ出していつしまうかも決めておくと動きが落ち着きます。対面の面接なら、次の流れが基本です。

  1. 建物に入る前…スマホをマナーモードにする。コートを脱いで腕にかける。身だしなみを整える。
  2. 受付…取り次ぎの伝言を伝える。このとき書類はまだ出さない。カバンはすぐに開けられる位置に持つ。
  3. 待合室…カバンは足元か隣の席に置く。求人票やメモ帳を見て待つ。スマホは長く操作しない。
  4. 入室…カバンは椅子の横の床に置く。コートは椅子の背かカバンの上に置く。
  5. 書類を求められたとき…クリアファイルから出して、相手が読める向きにして両手で渡す。
  6. 面接中…メモ帳とペンは手元に置き、必要なときだけ開く。条件面や日程だけをメモする。
  7. 退室…忘れ物がないか椅子の周りを確認する。資料を受け取ったら、折らずにクリアファイルに入れる。
  8. 建物を出てから…スマホを確認し、面接で言われた内容をメモ帳に書き足す。記憶が新しいうちに、聞かれた質問と答えた内容も書いておくと、次の選考に活きる。

面接のあとに感謝を伝えたい場合は、お礼のメールを送る方法もあります。必須ではないので、無理のない範囲で考えます。

カバンの置き方

面接室では、カバンは椅子の横か足元の床に置きます。机の上や、隣の空いた椅子には置きません。受付で預けるよう指示された場合は、貴重品とスマホ、書類だけを取り出して持っていきます。コートは建物に入る前に脱いで、裏返して腕にかけ、面接室では椅子の背に置くか、たたんでカバンの上に置く形にします。

面接の持ち物でやりがちなNG

持ち物そのものより、「持っているものの扱い方」で印象が下がることもあります。次の点は気をつけます。

  • スマホをマナーモードにしていない…着信音は面接の流れを止めてしまいます。電源を切るか、アラームも含めて音を消します。
  • 書類がシワ・折れ・汚れだらけ…クリアファイルに入れて持ち、カバンの中で他のものに押されないようにします。
  • カバンの中が整理されていない…書類を出すときにガサゴソ探すと、面接の最初の印象が崩れます。書類はカバンの取り出しやすい場所に入れます。
  • 面接中に飲み物を出す…待ち時間も含めて、面接室には飲み物を持ち込みません。飲むなら建物に入る前に。
  • 面接官に渡す書類を、封筒ごと渡す…受付や面接官に渡すときは、封筒から出して、向きを揃えて両手で渡します。
  • メモ帳を開きっぱなしにして、顔を見ない…メモは要点だけにして、相手の顔を見て話す時間を残します。

面接の最後に逆質問を求められたときのために、メモ帳に質問を書いておくと便利です。質問の例は面接の逆質問|好印象な質問例50で選べます。

よくある質問

Q. 転職の面接に、印鑑は必要ですか?

面接では使わないことが多いです。案内に「印鑑をお持ちください」と書かれていない限り、持参しなくて構いません。内定後の入社手続きで印鑑が必要になる会社もあるため、その段階で会社の案内に従います。

Q. 履歴書は、メールで送ったあとも紙で持っていくべきですか?

案内に「持参不要」とあれば不要ですが、書かれていないなら、念のため1部持っていくのが無難です。面接官がその場で見ながら質問することがあるためです。持参する場合は、メールで送ったものと同じ内容にしておきます。

Q. 腕時計はつけていったほうがいいですか?

必須ではありませんが、あると便利です。面接中にスマホを見ると、気が散って見えることがあります。腕時計なら自然に時刻を確認できます。音の鳴るものや、派手なデザインは避けます。

Q. 面接の待合室で、スマホを見ていても大丈夫ですか?

見ていること自体は問題になりにくいですが、ゲームやSNSを長く見るのは避けます。待ち時間には、求人票や企業サイト、自己紹介の確認など、面接に関係することを見ておくと落ち着きます。

Q. 面接でメモを取ってもいいですか?

多くの場合、問題ありません。給与や休日、次回の日程など、聞き間違えると困る内容はメモを取るほうが丁寧です。最初に「メモを取らせていただいてもよろしいでしょうか」と一言断ると、より印象がよくなります。ただし、書くことに集中して相手の顔を見なくなるのは避けます。

Q. 最終面接では、何か特別な持ち物がありますか?

特別なものは基本的にありません。ただし、面接官が増える場合に備えて書類の予備を持つこと、入社可能な時期や条件面を整理したメモを持つことは、役に立ちます。企業から指定された書類があれば、それを優先します。

Q. 転職エージェント経由の面接でも、持ち物は同じですか?

基本は同じです。エージェント経由の場合は、企業ごとの注意点(書類の持参方法、集合場所、服装の指定など)を担当者に聞けることもあるので、前日に確認すると確実です。

まとめ|面接の持ち物は「必須の5つ」と「当日までの確認」で足りる

  • 必須の持ち物は、応募書類、筆記用具とメモ帳、スマホ、企業の連絡先と場所がわかるもの、現金・ICカードの5つ
  • あると安心なものは、腕時計、折りたたみ傘、モバイルバッテリー、予備のストッキングなどから、自分に必要なものを選ぶ
  • Web面接では、持ち物より機材と通信環境、背景の確認が大切。前日に動作確認をする
  • 企業から持ち物の指定があれば、一般的なリストより案内を優先する。あいまいなら前日までにメールで確認する
  • 忘れ物に気づいたら、早めに連絡して事実と対応策だけを伝える。連絡がないほうが印象に残る

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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

未経験からの転職支援に特化した転職エージェント「Re:WORK」を運営。求職者一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を行い、長く働けるホワイト企業への転職を実現しています。

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運営会社
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許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
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