退職時にもらう書類|離職票・源泉徴収票が届かないときの連絡先と返すもの

退職時にもらう書類は、離職票、源泉徴収票、雇用保険被保険者証、年金手帳(基礎年金番号通知書)、退職証明書(希望する場合)の5つを押さえれば、転職でも失業保険でも困りません。このうち離職票と源泉徴収票は、退職日に手渡されず、あとから郵送で届くことが多い書類です。
この記事では、書類ごとに「何に使うか」「いつ届くか」「届かないときの連絡先」を、会社に頼む順番、ハローワークに相談する順番でまとめます。返すものについても、マイナ保険証に移行した現在の扱いで書きます。公的な内容は厚生労働省、e-Gov法令、協会けんぽなどで確認したものだけを載せています。
Re:WORKの求人データ(2026年10月17日時点・公開求人13,784件)
- 未経験歓迎の求人 8,207件(全体の60%)
- ブランクOK 3,216件・第二新卒歓迎 7,212件
- オンライン面接可 4,373件(退職後の転職活動もオンラインで進められる求人)
退職時にもらう書類の全体像|まずは一覧で
最初に、全部の書類を一覧にします。「もらう」「返す」「必要なら頼む」で分けて見てください。
| 書類 | 主な使い道 | いつ手元に届くか | 出す先 |
|---|---|---|---|
| 離職票(-1・-2) | 失業保険の手続き | 退職後、会社の手続きのあとに郵送などで届く | ハローワーク(失業保険を受ける場合) |
| 源泉徴収票 | 年末調整(次の会社)、確定申告 | 退職後1か月以内に交付される決まり | 次の会社、税務署 |
| 雇用保険被保険者証 | 次の会社での雇用保険の手続き、離職票の手続き | 退職時に返却、または次の会社へ会社間で渡る場合もある | 次の会社 |
| 年金手帳(基礎年金番号通知書) | 厚生年金・国民年金の手続き | 会社が預かっている場合は退職時に返却 | 次の会社、市区町村 |
| 退職証明書 | 国保・年金の手続き、次の会社への提出 | 希望すれば会社が交付する | 市区町村、次の会社 |
| 健康保険の資格喪失の書類 | 国民健康保険の加入手続き | 希望すれば会社や保険者が発行する | 市区町村 |
この中でいちばん問題になりやすいのは、離職票です。失業保険の手続きは離職票が届かないと始められないので、届く時期の目安と、届かないときの動き方をこのあとの「離職票」の見出しで詳しく書きます。
離職票|失業保険の手続きに必須で、届くのを待つ書類
離職票は、正式には「雇用保険被保険者離職票」で、-1と-2の2種類があります。失業保険(雇用保険の基本手当)をもらうときに、ハローワークへ出します。
離職票-1と-2は何が違う?
- 離職票-1:被保険者番号や、口座の登録に使う書類。失業保険の支給を受ける口座を書く欄があります
- 離職票-2:離職の理由と、退職前の賃金が書かれた書類。失業保険の金額や、給付の開始時期に関わります
離職票-2には、離職の理由が書かれます。自己都合か会社都合かで、給付が始まる時期や日数が変わるので、届いたら離職理由の欄を必ず確認します。内容が事実と違うと思ったら、ハローワークで異議を申し立てることができます。
いつ届く?
会社は、離職日の翌々日から10日以内に、ハローワークへ「資格喪失届」を出す決まりです(雇用保険法施行規則 第7条)。離職票は、この手続きのあとにハローワークで交付され、会社を通じて本人に届きます。会社の事務の進め方によって、届くまでの日数は変わります。退職後すぐに届かなくても、すぐに異常とは言えません。
届く日数に公的な決まりはありませんが、退職後2週間ほど待っても連絡がないときは、会社に確認するのが目安です。退職時に、「離職票はいつ頃、どう届きますか」と聞いておくと、確認の連絡もしやすくなります。
離職票が不要なケース
失業保険を受け取らない予定の人は、離職票は必須ではありません。会社は、本人が離職票を希望しない場合、離職証明書の作成を省略できます。ただし、59歳以上の人は、希望の有無にかかわらず省略できません(雇用保険法施行規則 第7条)。あとから失業保険を受けたくなる場合もあるので、迷うときは「希望します」と伝えておくほうが安全です。
マイナポータルで受け取れる
2025年1月20日から、会社が電子申請で手続きをしている場合、離職票をマイナポータルで受け取れるようになりました。マイナポータルでは5年間確認でき、スマートフォンで表示した画面でも、ハローワークで離職票として扱われます(厚生労働省のQ&A)。受け取り方は会社の対応状況で違うので、退職前に「紙で届くのか、マイナポータルか」を会社に聞いてください。
書類が届く経路は、紙とマイナポータルの2つ
| 経路 | 特徴 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 郵送(紙) | 会社から自宅へ。原本を持ってハローワークへ行く | 引っ越し予定がある場合は、新住所を会社に伝える。受け取ったら写真を撮って控えを残す |
| マイナポータル(電子) | 2025年1月20日から。5年間確認できる。画面を見せて手続きできる | 会社が電子申請に対応している場合だけ。マイナンバーカードでのログインが必要 |
どちらで受け取るかは、会社の対応状況で決まります。電子で受け取りたいときは、退職前に会社へ希望を伝えます。マイナポータルの案内が届いても、ログインできる状態でなければ見られないので、カードの有効期限と暗証番号も事前に確かめておきます。
離職票が届かないときの連絡の順番
届かないときは、次の順番で動きます。
- 会社の人事・総務に連絡する:手続きの状況を聞く。ハローワークへの届出が済んでいるか、発送はいつかを確認する
- 期限を決めて、再度連絡する:返事がなければ、書面(メールなど)で依頼した記録を残す
- ハローワークに相談する:住んでいる地域のハローワークの窓口で、事情を伝える。本人確認書類と、退職したことが分かる書類を持っていく
- 会社が手続きをしないとき:ハローワークを通じて、離職票の交付を求める手続き(確認請求)ができる場合がある
ハローワークでの相談は、会社への連絡を何度か試したあとが基本です。ただし、会社と連絡がつかない場合や、手続きを断られた場合は、早めにハローワークへ行って構いません。具体的な持ち物や手順は、ハローワークによって違うので、事前に電話で確認してください。
離職票が手元にない間も、健康保険と国民年金の手続きは待ってくれません。失業保険の自己都合と会社都合の違いを知っておくと、届いた離職票の読み方も分かります。ハローワークでの求職登録は求職者マイページの使い方の記事を見てください。
離職票は、ハローワークに出すまでは自分で保管する書類です。折り曲げや汚れがあっても使えることが多いですが、記載の読めない部分があると確認に時間がかかります。クリアファイルに入れて、他の書類と分けて保管します。
離職票をなくしたときは、再交付ができる場合があります。ただし、失業保険の手続きですでにハローワークに提出した離職票は、再交付できないとされています。受け取ったらすぐにコピーを取る、スマホで撮影しておく、という保管の仕方がおすすめです。
書類まわりのトラブルと、最初にやること
| トラブル | 最初にやること |
|---|---|
| 離職票が届かない | 会社に手続きの状況を確認する。返事がなければ、ハローワークに相談する |
| 離職票の離職理由が違う | 失業保険の手続きの際に、ハローワークの窓口で異議を伝える。会社の書き方と食い違う場合は、ハローワークが事実を確認する |
| 源泉徴収票が1か月たっても届かない | 会社の経理に連絡し、再発行を依頼する |
| 雇用保険被保険者証をなくした | ハローワークで再交付を受ける。本人確認書類を持っていく |
| 年金の番号が分からない | 年金事務所で確認する。マイナンバーカードがあれば手続きに使える場合がある |
| 会社が書類を出してくれない | 書面やメールで依頼した記録を残し、ハローワークや労働基準監督署に相談する |
会社とのやり取りは、できるだけ文面で残します。電話で頼んだ場合も、「◯月◯日に電話でお願いしました」と、メールで一度書いておくと、あとでハローワークに相談するときの材料になります。
離職票の離職理由が、あとの手続きにどう響くか
離職票-2の離職理由は、自己都合か会社都合かの判断のもとになります。次の表は、失業保険の基本的な違いです。
| 項目 | 自己都合で辞めた場合 | 倒産・解雇など会社都合(特定受給資格者)の場合 |
|---|---|---|
| 受給に必要な加入期間 | 離職前2年間に、被保険者期間が通算12か月以上 | 離職前1年間に、被保険者期間が通算6か月以上 |
| 待期期間 | 7日 | 7日 |
| 給付制限期間 | 原則1か月(2025年4月1日以降の退職。5年以内に2回以上自己都合で受給資格の決定を受けた場合などは3か月) | なし |
| 国民健康保険の軽減 | 原則、対象外 | 対象になる(非自発的失業者の軽減) |
離職票-2には、会社が書いた離職理由が記載されます。記載に納得できないときは、失業保険の手続きの際にハローワークの窓口で伝えます。契約期間が満了して更新されなかった場合など、「特定理由離職者」として、会社都合に近い扱いになるケースもあります。自己都合と会社都合の違いの記事も確認してください。
自分の離職理由が分からないとき
- 会社に、離職票に書いた離職理由のコードと内容を聞く
- 契約更新がなかった、会社の都合で退職を促された、といった事情があれば、メモにして持っていく
- ハローワークの窓口で、事実関係を説明する。証拠になる書類(雇用契約書、メール、解雇通知など)があると、確認がスムーズに進む
退職の理由は、のちの転職活動で聞かれることもあります。伝え方は志望動機・退職理由の答え方の記事が参考になります。
雇用保険の加入期間が足りないとき・加入していなかったとき
短期間で辞めた場合や、働いていた会社で雇用保険に入っていなかった場合は、失業保険の対象にならないことがあります。離職票が出ない、あるいは出ても受給資格がない、というケースです。
- 自己都合で辞めた場合は、離職前2年間に被保険者期間が12か月以上必要です。ひとつの会社で足りなくても、前の会社の期間と通算できる場合があります(空白が長くなければ)
- 会社を変えて間が空いた場合は、前の職場の加入期間が通算されるかどうかが、加入の間隔や、過去に失業保険を受けたかどうかで変わります(雇用保険法 第14条)。判断はハローワークがするので、被保険者証や過去の離職票のコピーを持っていきます
- 雇用保険に入る条件を満たす働き方をしていたのに、会社が手続きをしていなかったと思う場合は、早めにハローワークに確認します。確認の方法や、さかのぼれる範囲は、個別の事情で変わるため、窓口で聞いてください
こうしたケースは、窓口で個別の判断になります。書類が足りない、番号が分からない、という状態でも、まずハローワークに相談すれば、足りないものを案内してもらえます。
離職票をもとにした失業保険の金額と給付日数の出し方は、失業保険はいくら・何日もらえるかの記事で説明しています。
源泉徴収票|次の会社と確定申告で使う
源泉徴収票は、1年間の給与の額と、そこから引かれた所得税の額が書かれた書類です。退職した会社は、退職の日から1か月以内に、本人に交付する決まりです(所得税法 第226条)。
何に使う?
- 年内に再就職する場合:次の会社に出す。次の会社が、前の会社の給与も含めて年末調整をする
- 年内に再就職しない場合:翌年の確定申告で使う。年末調整がされていないため、所得税が戻ることがある(還付申告は5年間できる)
- 退職金がある場合:給与の源泉徴収票とは別に、退職金の源泉徴収票が出る
届かないとき
退職から1か月たっても届かないときは、まず会社に連絡します。再発行を頼める場合が多いです。それでも出ない場合は、税務署に相談します。次の会社の入社時に間に合わないときは、「後日提出する」と伝えれば、入社後に提出することもできます。
年末調整や確定申告は、年内に再就職するかどうかで流れが変わります。
雇用保険被保険者証・年金の番号・退職証明書
雇用保険被保険者証|次の会社の入社手続きで使う
雇用保険被保険者証には、雇用保険の被保険者番号が書かれています。次の会社で雇用保険に入るとき、この番号が必要になります。会社が預かっている場合は、退職時に返却されるか、離職票と一緒に届きます。
なくしたときは、ハローワークで再交付を受けられます。最寄りのハローワークの窓口で申請でき、顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)が1点あれば足りるのが一般的です。郵送での申請は、交付まで2週間程度かかるとされているので、急ぐときは窓口がおすすめです。
再交付を受けずに新しい会社で手続きすると、被保険者番号が変わってしまうことがあります。番号が分かれると、過去の加入期間が通算されず、失業保険の給付日数に影響する場合があるので注意が必要です。次の会社の入社時に、前の会社の被保険者番号が分かるものとして、被保険者証または離職票のコピーを出します。
年金手帳(基礎年金番号通知書)|会社が預かっていれば返してもらう
厚生年金・国民年金に入ると、基礎年金番号が割り当てられます。次の会社でも、国民年金の切り替えでも、この番号が分かる書類が必要です。2022年4月以降、新しく年金に入る人には、年金手帳ではなく「基礎年金番号通知書」が交付されています。
- 会社が預かっている場合は、退職時に返却を頼む
- なくしたときは、年金事務所で基礎年金番号を確認できる。マイナンバーカードがあれば、番号の確認が不要な場合もある
- 次の会社の入社時に、基礎年金番号を聞かれるのが一般的
国民年金への切り替えは、退職日の翌日から14日以内です。窓口では、基礎年金番号が分かるもの、または本人確認書類が必要になります。
退職証明書|必要なときだけ頼む書類
退職証明書は、退職したことと、その事実を会社が証明する書類です。労働者が請求したときは、会社は遅れずに交付する必要があります(労働基準法 第22条)。記載してほしい項目(使用期間、業務の種類、地位、賃金、退職の事由)は、本人が求めたものだけが書かれます。
- 使いどころ:国民健康保険や国民年金の手続きで、退職の事実を示す書類として。離職票が届く前の手続きでも使える場合がある
- 次の会社に求められることもある
- 退職の理由に解雇を挙げた場合は、その理由も書く義務がある
離職票と退職証明書は別の書類です。退職証明書は、希望しないと出てこないので、必要になりそうなら、辞める前に会社に頼んでおくと、退職後の連絡の手間が減ります。
届いたらすぐ確認する|書類ごとの見るポイント
書類は、届いたその日に中身を確認します。間違いがあると、失業保険の手続きや確定申告で止まってしまうためです。
| 書類 | 見るところ | おかしいときは |
|---|---|---|
| 離職票-1 | 氏名・生年月日・被保険者番号。口座を書く欄が空欄か | 氏名の誤りは会社に連絡して訂正を依頼する |
| 離職票-2 | 離職日、離職理由、退職前の賃金の額と支払対象期間 | 離職理由が事実と違うときは、ハローワークの窓口で申し出る |
| 源泉徴収票 | 氏名・住所、支払金額、源泉徴収税額、退職日の記載 | 金額が給与明細と合わないときは会社の経理に確認する |
| 雇用保険被保険者証 | 被保険者番号、氏名、生年月日 | 番号が複数ある場合は、ハローワークで確認する |
| 退職証明書 | 頼んだ項目だけが書かれているか。退職日、在籍期間 | 頼んでいない項目が入っていたら、訂正を依頼する |
離職票-2の賃金の欄は、失業保険の基本手当の金額を決める元になります。直近6か月の賃金の合計が計算に使われます。給与明細と照らして、極端な食い違いがないかを見ておきます。
ケース別の動き方と、手続きの流れの中での書類の使いどころ
ケース別|書類が届く順番と、動き方
| ケース | 動き方 |
|---|---|
| 次の会社が決まっていて、すぐ入社する | 源泉徴収票を次の会社へ。雇用保険被保険者証、基礎年金番号が分かるものも準備。離職票は使わないが、念のため受け取る |
| 空白があり、失業保険を受ける | 離職票が届いたらすぐハローワークへ。国保と国民年金の手続きは、離職票を待たずに進める |
| 空白があるが、すぐ働く予定で失業保険は受けない | 国保と国民年金の手続きを優先。離職票は不要だが、あとで必要になる場合に備えて、退職理由が分かる書類は取っておく |
| 試用期間中・短期間で辞めた | 雇用保険に入っていた期間が短いと、失業保険の条件を満たさない場合がある。源泉徴収票と被保険者証は必ずもらう |
| 会社との連絡がつかない | ハローワークに早めに相談する。退職の事実が分かる書類を取れる範囲で集める |
退職後の手続きの流れの中で、書類はどこで使うか
- 退職日:会社に返すものを返し、もらうものをもらう。離職票の受け取り方を確認する
- 退職の翌日〜14日:国民健康保険と国民年金の手続き。退職証明書や、保険の資格喪失の書類を使う
- 離職票が届いたら:ハローワークで求職の申込みと失業保険の手続き。離職票-1・-2を出す
- 退職から1か月以内:源泉徴収票が届く。内容を確認して保管する
- 入社するとき:源泉徴収票、被保険者証、基礎年金番号を次の会社へ
- 翌年の確定申告:年内に再就職しなかった場合、源泉徴収票を使って還付申告をする
次の会社に出す書類と、転職活動への使い方
次の会社に出す書類|入社時に聞かれるもの
入社時に求められる書類は、会社によって違います。内定のときの案内を読み、次の表と照らして、足りないものを早めに用意します。
| 書類 | いつ必要になるか | 手元にないとき |
|---|---|---|
| 源泉徴収票 | その年の途中で入社するとき(年末調整のため) | 前の会社に依頼する。後日提出でも構わない会社が多い |
| 雇用保険被保険者証 | 入社時の雇用保険の手続き | ハローワークで再交付、または離職票のコピーで被保険者番号を伝える |
| 基礎年金番号が分かるもの | 入社時の厚生年金の手続き | 年金事務所で番号を確認する |
| マイナンバーが分かるもの | 社会保険・税の手続き | マイナンバーカード、または番号が分かる住民票の写し |
| 退職証明書 | 求められた場合だけ | 前の会社に依頼する |
転職先から前の会社の退職理由を聞かれたときの答え方は、志望動機・退職理由の答え方にまとめています。
辞めたあと転職活動に使える時間を、書類で逆算する
書類の到着が遅れると、手続きも転職活動の開始も遅れます。次の表は、手続きと転職活動を並べた例です。日数はあくまで目安で、会社やハローワークで変わります。
| 時期 | 手続き側 | 転職活動側 |
|---|---|---|
| 退職日まで | 書類の受け取り方を会社に確認する | 職務経歴書の下書き。在職中に作れるものは作っておく |
| 退職後の1〜2週間 | 国保・国民年金の手続き。離職票を待つ | 応募先の候補を絞る。面談の日程を押さえる |
| 離職票が届いたら | ハローワークで求職の申込みと失業保険の手続き | 転職エージェントの面談、書類応募を並行して進める |
| 待期・給付制限のあいだ | 失業の認定日に、ハローワークへ行く | 面接。オンライン面接なら移動の手間が少ない |
| 内定が出たら | 源泉徴収票・被保険者証などを次の会社へ | 入社日を決める。入社日が決まれば、空白期間の保険の手続きも整理できる |
失業保険の認定日と面接が重なることもあるので、日程を決めるときは、ハローワークの認定日を先に確認してから面接の日を入れます。在職中と退職後のどちらで活動するかは、在職中と退職後の転職活動を比べた記事が参考になります。
書類の保管と、次の転職活動への使い方
もらった書類は、写真を撮ってからファイルに保管しておくと、再発行や確認で慌てません。保管しておく期間は、少なくとも失業保険の受給が終わるまで、源泉徴収票は確定申告の期限(還付申告は5年)まで、と考えると安心です。
保管するときは、書類の種類ごとにクリアファイルを分け、表紙に「届いた日」と「出す先」をメモしておくと探しやすくなります。紙の書類は撮影した画像も一緒に残し、画像はパスワード付きの場所に入れます。マイナンバーや基礎年金番号が写っているため、共有のフォルダやSNSには置かないようにします。
転職の応募書類で書く退職理由は、離職票の離職理由と食い違わないようにします。ブランクの説明は空白期間の説明方法を参考にしてください。辞めてからの仕事探しは、Re:WORKの求人一覧や、事務・管理の未経験歓迎求人から始められます。
返すものと、退職日までに会社に頼んでおくこと
返すもの|健康保険証・社員証・会社の備品
もらうだけでなく、返すものも一覧にしておきます。
| 返すもの | メモ |
|---|---|
| 有効期限内の資格確認書(扶養家族の分も) | 退職日までしか使えない。退職日の翌日以降に使うと、保険者が負担した医療費を後日返すことになる(協会けんぽ) |
| 従来の健康保険証 | 返却不要(自分で破棄。2025年12月2日以降は使えない)。健康保険組合は組合の案内に従う |
| 資格情報のお知らせ・期限切れの資格確認書 | 返却不要。自分で破棄する(協会けんぽ) |
| 社員証・名刺・入館カード | 会社の規定に従って返す |
| パソコン・スマホ・制服・備品 | 貸与されたものは返す。返却の記録を残す |
マイナ保険証(マイナンバーカード)は、自分のものなので返す必要はありません。退職後は、新しい保険に切り替えるまで、保険者の登録が変わる点に気をつけます。
退職日までに会社に頼んでおくこと|チェックリスト
- 離職票の発行を希望すること(希望しなくても、あとで必要になる可能性があるなら「希望する」と伝える)
- 離職票が紙で届くのか、マイナポータルか、いつ頃届くのか
- 源泉徴収票の送付先の住所(退職後に引っ越す場合は、新住所)
- 雇用保険被保険者証と、年金手帳(基礎年金番号通知書)を預けている場合の返却
- 退職証明書が必要かどうか(必要なら発行を依頼)
- 住民税の払い方(最後の給与から引くのか、納付書で払うのか)
- 退職後の連絡先(電話番号・メールアドレス)を会社に伝える
退職の切り出し方や引き継ぎは、円満退職の進め方、書き方の見本は退職届の書き方を見てください。退職代行を使う場合の書類の受け取り方は、退職代行を使ったあとの転職活動の記事にもヒントがあります。
加入していたかを確かめる方法は、雇用保険の加入条件にまとめています。
よくある質問
Q. 離職票はいつ届きますか?
会社がハローワークに手続きをしたあとに届きます。会社は離職日の翌々日から10日以内に手続きをする決まりですが、届く日は会社の事務の進め方で変わります。2週間ほどたっても連絡がないときは、会社に確認してください。
Q. 離職票が届かないとき、ハローワークには何を持っていけばいいですか?
本人確認書類と、退職したことが分かる書類を持っていきます。必要な書類はハローワークで違う場合があるので、行く前に電話で確認してください。
Q. 失業保険をもらわないなら、離職票はいりませんか?
失業保険を受けないなら、離職票は必須ではありません。ただし、国民健康保険の軽減で離職理由を確認することがあるほか、あとで失業保険を受けたくなる場合もあります。迷うときは、受け取っておくほうが安全です。
Q. 源泉徴収票を失くしたらどうしますか?
前の会社に再発行を依頼します。会社が応じない場合は、税務署に相談してください。確定申告には源泉徴収票が必要になるため、早めに連絡します。
Q. 雇用保険被保険者証が見つかりません。
ハローワークで再交付を受けられます。本人確認書類を持って、最寄りのハローワークの窓口に行きます。次の会社の入社時に、被保険者番号が分かる離職票のコピーなどで代えられる場合もあるので、入社先に相談してください。
Q. 退職時に、健康保険証は返しますか?
2025年12月2日以降、従来の健康保険証は使えません。有効期限内の資格確認書は、退職日までしか使えないので、扶養家族の分も含めて返します。資格情報のお知らせや、有効期限が切れた資格確認書は返却不要です(協会けんぽ)。
Q. 退職証明書と離職票は何が違いますか?
離職票は、失業保険の手続きに使う書類で、ハローワークが交付し、会社を通じて届きます。退職証明書は、退職の事実を示す書類で、本人が請求したときに会社が作ります。用途が違うので、必要なほうを頼みます。
まとめ|届く書類・頼む書類・返す書類を分けて動く
- 退職時の主な書類は、離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証・年金手帳(基礎年金番号通知書)。退職証明書は希望したときだけ出る
- 離職票は失業保険に必須で、あとから届く。届かないときは、会社→ハローワークの順に連絡する
- 源泉徴収票は退職後1か月以内に交付される決まり。次の会社と確定申告で使う
- 被保険者証や年金の番号がなくても、ハローワークや年金事務所で再確認・再交付ができる
- 有効期限内の資格確認書は退職日までしか使えない。返す書類は、扶養家族の分も含めて確認する
Re:WORKは、未経験からの転職に特化した転職エージェントです。辞めたあとの手続きと並行して、仕事探しや書類の準備を進めたいときも、状況に合わせて一緒に確認できます。オンライン面談で全国から相談でき、相談だけでも大丈夫です。
無料・3分で完了
あなたに向いている仕事は?
20問の質問に答えるだけで、あなたの強みと適職が分かります。

