履歴書の免許・資格欄の書き方|正式名称の一覧と勉強中・取得見込みの書き方

履歴書の免許・資格欄の書き方|正式名称の一覧と勉強中・取得見込みの書き方

結論から言うと、履歴書の免許・資格欄は「普通自動車第一種運転免許 取得」「日本商工会議所主催 簿記検定試験2級 合格」のように、正式名称を省略せず、取得した年月順に書くのが基本です。勉強中のものや取得見込みのものも、その旨を添えれば書けます。資格が一つもないときは、欄を空にせず「特になし」と書きます。

この記事では、免許・資格欄の基本ルール、運転免許の正式名称と書き分け、よく書かれる資格の正式名称の一覧、書く順番、勉強中・取得見込み・失効したものの扱い、資格がないときの書き方をまとめます。書き方の根拠は、ハローワークインターネットサービスの「応募書類」のパンフレット、道路交通法、警察庁の資料です。

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免許・資格欄の基本ルール|書き方の型

免許・資格欄の書き方には、守る型があります。ハローワークのパンフレットでは、免許・資格は正式名称で書き、免許は「取得」、資格や検定は「合格」を末尾につける形が示されています。

項目書き方やりがちなミス
年月免許・資格を取得した年月を書く。年号は学歴・職歴と同じ和暦か西暦に揃える年だけで月が抜ける。和暦と西暦が混ざる
名称正式名称で書く。主催団体名が付く検定は、団体名から書く「普通免許」「日商簿記」「英検」など略称で書く
末尾免許・登録・修了などは「取得」、試験・検定は「合格」末尾を書かない、または「取った」と書く
点数・級級や点数のある検定は、級・点数まで書く「TOEIC取得」と点数を書かない
書く順番古い順に書く。数が多いときは応募先に響くものから先に書く取得日がばらばらのまま順不同で並べる

ハローワークの書き方の例は、「普通自動車第一種運転免許 取得」「TOEIC700点 取得」「日本商工会議所主催 簿記検定2級 合格」のようなものです。この3つの形を覚えておけば、ほとんどの資格に応用できます。

年月が分からない資格の調べ方

運転免許や古い資格は、取得の年月が思い出せないことがあります。次のように確認できます。

資格調べ方の例
運転免許免許証の表面や裏面に交付日や取得日が書かれている。免許の種類ごとの取得日は、免許証の取得日の欄で確認できる
簿記・英検・漢検など合格証書や成績証明書、団体のマイページ。紛失したときは、団体に再発行を申請できる
技能講習・研修の修了修了証。実施した団体や、勤務先で受けた講習なら総務に確認する
国家資格の免許・登録免許証や登録証。登録年月が分からないときは、登録先の窓口に確認する

どうしても分からないときは、年だけ書いて月を空ける書き方より、確認してから書くほうが信頼されます。確認の手間は、後の入社手続きでも役に立ちます。

運転免許の正式名称|普通・準中型・中型・大型の違い

「普通免許」は通称で、履歴書の正式名称は「普通自動車第一種運転免許」です。道路交通法第84条は、運転免許を第一種・第二種・仮免許の3つに分け、第一種免許には次の10種類があると定めています。

第一種運転免許の種類履歴書での書き方の例
大型自動車免許大型自動車第一種運転免許 取得
中型自動車免許中型自動車第一種運転免許 取得
準中型自動車免許準中型自動車第一種運転免許 取得
普通自動車免許普通自動車第一種運転免許 取得
大型特殊自動車免許大型特殊自動車第一種運転免許 取得
大型自動二輪車免許大型自動二輪車第一種運転免許 取得
普通自動二輪車免許普通自動二輪車第一種運転免許 取得
小型特殊自動車免許小型特殊自動車第一種運転免許 取得
原動機付自転車免許原動機付自転車第一種運転免許 取得
けん引免許けん引第一種運転免許 取得

バスやタクシーなど、お客さんを乗せて運転するための免許は第二種免許で、大型・中型・普通の自動車第二種免許などがあります。第二種免許を持っている人は「普通自動車第二種運転免許 取得」と書きます。

運転できる車の大きさ|警察庁の区分

普通・準中型・中型・大型は、車両総重量や最大積載量、取得できる年齢で分かれています。警察庁の資料では次の区分です。

免許の区分車両総重量最大積載量取得できる年齢と条件
普通3.5トン未満2トン未満18歳以上
準中型7.5トン未満4.5トン未満18歳以上
中型11トン未満6.5トン未満20歳以上で、普通免許などの保有が通算2年以上(19歳以上で1年以上の人は、特例教習を受けて取得できる場合がある)
大型11トン以上6.5トン以上21歳以上で、普通免許などの保有が通算3年以上(同様の特例がある)

準中型免許は、2017年(平成29年)3月12日に新設されました。この日より前に普通免許を取得した人は、車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満の車を運転できる範囲が引き続き認められています(免許証の条件欄などで確認できます)。ドライバーの仕事に応募する場合、自分の免許で運転できる車両の範囲は、免許証の表面と裏面の記載や警察の案内で確認し、履歴書には取得した免許の正式名称を書きます。トラックドライバーの免許の違いは未経験からトラックドライバーに転職する方法にもあります。

AT限定・条件付きの書き方

AT限定のように条件のついた免許は、一般的には名称のあとに( )で条件を添えます。たとえば「普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」と書きます。MT車を運転する仕事に応募するときは、限定解除の日を別の行で「限定解除」と書き足す方法もあります。応募先の求人票に「普通免許(AT限定可)」のような指定があれば、その条件を満たしていることが分かるように書きます。

中型免許の取得費用や期間は、トラックの中型免許の費用と期間の記事で説明しています。

よく書かれる資格の正式名称一覧

資格の名称は、主催している団体や制度によって、正式名称がはっきり決まっています。略称で書くと、読み手が資格の種類を判断しにくくなります。迷ったときは、試験を行っている団体の公式サイトで表記を確認してください。

通称履歴書での書き方の例主催・根拠
日商簿記日本商工会議所主催 簿記検定試験2級 合格日本商工会議所・各地の商工会議所
TOEICTOEIC Listening & Reading Test 730点 取得一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)
英検実用英語技能検定2級 合格公益財団法人日本英語検定協会
漢検日本漢字能力検定2級 合格公益財団法人日本漢字能力検定協会
ITパスポートITパスポート試験 合格独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の国家試験
危険物危険物取扱者 乙種第4類 取得消防法に基づく国家資格。試験は一般財団法人消防試験研究センター
フォークリフトフォークリフト運転技能講習 修了労働安全衛生法に基づく技能講習(最大荷重1トン以上)
衛生管理者第一種衛生管理者免許 取得(または第二種)労働安全衛生法に基づく国家資格
宅建宅地建物取引士資格試験 合格(登録後の書き方は、不動産適正取引推進機構や都道府県の案内で確認)国家資格。試験は一般財団法人不動産適正取引推進機構
介護の入門研修介護職員初任者研修 修了都道府県が指定した研修事業者が実施
電気工事士第二種電気工事士 取得電気工事士法に基づく国家資格
登録販売者登録販売者試験 合格(販売従事登録を済ませたあとは「登録販売者 登録」)都道府県が実施する試験
MOSマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) Word(受験したバージョンを認定証どおりに) 合格マイクロソフト社の認定資格

表の資格は例です。宅建・衛生管理者・初任者研修・電気工事士・登録販売者・MOSは、制度や名称が改められることがあります。履歴書に書く前に、試験団体や行政の公式サイトで、最新の正式名称と書き方を確認してください。

「合格」「取得」「修了」の使い分け

末尾使う場面例
取得免許・登録・免状など、免許証や登録証が交付されるもの。点数が付く検定(TOEICなど)普通自動車第一種運転免許 取得/危険物取扱者 乙種第4類 取得
合格試験や検定に受かったもの日本商工会議所主催 簿記検定試験2級 合格
修了講習や研修を終えたものフォークリフト運転技能講習 修了/介護職員初任者研修 修了

資格によって、合格だけでは名乗れず、登録や免許の交付を受けて初めて資格になるものがあります。その場合は「試験合格」と「登録・取得」の違いを意識して、状況に合った末尾にします。

TOEIC・英検・簿記の書き方|点数・級・有効期間の考え方

点数や級のある検定は、ほかの資格より書き方で迷いやすい分野です。

検定書き方のポイント
TOEICテストの種類(Listening & Reading Test)、点数、スコア取得の年月を書く。スコアの有効期間は、運営団体の説明では取得から2年とされているので、古いスコアは書き方に注意する
英検「実用英語技能検定」の正式名称で、級まで書く。準2級・準1級は「準」を落とさない
日商簿記「日本商工会議所主催 簿記検定試験」のあとに級を書く。「日商簿記検定試験」と書いてもよい。1〜3級以外に、初級やBASIC(原価計算初級)などの区分もあるため、受けた区分を確認する
漢検「日本漢字能力検定」に級を添える。準2級・準1級は「準」を落とさない

TOEICのスコアは、期限を過ぎても「取得した事実」として書くことはできますが、応募先が求めているのは最近の英語力であることが多いので、最近受けた結果があればそちらを書きます。英語を使う仕事に応募するときは、点数の古さが気になる人は、再受験を検討するのも手です。資格の活かし方はTOEIC転職で有利なスコアの目安、簿記の資格は転職に有利?も参考になります。

フォークリフトなど技能講習・特別教育の書き方

製造や物流の仕事では、国家資格以外に、労働安全衛生法に基づく技能講習や特別教育を履歴書に書く場面が多くなります。種類によって書き方が変わります。

種類特徴書き方の例
技能講習修了すると修了証が交付される。フォークリフトは最大荷重1トン以上の機械の運転が対象フォークリフト運転技能講習 修了
特別教育事業者が行う教育。最大荷重1トン未満のフォークリフトなどが対象フォークリフト運転特別教育 修了
免許試験に合格して免許証が交付される。クレーンや玉掛けの一部もこの区分がある○○免許 取得

フォークリフトの資格は、更新や有効期限について疑問が出やすい分野です。フォークリフト免許に更新はある?で確認できます。免許証や修了証には、発行した団体や交付番号が書かれているので、名称や日付はそれを見て書き写すと間違いません。

国家資格・公的資格・民間資格の違いと書き方

履歴書の免許・資格欄には、種類の違う資格が混ざりやすくなります。違いを知っておくと、名称の確認先も分かります。

種類特徴名称の確認先
国家資格法律に基づいて、国または国が認めた機関が与える資格。危険物取扱者、電気工事士、衛生管理者など根拠となる法令、試験団体の公式サイト
公的資格省庁や自治体が認定・後援する資格。日本商工会議所の簿記検定、実用英語技能検定、日本漢字能力検定など主催団体の公式サイト
民間資格民間団体や企業が独自に認定する資格。MOSなどのベンダー資格、各種協会の認定資格認定団体の公式サイト
講習・研修の修了修了証が出る。技能講習、介護職員初任者研修など修了証、実施した団体

どの種類でも、書き方の型は同じです。ただし、名称の似た民間資格は多く、団体名を付けずに書くと、どの資格か読み手に伝わらないことがあります。民間資格は、認定団体の名前を先に書く形が分かりやすくなります。

書く順番と取捨選択|多いときはどう絞る?

ハローワークのパンフレットでは、免許・資格は、応募先の仕事に関係があるものや、アピールになるものを選んで書くようにとされています。数が多いときは、次の順で選びます。

  1. 応募する仕事に直結するもの:経理職なら簿記、ドライバーなら運転免許、介護なら介護職員初任者研修など
  2. 仕事で使う基礎スキルを示すもの:パソコンの検定、語学の検定、普通自動車免許など
  3. 国家資格や公的な資格:信頼性が伝わりやすい
  4. それ以外:趣味に関する検定などは、特技欄や自己PRで触れる

書く順番は、基本は取得の古い順ですが、応募先にアピールしたいものを先に書く並べ方も認められています。欄が足りなくなったときは、取捨選択して、優先度が高いものから埋めます。技能(たとえばパソコンの操作)は、「※」を付けて資格欄の下に付記する方法がハローワークの書き方で示されています。

応募する仕事先に書きたい免許・資格の例
営業普通自動車第一種運転免許、日商簿記、語学検定
事務・経理簿記、MOS、秘書検定などのパソコン・事務系
物流・倉庫フォークリフト運転技能講習、普通・準中型・中型などの運転免許
製造危険物取扱者、玉掛け技能講習、フォークリフト、ガス溶接技能講習など
介護・福祉介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士
ITITパスポート試験、基本情報技術者試験、各種ベンダー資格
販売・接客普通自動車第一種運転免許、語学検定、接客系の検定

資格の名前が仕事と一致しなくても、仕事の基礎になるものがあれば書いて構いません。転職に有利な資格ランキングや受験資格なしで取れる国家資格で、仕事別の選び方も確認できます。

免許・資格の履歴書欄が足りないとき・多いときの工夫

履歴書の免許・資格欄の行数は様式で決まっているため、持っている資格の数によって、足りなくなったり余ったりします。次の工夫で調整します。

状況工夫の例
欄が足りない応募する仕事に関係するものを優先し、関係の薄いものは省く。免許・資格欄の広い様式に変える方法もある
欄が余る運転免許だけでも書く。技能として付記できるもの(パソコンの基本操作など)があれば「※」で足す
資格名が長く1行に収まらない名称を途中で切らず、2行に分けて書く。2行目は少し下げて書くと読みやすい
データで作る履歴書同じ様式の行数に縛られないが、1ページ目に収める読みやすさを優先する

短い一覧でも、読み手が必要な情報を拾える形が基本です。余白を無理に埋めるより、必要な項目を正確に書くほうが評価につながります。

勉強中・取得見込み・失効した資格の書き方

取得済みではない資格をどう書くかは、迷う人が多いポイントです。ハローワークのパンフレットは、取得見込みのものや、失効したもの、一部の科目だけ合格したものも、その旨を明記して書くことができるとしています。

状況書き方の例補足
試験日が決まっている(受験予定)日本商工会議所主催 簿記検定試験2級 受験予定(2027年2月)試験日が確定している場合のみ
合格したが、登録や免許の交付がまだ宅地建物取引士資格試験 合格(登録手続き中)手続きの状況が事実どおりであること
勉強中(試験日は未定)日商簿記2級 取得に向けて勉強中免許・資格欄ではなく、志望動機や自己PRで触れる方法もある
一部の科目だけ合格している○○試験 一部科目合格(科目名)科目合格の有効期限がある試験は、期限内かを確認する
失効した、更新していない○○免許 取得(現在は失効)実務で使えないものを、使えるかのように書かない
取得から時間がたち、内容が古い取得した年月を正確に書く年月を書くことで、新旧が伝わる

取得見込みを書くときは、「いつまでに取得する予定か」を確認しておきます。面接で聞かれたときに、勉強の進み具合を答えられる状態にしておくと、意欲が伝わります。

資格の勉強は、働きながら進める人も多くいます。時間の取り方は働きながら資格を取って転職は可能にまとめています。

資格が何もないときの書き方

免許・資格が1つもないときは、欄を白紙のまま出さず、「特になし」と書きます。白紙だと、書き忘れなのか、本当にないのか、読み手が判断できません。

状況書き方
運転免許も含めて資格がない特になし
運転免許だけ持っている普通自動車第一種運転免許 取得(これだけでも書く)
パソコンは使えるが、検定は受けていない※Word、Excelの基本操作(資格欄の下に技能として付記する方法)
仕事で必要な講習を受けた(社内研修含む)修了証のある講習は、名称と修了年月を書く

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免許・資格欄の記入見本|3パターン

ここでは、書き方の型を見本にします。人物と資格は架空のものです。

見本1:営業職に応募する人(運転免許と簿記を持っている)

年月免許・資格
20159普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
20172日本商工会議所主催 簿記検定試験3級 合格
201911TOEIC Listening & Reading Test 620点 取得

見本2:倉庫・物流の仕事に応募する人

年月免許・資格
20166普通自動車第一種運転免許 取得
202010フォークリフト運転技能講習 修了
20233危険物取扱者 乙種第4類 取得

見本3:資格がほとんどなく、勉強を始めたばかりの人

年月免許・資格
20188普通自動車第一種運転免許 取得
※パソコンの基本操作(Word、Excelでの文書・表の作成)
日本商工会議所主催 簿記検定試験3級 受験予定(試験日が決まっている場合のみ)

見本3のように、持っている資格が少なくても、技能の付記や受験予定で意欲を伝えられます。事実に基づかない内容は書かないでください。

履歴書と職務経歴書での書き分けと、面接での答え方

履歴書と職務経歴書での、資格の書き分け

履歴書の免許・資格欄は、名称と取得年月を並べる欄です。職務経歴書には、資格を書く欄を設ける形式もあり、そちらには仕事での活かし方を一言添えられます。役割は次のように分かれます。

書類書くこと書き方の例
履歴書正式名称、取得年月、末尾(取得・合格・修了)日本商工会議所主催 簿記検定試験2級 合格
職務経歴書資格名に加えて、仕事でどう使ったか、どのくらい使えるか日商簿記2級。前職で月次の仕訳入力と請求書の処理を担当

資格名を2つの書類で食い違わせないように、同じ表記を使います。職務経歴書の書き方は未経験転職の職務経歴書の書き方が参考になります。

面接で資格について聞かれたときの答え方

免許・資格欄に書いたものは、面接で触れられやすくなります。答えを用意しておくと、書類との整合性が取れます。

  1. なぜ取ったのか:仕事の必要、興味、将来の目標など、理由を一言で言えるようにします
  2. どのくらい使えるか:持っているだけか、実務で使ったかを正直に答えます
  3. これからどう活かすか:応募先の仕事との接点を、具体的な場面で話します
  4. 取得見込みのものは、進み具合を答える:試験日、勉強の方法、現在の到達度を、数字がなくても言葉で説明できるようにします

資格の数より、1つの資格について深く話せることのほうが、印象に残りやすくなります。

求人票の資格表記の読み方|「必須」「歓迎」「取得支援」の違い

履歴書に何を書くかは、求人票の資格まわりの表記を読むところから始まります。同じ「資格」でも、求人票での扱いは違います。

求人票の表記意味の目安履歴書での対応
普通自動車免許(必須)応募の時点で持っていることが条件免許・資格欄の先頭に正式名称で書く。AT限定の可否も確認する
普通自動車免許(AT限定可)AT限定でも応募できるAT限定なら(AT限定)と添えて書く
○○資格をお持ちの方歓迎持っていれば有利になるが、必須ではない持っていれば先に書く。持っていなければ、取得に向けた動きを志望動機で触れる方法がある
資格取得支援制度あり入社後に取得を会社が支援する今は持っていなくても応募できる。取りたい資格を面接で伝える
資格手当あり資格の取得に応じて手当が出る手当の対象になる資格を持っていれば、書類に書いて伝える
入社後に取得(取得費用は会社負担)未取得でも入社でき、費用の扱いが会社ごとに決まっている対象の範囲や期間は、面接や条件通知書で確認する

必須の資格を持っていないときは、応募前に、取得見込みでも応募できるかを確認する方法もあります。応募先に直接聞きにくいときは、転職エージェントを通して確認できます。

免許・資格欄のよくあるミス|チェックリスト

  • 運転免許を「普通免許」と略していないか。「普通自動車第一種運転免許」と書いたか
  • 検定は主催団体名から書いたか。「日商簿記」「英検」と略していないか
  • 級や点数まで書いたか。準2級・準1級の「準」を落としていないか
  • 免許は「取得」、試験や検定は「合格」、講習は「修了」と、末尾を使い分けたか
  • 取得した年月を、和暦か西暦に統一して書いたか
  • 応募する仕事に関係するものを、先に書いたか
  • 失効した資格や、取得見込みのものに、その旨を添えたか
  • 資格がないとき、欄を空にせず「特になし」と書いたか

資格の名称は、免許証や合格証書、修了証の記載を見て書き写すのが確実です。手元に資料がないときは、試験団体のホームページや、発行元へ問い合わせて確認します。書類全体の注意は転職エージェントの書類選考に通らない原因7つと対策にあります。

よくある質問

Q. 普通自動車免許は、持っていれば必ず書くべきですか?

書くのが一般的です。運転を伴う仕事でなくても、通勤や営業の移動で使えるかが確認される場合があります。応募先の求人票に、運転免許が条件として書かれているかも確認してください。

Q. 資格が多すぎて、欄に収まりません。

応募する仕事に関係するものから優先して書き、残りは省きます。欄を足したいときは、様式の「免許・資格」欄が広い履歴書に変える方法があります。

Q. 勉強中の資格は書いてもいいですか?

書けます。ただし、受験予定の日や取得見込みの時期が決まっている場合に限り、その旨を添えて書くのが誠実です。決まっていない勉強中のものは、志望動機や自己PRで触れるほうが自然です。

Q. 取得から何年もたつ資格は、書いてもいいですか?

書けます。有効期限のあるもの(TOEICなど)は、取得した年月を正確に書き、期限が切れていることが分かるようにします。免許や国家資格のように期限がないものは、そのまま書いて構いません。

Q. 民間資格や通信講座の修了証は書いてもいいですか?

書けます。仕事に役立つものなら、名称と修了年月を書きます。ただし、主催団体の名前や、講座の正式名称が分かる形で書いてください。信頼性がよく分からない名称だと、読み手が判断しにくくなります。

Q. 免許・資格欄の最後に「以上」は書きますか?

ハローワークのパンフレットで「以上」を書くと示されているのは、職歴の最後です。免許・資格欄については、手元の用紙の記入例や指示に従ってください。

Q. 取得日が同じ年月のものが複数あるときは、どの順で書きますか?

応募先の仕事との関連が強いものから書きます。同じ関連度なら、取得の古い順に並べても構いません。応募先に伝えたいものを先に書く並べ方もあります。

Q. 履歴書に免許証の番号は書きますか?

書く必要はありません。免許・資格欄には、名称と取得の年月を書きます。免許証の番号や交付日の詳細は、内定後の手続きで求められるときに提出します。

まとめ|免許・資格欄は「正式名称・年月・末尾」の3点セット

  • 免許・資格は、取得した年月と正式名称を書く。末尾は免許が「取得」、試験・検定が「合格」、講習が「修了」
  • 運転免許は「普通自動車第一種運転免許」のように、種類と第一種・第二種まで書く。AT限定などの条件は( )で添える
  • 検定は主催団体名から書き、級・点数まで書く。略称では書かない
  • 資格が多いときは、応募する仕事に関係するものを先に書く。取得見込みや失効したものは、その旨を添える
  • 資格がないときは、欄を空にせず「特になし」と書く
  • 名称が分からないものは、免許証・合格証書・修了証、または試験団体の公式サイトで確認する

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この記事の執筆・監修

大林 諒

株式会社Nexly 代表取締役

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運営会社
株式会社Nexly
許可番号
有料職業紹介事業 28-ユ-301343
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